学生はカードローンを借りられる?18歳からの申込条件と審査

お借入れには返済義務があります。貸金業者からの借入総額は貸金業法の総量規制により原則として年収の3分の1までです。18歳・19歳の方への貸付けは、日本貸金業協会の自主規制により金額にかかわらず収入証明書類の確認が行われます。審査結果は申込者の状況により異なり、申込みが承認されるとは限りません。返済にお困りのときは、ページ下部の相談窓口(法テラスなど)をご利用いただけます。

最終更新日:

学生(大学生・専門学校生)でも、アルバイトによる毎月の安定した収入があればカードローンの申込対象です。18歳・19歳の扱いを含め、条件を公式情報だけで整理しました。

結論

学生でも、アルバイト等による毎月の安定した収入があれば申込対象です

収入がまったくない場合は申込対象になりません。そのうえで、学生が押さえる前提は次の3つです。

  • ① 18歳・19歳で申し込める大手はプロミスのみ。プロミスの申込年齢は18〜74歳で、高校生(定時制高校生および高等専門学校生を含む)は申込不可です。申込時19歳以下は収入証明書類の提出が必須です(協会自主規制により金額を問いません)。アコム・アイフル・SMBCモビット・レイクは20歳以上です(各社公式・確認日2026年7月29日)。
  • ② 借入上限は本人年収の3分の1。貸金業者からの借入総額は総量規制により原則として本人年収の3分の1までです(日本貸金業協会・確認日2026年7月29日)。アルバイト年収60万円なら上限の目安は20万円です。仕送りや奨学金はこの「年収」に入りません。
  • ③ 銀行カードローンは20歳以上が前提で、申込当日中の借入は想定されない。今回確認した銀行はいずれも申込条件が満20歳以上で、学生可否の明記もありません。バンクイックはカードの自宅到着まで約1週間です(各行公式・確認日2026年7月29日)。
区分学生(アルバイト収入あり)の扱い申込年齢申込当日中の借入
大手消費者金融5社プロミスは「主婦・学生でも安定した収入があれば可」を公式に明記。他社もアルバイト収入があれば申込対象プロミスのみ18歳〜。他4社は20歳〜対応あり(申込時間・審査により翌日以降になる場合あり)
銀行カードローン学生可否の明記なし。「安定した収入」要件のみ満20歳以上原則できない(カード郵送等で数日〜約1週間)

※各社の個別条件は本文の表を参照(いずれも各社公式サイト・確認日2026年7月29日)。

ヒナコ

ヒナコ

トシ社長、大学の友達が「SNSで知り合った人からお金を借りた」と話していて、心配になりました。カードローンとはどう違うんですか? 正直、消費者金融にも怖いイメージがあって……。

トシ

トシ

そのSNSの「個人間融資」こそが違法な闇金だ。国や都道府県に登録せずお金を貸す行為は貸金業法違反で、法外な利息の要求や個人情報の悪用といった被害が報告されている。一方、大手消費者金融は金融庁の監督下にある正規の登録貸金業者だ。怖がる対象を取り違えないことが、学生の借入では何より大事になる。SNSの「審査なし」「ブラックOK」という甘い言葉には近づかないことだ。

ヒナコ

ヒナコ

正規の会社なら学生でも申し込めるんですね。でも私の後輩は19歳なんです。18歳や19歳の学生でも借りられるんですか?

トシ

トシ

2022年の民法改正で成年年齢が18歳になり、親の同意なしにローン契約ができるようになった。ただし大手で18歳・19歳が申し込めるのは現在プロミスだけで、しかも19歳以下は収入証明書類の提出が金額を問わず必須だ。つまりアルバイト収入とそれを証明する書類がなければ、実質的に借りられない。同時に、成年になると未成年者取消権も使えなくなる。「借りられる年齢になった」ことと「借りてよい状況か」は別の問いとして、このページで順に確認しよう。

学生がカードローンに申し込める条件

本ページは、ご本人にアルバイト収入のある学生(大学生・専門学校生)の方向けです。卒業後にフリーター・パートとして働いている方は パート・アルバイトのカードローンの条件と審査 を、ご本人に収入のない専業主婦(主夫)の方は 専業主婦のカードローンと配偶者貸付の仕組み をご覧ください。

「学生だから借りられない」ということはありません。大手カードローン各社の申込条件の軸は、学生かどうかという身分ではなく、本人に毎月の安定した収入があるかどうかです。プロミスは公式サイトに「主婦・学生でもアルバイト・パートなど安定した収入のある場合はお申込いただけます」と明記し、アコムも公式FAQで、20歳以上で安定した収入と返済能力があり基準を満たせば学生(アルバイト収入)でも契約できるとしています(各社公式・確認日2026年7月29日)。

逆に言えば、収入がまったくない学生は申込対象になりません。ここを曖昧にしたまま「学生でも借りられます」とだけ書く情報が多いのですが、本ページでは入口の条件を正直に確認するところから始めます。

「安定した収入」を各社公式は何と書いているか

各社の公式サイトの記載を、学生に関わる範囲でそのまま確認します(5社全社の逐語比較は パート・アルバイトの申込条件の逐語比較 に整理しています。本ページは学生に固有の部分だけを扱います)。

