口座を選ぶ前に、同じ通貨で比べる

FXスワップポイントを通貨ペア別に比較

スワップポイントは、会社名だけで選ぶと迷います。まず買いたい通貨を決めて、同じ日の金額を並べてみましょう。ここでは公式カレンダーの実績を、1万通貨・1日分の買いスワップにそろえました。

米ドル円とペソ円では、候補になる口座が変わります。金額の差を見たあとに、最低取引数量と、ポジションを決済せずに受け取れる条件まで確かめられます。

通貨ペア別の買いスワップ比較表

対象は2026年9月7日(月)の取引終了時に保有し、翌営業日へ持ち越した分です。下表はすべて付与日数1日。キャンペーンの現金・ポイント特典は足していません。

表は横にスクロールできます。金額は円/1万通貨/1日分の比較用換算値です。

通常ペア|9月7日持ち越し分・買い・1万通貨換算(円)
サービス米ドル
USD/JPY
ペソ
MXN/JPY
ランド
ZAR/JPY
リラ
TRY/JPY
SBI FXトレード113131223
外為どっとコム
外貨ネクストネオ
111121223
GMOクリック証券
FXネオ
11114.51425
GMO外貨
外貨ex
11614.214.124.2
DMM FX
通常ペア
114121223
ヒロセ通商
LION FX
111141423
松井証券FX113121123
みんなのFX
通常ペア
11514.114.123.1
LIGHT FX
通常ペア
11614.114.123.1

サービス名のリンクは公式カレンダーです。DMM FXは「9月8日の受取日」を参照。SBI FXトレードは公式の付与タイミング図に基づき9月8日表示分を対応させ、ほかは9月7日の取引日・適用日を参照しています。GMOクリック証券のペソ・ランドは公式の10万通貨表示を10で割りました。端数処理は会社ごとに異なるため、換算値と実際に口座へ反映される金額は一致しない場合があります。

この日に限ると、通常ペアの米ドル円はGMO外貨とLIGHT FXが116円。ペソ円はGMOクリック証券が14.5円でした。下のLIGHTペアも候補に加えると、みんなのFXのペソ円は15.1円になります。通貨と商品区分を変えるだけでも比較結果は変わります。

一日の実績で、長く保有したときの受取総額までは決まりません。候補を絞ったら公式カレンダーで直近の月も見て、同じ期間の合計を比べてください。

スワップを受け取っていても、為替差損が上回れば合計はマイナスです。スワップ自体も変動し、受取から支払いに変わる場合があります。FXでは預けた証拠金を超える損失が生じることもあります。金融庁のリスク説明

LIGHTペアは通常ペアと分けて比べる

「LIGHT FX」はサービス名、「LIGHTペア」は銘柄の区分です。みんなのFXにもLIGHTペアがあり、両サービスは同じトレイダーズ証券が提供しています。通常ペアで持っている建玉に、下表の金額がそのまま付くわけではありません。

LIGHTペア|同じ9月7日持ち越し分・買い・1万通貨換算(円)
サービス・区分米ドル
USD/JPY
ペソ
MXN/JPY
ランド
ZAR/JPY
リラ
TRY/JPY
みんなのFX
LIGHTペア
11515.115.123.3
LIGHT FX
LIGHTペア
11614.214.223.2

米ドル円は、この日どちらも通常ペアと同額でした。「LIGHTなら必ず差がつく」と考えず、同じ日の両方を見比べます。

LIGHTペアの数量上限|対象4ペアは1Lot=1万通貨
条件みんなのFXLIGHT FX
1注文の上限20Lot20Lot
米ドル円の建玉上限300Lot300Lot
ペソ円・ランド円の建玉上限各500Lot各700Lot
リラ円の建玉上限200Lot700Lot

建玉上限は売り・買いそれぞれ。上限まで保有することを勧める数字ではありません。必要な数量が枠に収まらなければ、通常ペアの比較表へ戻って候補を選び直せます。公式条件:みんなのFXのLIGHTペア/LIGHT FXの取引概要

