BITPOINT(ビットポイント)
向いている人:利率を1円でも高くしたい/確定申告の手間を減らしたい
ADA/ATOM/AVAX/DOT/ETH/SOL/TRX
DOT 11.2%
知っておくべき注意点
対応銘柄は7種類で、SBI VCトレード(17銘柄)には届かない。ASTRなど日本発トークンには非対応。
最終更新日:2026年5月15日
国内6社のステーキングを、年率・銘柄数・手数料の3軸で比較した。
| 順位 | 取引所 | 対応銘柄数 | 主要銘柄の年率 | 手数料 | こんな人に合う |
|---|---|---|---|---|---|
| 🥇1位 | BITPOINT | 7銘柄 | ETH 2.73% SOL 6.9% DOT 11.2% |
無料 | 利率と実受取額を最大化したい →詳細 |
| 🥈2位 | SBI VCトレード | 17銘柄 | ETH 2.5% SOL 5.6% DOT 5.0% |
約25% | 多銘柄を1口座で分散したい →詳細 |
| 🥉3位 | GMOコイン | 7銘柄 | ETH 2.43% SOL 5.50% DOT 8.20% |
銘柄別 | ASTR(日本発銘柄)を運用したい →詳細 |
| 4位 | コイントレード | 14銘柄 | ETH 2.3% SOL 4.9% NEAR 3.8% |
プラン別 | HBAR等のマイナー銘柄を運用したい →詳細 |
| 5位 | OKJ | 12銘柄 | ETH 1.8〜2.25% SOL 2.28〜6.88% |
銘柄別 | 毎日報酬の付与を実感したい →詳細 |
| 6位 | Coincheck | 1銘柄(ETH) | ETH 最大約2.7% | 約30% | Coincheckアプリだけで完結したい →詳細 |
※各数値は2026年5月時点の公式サイト等に基づく参考値。市場状況により変動する。
ステーキング対応の全銘柄で国内最高水準の年率を維持し、さらに手数料が完全無料のBITPOINTが、利率重視なら自然な選択肢になる。評価軸は3点に集約される。
ETH年率2.73%・SOL年率6.9%・DOT年率11.2%(2026年5月時点)と、他社比較で見劣りする銘柄がない。
他の多くの取引所が報酬の25〜30%を手数料として差し引くため、表示年率が同じでも実受取額には大きな差が生まれる。
受取時点の時価計算が不要になり、確定申告の処理が大幅に簡素化される。
ただし、TON・SUIを含む17銘柄で幅広く分散運用したいなら、銘柄数を優先してSBI VCトレードを選ぶのも合理的な判断だ。BITPOINTの対応は7銘柄にとどまる。
⚠ ステーキングの年率は市場状況で変動し、元本が保証される仕組みでもない。コイン自体の価格が下落すれば、枚数が増えても日本円換算の評価額はマイナスになり得る。長期保有を決めたコインだけを対象にする運用が基本になる。
ステーキングの取引所選びは「利率」と「対応銘柄の幅」のバランスで決まる。自分の運用スタイルから逆算するのが早い。
年率の小さな差が実額でどの程度になるか、代表銘柄で整理した。
| 順位 | 取引所 | 年率 | 1年後の想定報酬(円換算) |
|---|---|---|---|
| 1位 | BITPOINT | 2.73% | 約27,300円 |
| 2位 | Coincheck | 約2.7% | 約27,000円 |
| 3位 | SBI VCトレード | 2.5% | 約25,000円 |
| 4位 | GMOコイン | 2.43% | 約24,300円 |
| 5位 | コイントレード | 2.3% | 約23,000円 |
| 6位 | bitFlyer(参考) | 1.93% | 約19,300円 |
※bitFlyerはETH特化の参考値。銘柄数や総合力で6社ランキングには含めていない。
| 順位 | 取引所 | 年率 | 1年後の想定報酬(円換算) |
|---|---|---|---|
| 1位 | BITPOINT | 11.2% | 約112,000円 |
| 2位 | GMOコイン | 8.20% | 約82,000円 |
| 3位 | SBI VCトレード | 5.0% | 約50,000円 |
※報酬率は2026年5月時点の参考値で、市場状況により変動する。コイン自体の価格変動は考慮していない。本計算にはコイン購入時の取引手数料・スプレッドは含まれない。
💡 元金融コンサルタントの視点:年率0.1%の差は一見小さく見えるが、複利で10年・20年と運用を続けると元本の数%分の差になって現れる。預け先選びは、最初の判断で差が開きやすい領域だ。
⚠ 重要な前提