  • プロミス:「年齢18~74歳のご本人に安定した収入のある方」。主婦・学生でもアルバイト・パートなど安定した収入のある場合は申込可。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込不可(プロミス公式・確認日2026年7月29日)
  • アコム:「20歳から72歳までの安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方であればご契約いただけます。」学生もアルバイト収入があれば同条件(アコム公式FAQ・確認日2026年7月29日)
  • レイク:「満20歳以上70歳以下のお客さまで、安定した収入のあるお客さま(パート・アルバイトで収入のあるお客さまも可)」(レイク公式・確認日2026年7月29日)

共通するのは、「安定した収入」=毎月続いている本人の労働収入という考え方です。週2〜3日のアルバイトでも、毎月の給与収入が続いていればこの条件の土俵に乗ります。単発バイトの収入だけで毎月の収入がない状態は「安定した収入」に当たりにくいと考えられます。

仕送り・奨学金は「収入」にならない

学生の家計は仕送り・奨学金・アルバイト代の3本柱で成り立っていることが多いのですが、このうちカードローンの申込条件で「収入」と扱われるのはアルバイト等の労働収入だけです。

  • 仕送りは親からの援助であり、本人が働いて得た収入ではありません。
  • 奨学金は給付型であれ貸与型であれ、労働の対価ではありません。貸与型はそれ自体が借金です。

「毎月お金が入ってくる」ことと「安定した収入がある」ことは、審査の世界では別物です。仕送りと奨学金で生活していてアルバイトをしていない学生は、申込条件を満たしません。この場合の選択肢は本ページ後半の「学費・生活費が足りないときに借入の前に確認したいこと」で扱います。

アルバイトを始めたばかりの場合

「バイトを始めて1か月ですが申し込めますか」という疑問には、正直にお答えします。各社とも勤続期間の審査基準を公表していません。「勤続◯か月あれば大丈夫」という目安は、根拠をもって示せないため本ページでは書きません。公式情報から言えるのは次の範囲です。

  • 各社の申込条件に勤続期間の下限は書かれていません(確認日2026年7月29日)。
  • 申込フォームの勤務先・入社年月は事実どおりに申告するものです。実際と異なる申告は審査以前に契約上の問題になります。
  • 審査は各社の基準による個別判断で、同じ勤続期間でも収入額や信用情報などの組み合わせで結果は変わります。審査のしくみ全体は カードローン審査のしくみと見られるポイント が正本です。

18歳・19歳はカードローンを借りられるか ── 銀行系は20歳以上

結論から書くと、18歳・19歳の学生が申し込めるカードローンはかなり限られます。前提として、2022年4月1日に改正民法が施行され、成年年齢は18歳になりました(法務省・確認日2026年7月29日)。18歳・19歳の方は、親の同意を得ずにローン契約などができるようになっています。それでも「契約できる年齢」と「申し込める会社があるか」は別の話です。実際の選択肢を公式情報で数えていきます。

18歳・19歳が申し込める会社(大手はプロミスのみ)

大手消費者金融5社の申込年齢を、公式サイトの記載で対比します。

社名申込年齢(公式・確認日2026年7月29日)18歳・19歳の申込
プロミス「年齢18~74歳のご本人に安定した収入のある方」。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は不可できる(19歳以下は収入証明書類が必須)
アコム「20歳から72歳までの安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方」(公式FAQで18歳・19歳は対象外と明記)できない
アイフル満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方(取引中に満70歳になった時点で新規融資停止)できない
SMBCモビット「満20歳以上74歳以下の、安定した定期収入のある方」できない
レイク「満20歳から満70歳までの方がお申込み可能です。」できない

ネット上には「レイクは18歳から申し込める」という古い情報が残っていますが、現行の公式FAQ・貸付条件はいずれも満20歳以上です(確認日2026年7月29日)。本ページでは現行の公式情報のみを掲載します。

「銀行系カードローンなら18歳で借りられるのでは」という期待にも、答えは「できない」です。今回確認した銀行カードローン(三菱UFJ銀行バンクイック・楽天銀行スーパーローン)はいずれも申込条件が満20歳以上で、18歳・19歳が申し込める銀行カードローンは確認できませんでした(各行公式・確認日2026年7月29日)。18歳・19歳の学生の現実は、「大手ではプロミスのみ・銀行は20歳から」に尽きます。

何歳からどこに申し込めるか(2026年7月29日時点) 18歳=成年年齢 20歳=多くの社の下限 17歳 18歳 19歳 20歳 21歳〜 高校生(年齢問わず) 申込不可 プロミス 18歳から申込可 アコムなど他の4社 20歳から申込可 銀行カードローン 満20歳以上が前提 斜線部=18歳・19歳は収入証明書類が金額を問わず必須(日本貸金業協会の自主規制)

各社公式サイトの申込条件に基づく整理です(確認日2026年7月29日)。高校生は定時制・高専を含め、年齢にかかわらず申込できません(プロミス公式)。

19歳以下は金額を問わず収入証明書が必須(協会の自主規制)

18歳・19歳への貸付けには、20歳以上とは違うルールが1つ加わります。日本貸金業協会の自主規制により、若年者への貸付けは貸付額にかかわらず収入の状況を示す書類で確認する扱いになっていることです。金融庁もこの内容を公表しており、公式ページには「若年者への貸付けは、貸付額にかかわらず、収入の状況を示す書類の提出を受け、これを確認する」とあります(金融庁日本貸金業協会・確認日2026年7月29日)。