最低取引数量と、決済前のスワップ受取条件

1万通貨の比較表を見ても、1万通貨を買う必要はありません。注文できる最小数量と、スワップだけを現金化する方法は別に確認します。「振替できる」ことと「その全額をすぐ銀行へ出せる」ことも別です。

数量は今回比較する米ドル円・ペソ円・ランド円・リラ円の条件。掲載順はおすすめ順位ではありません。

少ない数量での取引・ポジションを保有したままの受取
サービス最小数量未決済スワップの扱い・公式確認先
ヒロセ通商米ドル・ランド・リラ:1,000通貨
ペソ:1万通貨
対応ツールからスワップ振替。対応ツールと操作
松井証券FX1通貨スワップ振替で現金化。総合口座へ移せるのは受渡日以降。振替・受渡の条件
サクソバンク証券原則1,000通貨。例外は銘柄ごとに確認資金調達金利も関係するため、日額主表の対象外。スワップの表示条件
DMM FX通常ペア:1万通貨スワップ振替で預託証拠金残高へ反映。決済せず受け取る方法
SBI FXトレード1通貨保有中のスワップだけを指定して出金することは不可。FXの受取・出金の条件
外為どっとコム1,000通貨スワップ振替でFX口座内に反映。選んだ建玉の累積額が対象。スワップ振替サービス
GMOクリック証券米ドル・リラ:1,000通貨
ペソ・ランド:1万通貨
NYクローズで余力に発生し、反映処理後に現金授受。FXネオの取引ルール
GMO外貨米ドル:1,000通貨
ペソ・ランド・リラ:1万通貨
未決済でも出金可能額の範囲で出金可。スワップの公式FAQ
みんなのFX・LIGHT FX通常・LIGHTとも1,000通貨スワップ受取後、入出金口座への振替・出金手続き。みんなのFX/LIGHT FXの取引概要

出金できる額は含み損や必要証拠金などによって変わります。口座から資金を出すと建玉を維持する余裕も減ります。最小数量の根拠:LION FXの数量資料、松井の取引ルール、DMMの銘柄区分、外貨ネクストネオの取引ルール、FXネオの最小数量、外貨exの取引ルール。

金額を見たあと、条件を変えて選び直す

1,000通貨より少なく買いたい

松井証券FXとSBI FXトレードは1通貨から数量を調整できます。たとえば100通貨なら、1万通貨表の数字をそのまま受け取れるわけではありません。公表額を数量に比例させた比較と、各社の端数処理を分けて考えます。

最小数量の表を見る

すでに通常ペアを持っている

みんなのFXのペソ円は今回、通常14.1円に対してLIGHT15.1円。差は1万通貨・1日分で1円ですが、通常建玉の受取額を15.1円に置き換えてはいけません。別銘柄への持ち替えには売買が伴い、価格差やスプレッドもかかります。

通常ペアの金額へ戻る

増額キャンペーンの対象にならない

広告の増額には、新規建玉・エントリー・入金などの条件や、後日付与のポイントが含まれる場合があります。外為どっとコムの増額キャンペーンも適用条件の確認が必要です。以前から持っている建玉が対象外なら、まず特典を足していない通常額で比べます。

通常額で候補を見直す

わずかなスワップ差のために持ち替えるかは、取引コストも見て決めます。円を決済通貨とする1万通貨の取引なら、1銭の価格差は100円です。スワップの差が小さいほど、スプレッドの比較も欠かせません。

口座ごとに見落としやすい条件

ヒロセ通商:同じ「1Lot」でも数量が違う

LION FXの公式表では、米ドル円・ランド円・リラ円は1Lot=1,000通貨、ペソ円は1Lot=1万通貨です。米ドル円の11.1円とペソ円の14円を、同じ数量の受取額として並べないようにします。本ページの主表はどちらも1万通貨へ換算済みです。