※本計算には、仮想通貨を購入する際の取引手数料やスプレッドは考慮されていない。コストを抑えるため、販売所ではなく取引所(板取引)での購入を推奨する。販売所で購入するとスプレッド(売値と買値の差)で往復3〜5%程度のコストが発生し、ステーキング1年分の報酬が相殺されることがある。
※報酬率は2026年5月時点の参考値で、市場状況により変動する。コイン自体の価格変動による評価額の増減は考慮していない。
ステーキングを始める前に、3つの運用手段の性質の違いを整理しておきたい。
ステーキングはレンディングと比較して、ロックが不要な取引所が多く、かつ資産が分別管理される点で構造的なリスクが低い。「利率の低い銀行預金と高リスクのレンディングの中間」に位置する運用手段として押さえておきたい。→ 詳細は ステーキング仕組み詳細解説 で確認できる。
ETHはビットコインに次ぐ時価総額2位の主要銘柄で、2022年のThe Mergeを経てPoS(プルーフ・オブ・ステーク)に完全移行した。保有者の多くがステーキングで運用しており、国内取引所でも対応が広がっている。
| 順位 | 取引所 | ETH年率 | 手数料 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | BITPOINT | 2.73% | 無料 | 手数料無料/日本円受取可能 |
| 2位 | Coincheck | 約2.7% | 30% | マネックスG運営/ETH専用口座として |
| 3位 | SBI VCトレード | 2.5% | 約25% | 自動開始/17銘柄に分散しやすい |
| 4位 | GMOコイン | 2.43% | 銘柄別 | 東証プライムG運営 |
| 5位 | コイントレード | 2.3% | — | ロック期間あり |
| 6位 | bitFlyer | 1.93% | 約30% | 2025年8月開始・ETH特化 |
ETH単独で運用する場合、手数料無料かつ日本円受取に対応するBITPOINTが第一候補になる。年率2.73%がそのまま受取額に反映される点で、手数料25〜30%を差し引く他社と差が開く。
一方、「既にCoincheckのアプリで取引していて、ETHも長期保有している」ユーザーなら、他社へ移管する手間と比較すれば、Coincheckでステーキング設定をONにするだけで年率約2.7%を受け取る判断も合理的だ。状況によって選択肢は変わる。→ イーサリアム解説 も合わせて押さえておきたい。
ステーキングの実利回りを最大化するには、年率の高さだけでなく購入時のコストも見逃せない要素になる。販売所で買うと往復3〜5%のスプレッドが発生するが、取引所(板取引)で買えば手数料は0.01〜0.1%程度で済む。主要銘柄の板取引対応状況を整理した。
| 銘柄 | BITPOINT | SBI VC トレード | GMO コイン | コイン トレード | OKJ | Coincheck |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ETH | 板取引◯ | 板取引◯ | 板取引◯ | 販売所のみ | 板取引◯ | 板取引◯ |
| SOL | 板取引◯ | 板取引◯ | 板取引◯ | 販売所のみ | 板取引◯ | — |
| DOT | 板取引◯ | 板取引◯ | 【要確認】 | 販売所のみ | — | — |
| ATOM | 板取引◯ | 板取引◯ | 【要確認】 | 販売所のみ | — | — |
| ASTR | — | — | 板取引◯ | — | 板取引◯ | — |
⚠ 板取引対応状況に関する重要な注意点
板取引が使えない銘柄を販売所経由で買ってステーキングする場合、スプレッド分の目減りが年率以内に収まるかを事前に試算しておきたい。特にETHやDOTなど主要銘柄は、板取引が使える取引所を選ぶだけで実質利回りが1〜3%分改善する計算になる。→ スプレッド解説 もあわせて参照してほしい。
向いている人:利率を1円でも高くしたい/確定申告の手間を減らしたい
対応銘柄は7種類で、SBI VCトレード(17銘柄)には届かない。ASTRなど日本発トークンには非対応。
向いている人:多様なアルトコインを1口座で運用したい/SBIグループの運営体制を重視したい
手数料約25%はBITPOINTと比較すると実受取額で差が開く。一部銘柄(DOT等)は預かり数量の50〜60%程度しかステーキングに回らないケースがある。