ここで正確に押さえておきたいのは、これが法律の禁止規定ではなく、貸金業界の自主規制(ガイドライン)だという点です。「18歳・19歳は法律で借入禁止」ではありません。ただし実務上の帰結は明快で、アルバイト収入と、それを証明できる書類(給与明細など)がなければ、18歳・19歳は実質的に借りられません。収入証明書類の種類と取り方は 収入証明書類の種類と取り方 にまとめています。

通常、収入証明書類が法律上必要になるのは1社50万円超などの場合ですが(詳細は本ページ後半)、19歳以下はこの金額基準に関係なく提出が求められる、という関係です。プロミスも申込時19歳以下の場合の収入証明書類の提出を必須としています(プロミス公式・確認日2026年7月29日)。

親の同意は不要になった。ただし取消権も消えた

成年年齢の引下げは、18歳・19歳にとって「自由」と「保護の終了」の両面を持ちます。法務省は次の2点を並べて説明しています(法務省・確認日2026年7月29日)。

  • 18歳・19歳の方は、親の同意を得ずにクレジットカードの作成やローン契約などができるようになった。
  • 一方で、未成年者取消権を行使できなくなるため、悪徳商法などによる消費者被害の拡大が懸念されている。

未成年者取消権とは、未成年者が親の同意なく結んだ契約を後から取り消せる強力な保護です。18歳になった瞬間、この盾がなくなります。契約の重みが「親が守ってくれる段階」から「自分で全責任を負う段階」に変わる、というのが成年年齢引下げの実質です。18歳・19歳を狙う違法業者への警戒は、本ページ後半のSNS個人間融資のセクションで扱います。

銀行カードローンは学生でも申し込めるか

「金利が低い銀行カードローンを学生のうちから使いたい」と考える方のために、銀行側の条件も確認します。結論から書くと、学生の取扱を公式に明記している銀行カードローンは、今回確認した範囲では見当たりませんでした

学生の取扱を明記する銀行はほぼない

  • 三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」:申込条件は「年齢が満20歳以上65歳未満の国内に居住する個人のお客さまで、保証会社(アコム株式会社)の保証を受けられるお客さま。原則安定した収入があるお客さま。」です。学生可否の明文記載は商品ページ・FAQともにありません(三菱UFJ銀行・確認日2026年7月29日)。金利は年1.4%〜14.6%、利用限度額は10万円〜800万円です。
  • 楽天銀行スーパーローン:申込資格は「日本国内に居住する20才から62才までで、お仕事に就かれており毎月安定した定期収入のある方」(専業主婦・パート・アルバイトの方の申込可の記載あり)。「学生不可」という明文もありませんが、「学生可」の明記もありません楽天銀行・確認日2026年7月29日)。

つまり銀行は、学生を名指しで断ってはいないものの、「お勤めの方」「安定した収入」を前提とした商品設計であり、学生アルバイトを想定した案内はしていない──これが公式情報から言える範囲です。本ページでは「銀行は学生不可」とも「学生可」とも断定せず、この事実の区分けのまま掲載します。

銀行は当日中の借入不可が一般的で、無利息期間もない

条件面に加えて、学生の利用場面で効いてくる違いが2つあります。

  • 申込当日中の借入は想定されていない。バンクイックの審査結果連絡は申込日の最短即日(平日9〜21時、土・日・祝日は9〜17時)ですが、借入に使うカードは審査・契約後約1週間で自宅へ郵送されます(三菱UFJ銀行公式・確認日2026年7月29日)。なお、カードレスの場合は原則自宅や勤務先への書類送付はないとされています。
  • 新規契約者向けの無利息期間がない。大手消費者金融の多くにある「はじめての方向け無利息期間」に相当するサービスは、今回確認した銀行カードローンにはありません。

金利水準は銀行のほうが低いため、返済が長期にわたる借入では銀行が有利になり得ます。ただし20歳以上・審査前提であり、「今週中に必要」という場面には合いません。銀行と消費者金融の制度面の違い全体は 銀行カードローンと消費者金融の違い で詳しく解説しています。

大手消費者金融5社の申込条件と在籍確認 ── 学生・アルバイトの場合

本ページの掲載方針

掲載しているのは、公式サイトで申込条件・金利・限度額を確認できた大手消費者金融5社と、学生可否の観点で言及する銀行カードローン、および貸金業の登録番号を一次確認できた学生ローン専門業者です。公式情報で条件を確認できなかった事業者は掲載しないか、「確認できなかった」と明記しています。順位は付けません。並び順は機械的なルールで決めています。18歳・19歳の申込可否を公式に明記している社を先頭に(プロミス)、残りは上限金利(実質年率)の低い順、同率の場合は下限金利の低い順、それも同率の場合は社名の読みの五十音順です。基準日は2026年7月29日です。広告や報酬が掲載の可否・掲載順を決めることはありません。詳しくは 当サイトの掲載基準 をご覧ください。

学生(アルバイト収入があり、年齢条件を満たす場合)が申込対象になる大手消費者金融5社のスペックを、確認日付きで並べます。並び順は上の開示のとおりです。

5社の公式スペック(確認日2026年7月29日)

1. プロミス

金利(実質年率)
2.5%〜18.0%(新規契約の方が対象)
融資額
800万円まで(遅延損害金:20.0%。資金使途は生計費に限る)
申込条件
年齢18〜74歳の本人に安定した収入のある方(高校生不可・収入が年金のみの方は不可)。申込時19歳以下は収入証明書類の提出が金額にかかわらず必須
融資スピード
Web契約で申込完了から最短3分で借入可能 ※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
無利息
はじめての利用で、メールアドレス登録とWeb明細利用が条件・初回借入の翌日から30日間無利息
特記
大手5社の中で唯一、18歳・19歳の申込に対応しています(高校生は不可)。