ヒロセ通商(LION FX)の公式サイト

サクソバンク証券:資金調達金利を含む表示を確認する

公式の商品ページにある月平均のスワップ表と、取引ツールの「Realized Swap」は条件が異なります。後者には資金調達金利が反映され、評価損益などによって受払額が変わります。今回と同じ日の比較値を確定できなかったため、金額表には入れていません。ゼロ円という意味ではありません。

資金調達金利の公式説明で計算の条件を確認し、表示名まで合わせて判断してください。

サクソバンク証券の公式サイト

松井証券FX:現金化と銀行出金の間に受渡がある

建玉を決済しなくてもスワップ振替で現金化できます。ただし、今回の4ペアで総合口座へ振り替えられるのは原則として翌々取引日の受渡日以降です。その後に出金手続きを行います。「振替ボタンを押せば当日使えるお金になる」とは限りません。

振替は選択した建玉のスワップ全額が対象です。一部だけ取り出す扱いではありません。松井の現行FAQ

松井証券FXの公式サイト

DMM FX:通常・ミニ・ラージは同じ金額とは限らない

主表に載せたのは通常ペアです。1Lot=1,000通貨のミニペアや、注文数量の上限が異なるラージペアには別の条件があります。少額で取引するためにミニへ変える場合は、スワップカレンダーも該当銘柄へ切り替えて確認します。

カレンダーの日付は受取日です。他社の取引日と一日ずれるため、過去実績を比べるときも日付の見出しをそろえるだけでは足りません。DMMの付与タイミング

DMM FXの公式サイト

日額の見方で間違えやすい3つのこと

複数日分の300円と、1日分の110円をそのまま比べない

仮に同じ数量で、A社は300円が3日分、B社は110円が1日分なら、1日換算はA社100円、B社110円です。大きく見える300円のほうが高いとは限りません。今回の主表はすべて1日分ですが、別の日や月間実績を見るときには付与日数も確認します。

売りスワップは、買いの数字の符号を逆にして作らない

今回のヒロセ通商・米ドル円は、1万通貨換算で買いが111円、売りがマイナス141円でした。買いと売りの金額は別々です。売り建玉を持つ場合は、公式カレンダーの売り欄を確認してください。付与日数や受取・支払いの仕組みは、スワップポイントの基礎解説で整理しています。

受取額だけで、運用全体の損益を決めない

仮に累計スワップが900円、為替差損が2,000円なら、差し引きは1,100円のマイナスです(税金やその他の費用を除く)。スワップを受け取った日数が増えても、為替差損が同時に広がることがあります。

含み損と受取スワップが同額になるまでの仮定日数は、スワップ損益分岐シミュレーターで試算できます。将来の金額が一定という仮定の計算であり、損失を回収できる期限を示すものではありません。

通貨と口座が決まったら、保有数量を考える

同じ1万通貨でも、米ドル円とペソ円では取引金額が違います。このページの数字を横方向に見て「金額が大きい通貨ほど有利」とは判断できません。通貨自体がまだ決まっていなければ、高金利通貨の特徴とリスクの比較から先に確認してください。

取引する前には、金額表と数量・受取条件をもう一度見比べ、候補の公式サイトで発注時点の条件を確認しましょう。

比較対象と調べ方

国内の個人向け店頭FXから、上表のサービスを選んで比較しました。国内全社の網羅表ではありません。通常・LIGHTを分け、積立FX、自動売買、くりっく365、法人向け条件、ミニ・ラージの金額は主表に混ぜていません。サクソバンク証券は同日・同条件の数値を確定できず、口座条件の補足にとどめています。

公式カレンダーと、その表示に使われている公式公開データを照合し、「公表買いスワップ × 1万通貨 ÷ 公表数量 ÷ 付与日数」で換算しました。これは9月7日持ち越し分の記録です。自動更新の速報表ではなく、将来の受取額や利回りを保証するものでもありません。

編集部名義で構成・文章を整理し、調査と文章整理にAIを使用しました。商品条件の根拠は各社公式資料、一般的なリスクの根拠は金融庁です。

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