💡 コンサル視点:17銘柄対応は他社を明確にリードしている。SOL・AVAX・NEARなどのPoS主要銘柄から、TON・SUI・HBARなど新興プロジェクトまで1口座でカバーできる点は、分散しながら報酬を受け取りたい投資スタイルと相性がよい。SBIグループ傘下の運営体制も、長期保有を前提にするなら安心材料になる。
向いている人:ASTR(アスター)や日本発トークンを運用したい/上場企業グループの運営体制を重視したい
年率ではBITPOINT・SBI VCトレードに届かない銘柄が多い。DOT等は預かり数量の50〜60%程度しかステーキングに回らないケースがある。
💡 コンサル視点:ASTR国内唯一対応という点が、他社にない強みだ。日本発プロジェクトの成長に期待するなら、ここが有力な選択肢になる。東証プライム上場グループの財務基盤も、長期保有者には評価ポイントとして加えられる。
向いている人:マイナー銘柄もステーキングしたい/ロック期間を許容できる
ロック期間があるため、性質としてはステーキングというよりレンディングに近い。価格が急落した局面で売却できないリスクがある。BITPOINT等のロックなしサービスとは別物として位置づけておきたい。
💡 コンサル視点:ロック期間を許容できるなら、他社にないHBAR・IOSTなどのマイナー銘柄を運用できる点が強みになる。ただし急な価格変動に対応できない構造的リスクは付きまとう。メインよりも、特定銘柄の運用用サブ口座として組み合わせる使い方が現実的だ。
向いている人:毎日の報酬発生を実感したい/ASTR・SUIも運用したい
年率は推定値での公開になっており、実績値ではないため参考程度に位置づけたい。年率水準そのものは低めの銘柄が多い。
💡 コンサル視点:毎日の報酬付与は、運用のモチベーション維持には効く設計だ。ASTR・SUI・SEIなど新興銘柄を複数運用したい人には選択肢になる。一方で、メイン口座としてはBITPOINT・SBI VCトレードに譲るというのが率直な評価だ。
向いている人:Coincheckのアプリで取引している/ETHを長期保有している
対応銘柄がETH1種類のみ。手数料30%は国内高水準で、BITPOINT(無料)と比較すると実受取額で差が付く。
💡 コンサル視点:既にCoincheckでETHを長期保有している人は、ステーキング設定をONにするだけで年率約2.7%を受け取れる。他社移管の手間を踏まえると、そのまま運用する合理性はある。一方、新規に口座開設から始める人が利率で選ぶなら、BITPOINTかSBI VCトレードが優先度の高い選択肢になる。
ビットコイン(BTC)はPoW(プルーフ・オブ・ワーク)方式を採用しており、仕組み上ステーキングの対象にならない。ステーキングが可能なのは、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)方式を採用するコイン(ETH・DOT・ADA・SOL・ATOM等)に限定される。
BTCを保有したまま運用益を得たい場合は、「レンディング(貸暗号資産)」という別のサービスを検討することになる。代表例としてCoincheckやGMOコインの貸暗号資産ベーシックがあり、最大年率10%程度で運用できる。ただしロック期間あり・分別管理対象外という性質の違いがあり、ステーキングとは別のリスクを負う点は押さえておきたい。→ ビットコイン解説 も参考になる。
ステーキングの仕組み、注意点、税金について、元金融コンサルタントのトシが初心者の疑問に答える。
ヒナコ
ステーキングって、仮想通貨を持っているだけで増えると聞きました。銀行預金みたいなものですか?
トシ
仕組み自体は機能している。ブロックチェーンのネットワーク維持に貢献する見返りとして、保有量に応じた報酬が付与される設計だ。報酬の数量自体はプロトコルに沿って自動的に計算される。ただし銀行預金と違う点が2つある。1つは元本が保証されないこと。コイン自体の価格が下落すれば、枚数が増えても評価額はマイナスになる。もう1つは年率が変動することだ。→ ブロックチェーン解説 も参考になる。
ヒナコ
リスクもあるんですね……。ステーキングで気をつけることは何ですか?
トシ
一番見落とされやすいのが「買い方」だ。販売所のスプレッドで往復3〜5%持っていかれると、ETH年率2〜3%がそこで相殺されてしまう。取引所(板取引)で買えるかを先に確認しておきたい。もう1点、長期保有を決めたコインだけをステーキングに回す。短期売買用の資金を回すと、急落時に動かせず後悔する場面が出てくる。この2点を守れば、ステーキングは運用の柱として機能する。各社の購入手数料・スプレッドは仮想通貨取引所の手数料比較ランキングで一覧できる。
ヒナコ
ステーキングの報酬には税金がかかるんですか?