2. アコム

金利(実質年率)
2.4%〜17.9%(2026年1月6日以降の新規契約が対象。2026年1月5日までの契約は3.0%〜18.0%)
契約極度額
1万円〜800万円(遅延損害金:年20.0%)
申込条件
20歳から72歳までの安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方(公式FAQで18歳・19歳は対象外と明記)
融資スピード
最短20分 ※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
無利息
はじめての方対象・契約日の翌日から30日間金利0円
特記
2026年1月の改定により、アコムの上限金利17.9%は大手5社の中で唯一18.0%を下回る値になりました。

3. アイフル

金利(実質年率)
3.0%〜18.0%
限度額
800万円以内(遅延損害金:20.0%)
申込条件
満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方(年金収入のみは除く。取引中に満70歳になった時点で新規融資停止)。「パートやアルバイトの方もご契約が可能です」と明記
融資スピード
最短9分で融資可能 ※申込手続き完了時点から計測した最短時間であり、申込時間や審査状況などにより異なります。
無利息
はじめて契約の方対象・最大30日間利息0円(公式ページに起算日の明示はなし)

4. SMBCモビット

金利(実質年率)
3.0%〜18.0%
限度額
800万円
申込条件
20才以上74才以下の安定した定期収入のある方(アルバイト・パート・派遣社員でも申込可・年金受給のみは対象外)
融資スピード
最短15分 ※申込の時間帯や審査の内容等によりご希望に添えない場合があります。
無利息
無利息期間の提供なし(公式サイトに無利息サービスの記載なし)
WEB完結
電話連絡・郵送物なしで借入可能(審査の状況により連絡の場合あり)

5. レイク

金利(実質年率)
4.5%〜18.0%
限度額
1万円〜500万円(遅延損害金:年20.0%)
申込条件
満20歳以上70歳以下で安定した収入のある方(パート・アルバイトで収入のある方も可)
無利息
はじめての契約で3類型。Web申込・契約額50万円未満=60日間/Web申込・契約額50万円以上+契約後59日以内の収入証明提出等=365日間/自動契約機・電話申込=30日間。起算はいずれも初回契約日の翌日から

※5社の数値・条件はすべて各社公式サイトで2026年7月29日に確認した時点のものです。金利・サービス内容は改定されることがあります。レイクの融資までの時間は、公式の注釈文言まで確認できなかったため本ページでは記載していません。公式サイトでご確認ください。

学生にとっての読みどころは3つです。

  • 18歳・19歳の入口はプロミスのみであること。20歳になると5社すべてが選択肢に入ります。
  • 上限金利はほぼ横並び(17.9%〜18.0%)であること。学生の借入額帯(数万円規模)では、金利の差より無利息期間の設計の差が利息負担に効きやすくなります。
  • 学生の年収帯では契約額が50万円未満になることがほとんどであること(総量規制の帰結・後述)。レイクの無利息は「最大365日」の見出しではなく、50万円未満に適用される60日型で見るのが実態に合います。

バイト先への在籍確認はどう行われるか(各社公式の記載)

「バイト先に電話がかかって、店長や同僚に知られるのでは」──学生からよく寄せられる不安です。まず前提として、在籍確認は申告どおりの勤務先で働いているかを確かめる審査上の手続きで、これ自体をなくすことはできません。変わってきたのはその方法です。大手各社は、電話ではなく書類や申告内容で確認する方法を主流にしています。ただし各社の公式表現には明確な段階差があるため、ひとくくりにせず公式の文言をそのまま並べます。

公式表現の段階社名公式の記載(確認日2026年7月29日)
電話による在籍確認は実施しないアコム電話による在籍確認は「原則」ではなく「一切、実施しません」「いかなる場合においても、電話での在籍確認は実施しません」(公式FAQ。書面や申告内容による確認)
原則、電話による在籍確認は行わないプロミス/SMBCモビット/アイフルプロミス「原則、お勤め先への電話による在籍確認は行いません」(電話が必要な場合は本人の同意を得る)/SMBCモビット「原則、お勤め先へ電話での連絡は行わない」(審査上必要な場合はあり)/アイフル「原則として電話をかけません」(基本的に書類のみで在籍確認を実施)
勤務先へ連絡する場合がある三菱UFJ銀行バンクイック(銀行の例)「勤務先の確認や、申込内容に間違いがないかなどを確認するために、ご自宅および勤務先へ連絡する場合があります」

この表が示すのは、「電話なし」を約束できる書き方をしている社は存在せず、もっとも強い表現のアコムでも「電話による在籍確認」に限った記載だという事実です。本ページでは「在籍確認なし」という表現は使いません。バイト先に知られる経路は電話だけではないため、郵送物や利用明細まで含めた対策は カードローンを周囲に知られないための実務 に分けて解説しています。なお、家族に知られる大きな要因は在籍確認より延滞による督促です(親バレの論点はFAQでも扱います)。

無利息期間は起算日で差が出る

学生の少額・短期の借入では、無利息期間の使い方が利息負担を左右します。見落とされやすいのが起算日の違いです。

  • 初回借入の翌日から型(プロミス):借入を始めた日から数えるため、契約と借入の間が空いても無利息期間は目減りしません。ただしメールアドレス登録とWeb明細利用が条件です。
  • 契約日の翌日から型(アコム・レイク):契約だけ先に済ませて借入が遅れると、その日数分の無利息期間が使われないまま消化されます。
  • アイフルは最大30日間利息0円ですが、公式ページに起算日の明示がありません。適用条件は契約前に公式ページで確認するのが安全です。SMBCモビットには無利息期間がありません。

(各社公式・確認日2026年7月29日)

「次のバイト代が入ったら返す」という30日以内の短期利用で完済の見込みが立っているなら、無利息期間内に利息負担を抑えられる計算になります。逆に、完済のめどが立たないまま「無利息だから」と借りるのは順序が逆です。無利息期間の詳しい比較は カードローン無利息期間の比較と使い方 に委ねます。

「最短◯分」はいずれも条件付きの最短値で、申込時間や審査によって翌日以降になることが各社の公式注釈にも明記されています。急ぎの事情があるときほど、先に返済のめどを立ててから申し込むほうが結果的に迷いが少なくなります。当日中の借入の実務手順は カードローンで当日中に借りるための手順 にまとめています。

学生ローン(学生専用ローン業者)という選択肢

「学生ローン」で検索すると、大手消費者金融とは別に、学生専用の貸金業者(東京・新宿や高田馬場などに古くからある中小の登録業者)が出てきます。大手カードローンとは商品性格が異なるため、違いを整理します。検討の出発点は後述の「貸金業の登録確認」です。

カードローンとの違い

項目大手消費者金融カードローン学生ローン専門業者(例:カレッヂ)
利用対象学生専用ではない(安定した収入のある18歳または20歳以上)学生専用。カレッヂは18才・19才も取扱・28才まで申込可
借入方法カード・アプリで限度額の範囲を反復借入カレッヂの例:銀行振込・セブン銀行ATM・店頭など
限度額数百万円規模の上限設定(審査で個別決定)カレッヂは18才・19才の利用は最大10万円まで
上限金利実質年率17.9%〜18.0%(5社・確認日2026年7月29日)カレッヂは年利17.0%(公式・確認日2026年7月29日)
無利息期間初回向けにあり(SMBCモビットを除く)カレッヂは無利息サービスなし

※学生ローン業者側の条件は、公式サイトで一次確認できたカレッヂの例です。業者ごとに条件は異なります。ここに挙げていない業者の条件は各社公式サイトでご確認ください。

歴史的には、成年年齢引下げより前から18才・19才への融資に対応してきた業者がある領域で、たとえば学生ローンのカレッヂ(1977年創業・東京都新宿区)は、公式サイトで18才・19才の取扱を明示しています(カレッヂ公式・確認日2026年7月29日)。

正規の登録業者かを自分で確認する方法

学生ローンを検討するとき、何より先に確認したいのが貸金業の登録の有無です。お金を貸す事業は国(財務局)または都道府県への登録が必要で、無登録の貸付けは違法です。ここは金融庁の公式サービスで誰でも確認できます。

  • 金融庁「登録貸金業者情報検索サービス」clearing.fsa.go.jp):業者の商号・登録番号・所在地・電話番号から、正規の登録業者かどうかを検索できます。
  • 確認できた例:カレッヂは貸金業登録「東京都知事(14)第01345号」・日本貸金業協会会員(第000787号)を会社概要に掲示しています(カレッヂ公式・確認日2026年7月29日)。

逆に、この検索サービスに出てこない業者・登録番号を掲示していない業者からは、条件がどれだけ良く見えても借りない、というのが学生ローン利用の出発点です。広告に載っている電話番号と登録上の番号が違う「かたり業者」の手口もあるため、違法業者の見分け方は 闇金・違法業者の見分け方と対処法 にまとめています。

いくらまで借入できるか ── 総量規制とアルバイト年収別の目安

「借りられるか」の次は「いくらまで借入できるか」です。ここには法律の天井があります。貸金業者からの借入残高が本人年収の3分の1を超える貸付けは原則禁止、いわゆる総量規制です(貸金業法13条の2。日本貸金業協会・確認日2026年7月29日)。対象は貸金業の登録業者(消費者金融やクレジットカードのキャッシングなど)からの借入で、銀行カードローンは直接の対象外です。クレジットカードのショッピング利用も対象外です。

学生にとって重要なのは、この「年収」が本人のアルバイト年収だという点です。仕送り・奨学金は入りません。親の年収も関係ありません。

アルバイト年収別の借入上限早見表

学生のアルバイト年収の実態に近い帯で、年収の3分の1を計算した早見表です。参考として、JASSO(日本学生支援機構)の令和6年度学生生活調査では、大学(昼間部)の学生のアルバイト収入は年間平均50.8万円です(2026年3月公表・確認日2026年7月29日)。

アルバイト年収総量規制による借入上限の目安(年収の3分の1)収入証明書類
30万円(月2.5万円)10万円19歳以下は金額を問わず必須(協会自主規制)
50万円(月4万円強)約16万円同上。20歳以上は下記の法定ラインまで原則不要
60万円(月5万円)20万円同上
80万円(月6.7万円)約26万円同上
100万円(月8.3万円)約33万円同上
130万円約43万円同上

※借入上限は年収の3分の1の計算値(概算・1万円未満は丸め)。実際の限度額は各社の審査で個別に決まり、この上限より小さくなることがあります(2026年7月29日時点・日本貸金業協会公式の制度に基づく本ページの試算)。

補足すると、収入証明書類の提出が法律上必要になるのは、1社からの借入が50万円を超える場合、または他社分と合算して100万円を超える場合です(貸金業法13条3項・金融庁「貸金業法Q&A」・確認日2026年7月29日)。学生の年収帯では総量規制の上限自体が50万円に届かないことがほとんどのため、この法定ラインには構造上掛かりにくいのですが、19歳以下はこの金額に関係なく提出必須(前述の協会自主規制)、また各社は50万円以下でも審査上の判断で提出を求めることがあります。総量規制の制度全体(除外・例外を含む)は 貸金業法と総量規制のしくみ で詳しく解説しています。

扶養の壁と総量規制は別の物差し

学生がアルバイト収入で意識しがちな「年収の壁」(親の扶養に関わる税・社会保険のライン)と、総量規制は、根拠法も目的もまったく別の物差しです。「壁の内側に収めているから借入にも何か特典がある」わけでも、「壁を超えたら借りられない」わけでもありません。

「扶養の壁」と「総量規制」は別の物差し 扶養の壁(税・社会保険) 親の扶養や税・社会保険に関わるライン 「働きすぎ」の目安に使われる 管轄:国税庁・厚生労働省 総量規制(貸金業法) 貸金業者から借りられる上限 =本人年収の3分の1まで 管轄:金融庁(貸金業法) 0円 130万円 年収60万円の学生 借入上限の目安 20万円(3分の1)

扶養の壁の内側で働いていても、借入には「本人年収の3分の1」という別の物差しが独立に掛かります(本ページの整理・確認日2026年7月29日)。

たとえばアルバイト年収60万円の学生なら、扶養の扱いがどうであれ、貸金業者からの借入上限の目安は20万円です。借入の可否と金額を決めるのは扶養ではなく、本人の年収と各社の審査です。

返済試算 ── 「借りられる額」をバイト代に翻訳する

「20万円まで借りられる」という情報だけでは判断できません。学生の家計にとって意味があるのは、借りたら毎月いくらの返済が何か月続くかです。前提を開示したうえで試算します。

試算の前提:借入額は5万円または10万円/実質年率18.0%(大手消費者金融の上限金利水準)/毎月一定額を返す元利定額方式と仮定/無利息期間は使わない場合。この毎月返済額は試算用の仮定であり、各社の実際の最低返済額(残高スライド方式など)とは異なります。計算値はいずれも概算です。

借入額毎月の返済額(仮定)完済までの期間(概算)利息総額(概算)
5万円3000円約20か月(1年8か月)約8000円
5万円5000円約11か月約4600円
10万円4000円約32か月(2年8か月)約2万6000円
10万円1万円約11か月約9200円

月5万円のバイト代から月3000円を返すのは、一見軽く見えます。しかしそれが1年8か月続くこと、5万円の借入に約8000円の利息が付くことは、借りる前に見ておきたい数字です。同じ5万円でも月5000円返せば約11か月・利息約4600円で終わります。シフトが減って収入が下がった月でも約定の返済額は変わらないため、収入が少ない月を基準に返済額を逆算するのが、学生の家計と借入を両立させる現実的な線です。試験期間や帰省でシフトを減らす月がある学生ほど、この視点が効きます。

毎月の生活費そのものが足りない状態での借入は、翌月の不足額を増やします。その場合は借入より先に、本ページ後半の「学費・生活費が足りないときに借入の前に確認したいこと」をご覧ください。

社会人になりたての場合 ── 新社会人・入社1年目の借入

この春に就職した新社会人・入社1年目の方も、考え方は学生の延長線上にあります。ポイントは3つです。

  • 勤続の浅さは正直に申告する。入社直後は給与の受取実績が少なく、申告を裏付ける材料が乏しい時期です。各社は勤続期間の基準を公表していないため「入社◯か月なら通る」とは言えませんが、入社年月を事実どおりに書くことが出発点です(審査で見られる観点の全体は カードローン審査のしくみ を参照)。
  • 総量規制の「年収」は見込みではなく実績ベースで考える。初任給の年収換算と、実際に受け取った給与には差があります。借入上限の目安(年収の3分の1)は、まだ受け取っていない見込み額ではなく手元の実績から控えめに見積もるほうが、返済計画の狂いを防げます。
  • 入社1年目はクレジットヒストリーを作り始める時期でもある。カードローンの利用と返済の記録は信用情報機関に登録され、将来のクレジットカードや住宅ローンの審査で参照されます。延滞の記録を作らないことが、社会人としての信用の土台になります。

なお、新社会人の家計づくりを「借りる」側ではなく「増やす・備える」側から考える整理は 20代の資産形成の始め方 で扱っています。

SNSの個人間融資・闇バイトには近づかない

18歳・19歳を含む学生は、違法な貸付けや犯罪グループの勧誘に狙われやすい層です。金融庁も「18歳、19歳のあなたに伝えたい!!」と題した注意喚起ページを設け、成年になったばかりの若者への注意を呼びかけています(金融庁・確認日2026年7月29日)。

SNS上の「お金貸します」「ブラックOK」「審査なし」といった投稿は、無登録の違法業者(闇金)か、犯罪グループへの勧誘です。登録を受けずにお金を貸す行為は貸金業法違反であり、金融庁は次のような被害・手口への注意を呼びかけています。

  • 法外な高金利での貸付け
  • 個人情報の悪用
  • 給与ファクタリング・後払い(ツケ払い)現金化などの新たな手口

また、「即日高収入」をうたって特殊詐欺の受け子などに加担させる、いわゆる闇バイトの勧誘が社会問題になっています。返済に困った若者が狙われやすい入口です。

正規の登録貸金業者が「審査なし」でお金を貸すことは制度上ありません。「審査なし」をうたう時点で違法と判断できます。判断に迷う相手が出てきたら、前述の金融庁「登録貸金業者情報検索サービス」で登録の有無を確認するのが先です。すでに関わってしまった場合は、一人で抱え込まず、金融庁の相談窓口(0570-016811)や警察相談専用電話(#9110)に早めに相談することが、被害を最小限にとどめる道です。違法業者の手口と対処の詳細は 闇金・違法業者の見分け方と対処法 にまとめています。

学費・生活費が足りないときに借入の前に確認したいこと

ここまで「借りる場合」の条件を整理してきましたが、学生の資金不足には、カードローンより先に検討したい行き先があります。とくに学費・生活費という継続的な不足は、金利のある借入では解決しにくいためです。

① JASSOの緊急採用・応急採用奨学金。家計が急変した学生向けに、年間を通じて随時申込を受け付けている奨学金です。緊急採用は第一種(無利子)、応急採用は第二種(有利子)で、いずれも貸与型です。申込窓口は在学校の奨学金窓口です(日本学生支援機構・確認日2026年7月29日)。無利子の選択肢がある時点で、実質年率18.0%水準のカードローンより先に検討する価値があります。

② 大学・専門学校の学生課(学生支援窓口)。学費の納付が難しいときの分納・延納の相談や、学内の支援制度の案内は、在学校の窓口が入口です。「学費が払えない=退学」と一人で結論を出す前に、相談できる窓口が学内にあります。

③ 公的な貸付制度は世帯単位。低所得世帯などを対象にした生活福祉資金貸付制度がありますが、これは学生個人ではなく世帯単位の制度です。世帯の状況によって使える場合があるため、詳細は 急な出費でお金が必要なときの対処法 で扱っています。なお、保護者が借りる教育ローン(労働金庫など)は「学生本人が借りる」商品ではないため、家計全体の相談として親と話す場面の選択肢になります。

④ 相談窓口3件。返済のめどが立たない、すでに借入で苦しいという場合は、新たな借入を検討する前に次の公的窓口を利用できます。

法テラス(日本司法支援センター)サポートダイヤル:0570-078374(平日9時〜21時/土曜9時〜17時)

日本貸金業協会 貸金業相談・紛争解決センター:0570-051-051(9時〜17時・土日祝休日と年末年始を除く)

金融庁 金融サービス利用者相談室:0570-016811(平日10時〜17時)

(いずれも各公式ページで2026年7月29日に確認した番号です)

そしてもうひとつの方向が、収入の側を増やすことです。シフトを増やす・時給の高いバイトに変えるのが第一歩ですが、学生のうちから少額で投資を学ぶという考え方は 学生の投資の始め方 で扱っています。借りる・支出を見直す・支援制度を使う・収入を増やす、の4方向を並べたうえで選ぶほうが、借入だけを見て決めるより納得のいく結論になります。

よくある質問(学生のカードローン)

Q. 学生(大学生・専門学校生)でもカードローンに申し込めますか?

A. アルバイト等による毎月の安定した収入があれば申し込めます。プロミスは公式サイトで「主婦・学生でもアルバイト・パートなど安定した収入のある場合はお申込いただけます」と明記し、アコムも20歳以上で安定した収入と返済能力があり基準を満たせば学生でも契約できると公式FAQに記載しています(各社公式サイト・確認日2026年7月29日)。一方、収入がまったくない学生は申込対象になりません。審査は各社の基準による個別判断のため、条件を満たすことと契約できることは同じではありません。

Q. 18歳・19歳の学生でも借りられますか?

A. 大手消費者金融5社のうち、18歳・19歳が申し込めるのはプロミスのみです(申込年齢18〜74歳。高校生は定時制・高専を含め不可)。アコム・アイフル・SMBCモビット・レイクは20歳以上、銀行カードローンも満20歳以上が前提です。また、日本貸金業協会の自主規制により、18歳・19歳への貸付けは金額にかかわらず収入の状況を示す書類の確認が行われるため、アルバイト収入とその証明書類がなければ実質的に借りられません(各社公式・金融庁・確認日2026年7月29日)。

Q. 仕送りや奨学金は「収入」になりますか?

A. なりません。カードローンの申込条件にある「安定した収入」は、アルバイト等による本人の労働収入を指します。仕送りは親からの援助、奨学金は労働の対価ではない給付または貸与であり、いずれも申込条件の収入には当たりません。総量規制(借入上限=本人年収の3分の1)の計算に使う年収にも含まれません。仕送りと奨学金だけで生活しアルバイトをしていない場合は、申込対象にならないのが実情です。

Q. 親にバレずに借りられますか?

A. 「知られない」と約束できる方法はありませんが、知られる経路を減らすことはできます。大手消費者金融のWEB完結を選ぶと、プロミスは借入関連の郵送物なし、SMBCモビットも郵送物なし(審査状況により連絡の場合あり)としています。勤務先への電話による在籍確認も、電話によらない方法が主流になっています(各社公式・確認日2026年7月29日)。一方、家族に知られる大きな要因は延滞による督促です。期日どおりの返済を続けられる計画が立たないなら、借りる判断そのものを見直すのが実際的です。

Q. アルバイトを始めたばかりでも申し込めますか?

A. 各社の申込条件に勤続期間の下限は書かれておらず、申込自体は可能です。ただし各社とも勤続期間の審査基準を公表していないため、「勤続何か月なら通る」という目安は根拠をもって示せません。申込フォームの勤務先や入社年月は事実どおりに申告するものであり、給与の受取実績が積み上がっているほうが、申告した収入を裏付けやすいことは確かです(各社公式サイトの申込条件を2026年7月29日に確認)。

Q. 学生はいくらまで借りられますか?

A. 貸金業者からの借入は、貸金業法の総量規制により原則として本人年収の3分の1までです。基準になるのは本人のアルバイト年収で、仕送りや奨学金、親の年収は含まれません。アルバイト年収60万円なら上限の目安は20万円、年収30万円なら10万円です(日本貸金業協会・確認日2026年7月29日)。ただしこれは法律上の上限であり、実際の限度額は各社の審査で個別に決まり、これより小さくなることがあります。

Q. 借りたお金を返せなくなったらどうなりますか?

A. 返済期日を過ぎると、通常の利息より高い利率の遅延損害金が発生し、信用情報機関に延滞の記録が登録されます。延滞情報は将来のクレジットカード発行や住宅ローン、スマートフォンの分割払いなどの審査に影響します。返済が難しくなったときは、放置せずに借入先へ早めに連絡したうえで、日本貸金業協会の相談窓口(0570-051-051)や法テラス(0570-078374)などの公的窓口に相談できます。学生のうちの延滞は、社会人になってからの信用に影響を残します。

まとめ:借りる前に「本当に必要か」を自分に問う

本ページの内容は、3つの確認に集約できます。

1つ目は、入口の条件です。学生でも、アルバイト等による毎月の安定した収入があれば申込対象です。18歳・19歳で申し込める大手はプロミスのみで、19歳以下は収入証明書類が金額を問わず必須。20歳になるとアコム・アイフル・SMBCモビット・レイクが加わり、銀行カードローンも視野に入ります(いずれも各社公式・確認日2026年7月29日)。

2つ目は、金額と返済のめどです。借入上限は本人のアルバイト年収の3分の1が目安です。年収60万円なら20万円。そして5万円を月3000円で返すと約20か月かかり、利息は約8000円です(概算・実質年率18.0%の仮定)。借りたい額からではなく、シフトが少ない月でも払い続けられる返済額から逆算すると、自分にとっての適正額が見えてきます。無利息期間内に完済できる見込みがあるかどうかも、ここで決まります。

3つ目は、借りる以外の行き先です。JASSOの緊急採用・応急採用奨学金(無利子の枠あり)、在学校の学生課、公的な相談窓口。学費・生活費の継続的な不足は、金利のある借入では解決しません。そしてSNSの個人間融資や闇バイトは、どれだけ手軽に見えても近づかないことに尽きます。

学生時代の借入は、金額が小さくても「自分の信用で契約し、自分の収入で返す」最初の経験になります。だからこそ、申込ボタンを押す前に一度だけ、「これは本当に、いま借りてまで必要なお金か」を自分に問うてみてください。その問いに自分の言葉で答えられるなら、借りる・借りないのどちらを選んでも、それは数字と事実に裏付けられた自分の判断です。本ページがその材料になれば幸いです。

信頼できる情報源・相談窓口

法令(e-Gov法令検索)

官公庁・業界団体

各社公式(商品条件の確認先)

運営について

相談窓口(3件・公式ページで実確認)

返済にお困りの方:法テラス(日本司法支援センター)サポートダイヤル 0570-078374(平日9:00-21:00/土曜9:00-17:00)

多重債務でお悩みの方:日本貸金業協会 貸金業相談・紛争解決センター 0570-051-051(9:00-17:00/土・日・祝休日・年末年始休業日を除く)

公的な相談窓口:金融庁 金融サービス利用者相談室 0570-016811(平日10:00-17:00)

※いずれも2026年7月29日に各公式ページで確認した番号です。法テラスの無料法律相談には、収入等の要件があります。違法な貸付けや闇バイトに関わってしまった場合は、警察相談専用電話(#9110)にも相談できます。

貸金業法に基づく重要事項

お借入れは計画的に。無理のない返済計画を立ててからご利用ください。貸金業者からの借入総額は貸金業法の総量規制により原則として年収の3分の1までです(除外貸付け・例外貸付けを除く)。18歳・19歳の方への貸付けは、日本貸金業協会の自主規制により金額にかかわらず収入証明書類の確認が行われます。審査結果は申込者の状況により異なります。

※本ページの金利・サービス内容などの情報は、各社公式サイトで2026年7月29日(および本文に記載の確認日)に確認した時点のものです。最新の条件は各社・各機関の公式サイトでご確認ください。本ページは特定の商品への申込を勧誘するものではありません。e-Gov法令検索に掲載された法令原文、金融庁・日本貸金業協会・法務省・日本学生支援機構の各公表資料、および各社公式サイトの記載に基づき、元・金融コンサルタントが整理しています。

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