トシ
雑所得として課税対象だ。受取時点の時価が売上に算入され、給与所得と合算されて累進課税される仕組みになっている。税率は所得全体で5〜45%、これに住民税10%が加わる。BITPOINTの日本円受取サービスを選べば時価計算が不要になり、確定申告の手間は大幅に軽くなる。
ヒナコ
始めるベストなタイミングはありますか?価格が上がっている時だと怖くて買えなくて……
トシ
長期保有を決めているコインなら、価格のタイミングは気にしなくていい。数年単位で持ち続ける前提のコインをステーキングに回す考え方だ。「どうせ持ち続けるなら、報酬も受け取っておく」という姿勢で運用する。ただし、生活費や緊急資金を回すのは避けたい。ステーキングに回すのは、あくまで余剰資金の範囲にとどめておきたい。
A. 最大の違いは「ロック期間」と「分別管理」にある。ステーキングは保有するだけで自動参加でき、ロックのない取引所も多い。さらに資金決済法に基づく分別管理の対象となるため、取引所が破綻しても資産は保護される仕組みになっている。一方レンディングは、取引所に一定期間(14〜365日)貸し出す仕組みで、期間中は売却できず、分別管理の対象外になるため取引所破綻時のリスクを負う。→ ステーキング仕組み詳細解説 で詳しく解説している。
A. できない。BTCはPoW方式を採用しており、ステーキングの対象外になる。PoS方式のコイン(ETH・DOT・ADA・SOL・ATOM等)が対象だ。BTCで運用益を得たい場合は、CoincheckやGMOコインのレンディングサービスが選択肢になる。
A. かかる。雑所得として課税対象となり、給与所得などと合算した累進課税(5〜45%)に住民税10%が加わる。受取時点の時価が課税所得として算入される仕組みで、売却時にはさらに売却益の計算が必要になる。BITPOINTの日本円受取サービスを使えば時価計算が不要になり、確定申告の処理が簡素化される。→ 仮想通貨用語辞典 も参考になる。
A. BITPOINT・SBI VCトレード・GMOコイン・bitFlyerなどロック期間のないサービスなら、いつでも売却・送金が可能だ。コイントレードのようにロック期間を設けている取引所では、期間中は売却・送金ができないため、運用前に確認しておきたい。
A. 利率重視ならBITPOINT、銘柄数重視ならSBI VCトレード、ASTRを運用したいならGMOコインが軸になる。自分の運用スタイル(利率/銘柄幅/特定銘柄/毎日報酬/アプリ完結)で絞り込んでいくのが近道だ。
A. 取引所によって異なるが、多くは仮想通貨を小数単位で購入でき、ステーキングも少量から可能だ。SBI VCトレードでは500円から仮想通貨を購入できる。まずは少額で試し、報酬の流れを体感してから運用額を広げていく進め方が無理なく続けやすい。
A. 国内の仮想通貨取引所は、資金決済法により顧客資産の分別管理が義務づけられている。ステーキング中の資産も分別管理の対象となるため、取引所が破綻しても資産が保護される仕組みがある。一方でレンディング(貸暗号資産)は分別管理の対象外になるため、リスク管理の観点ではステーキングのほうが構造的に安全側に位置づけられる。
FINAL CONCLUSION
仮想通貨のステーキングは、銀行預金を大きく上回る利率で資産を運用できる仕組みだ。国内6社のうち、利率重視ならBITPOINT、銘柄数重視ならSBI VCトレード、ASTRを運用するならGMOコインが中心的な選択肢になる。
年率の高さだけで判断せず、購入時のスプレッドコスト(販売所か板取引か)にも目を向けておきたい。板取引で仕込んだコインをそのままステーキングに回す流れが、コストを抑えつつ利率を取りにいく組み立て方になる。
ステーキング運用で最も効くのは、銘柄選びや取引所選びそのものよりも、「長期保有を決めたコインを、余剰資金の範囲で、コストの低い経路で仕込む」という運用設計の部分だ。元本保証はなく、年率も変動する前提を受け入れたうえで、自分の資産全体のなかで位置づけを決めておくことが、長く続けられるステーキング運用の土台になる。
口座開設はいずれの取引所も無料だ。少額で始めて報酬の流れを体感し、運用スタイルが見えてきた段階で運用額を広げていく進め方が、初心者にとっては現実的な第一歩になる。なおbitbankはステーキング非提供のため、対象候補からは外れる。→ 詳細は 仮想通貨取引所総合ランキング もあわせて確認してほしい。
🛠 暗号資産便利ツール
💡 コンサル視点:手数料無料の影響は大きい。他社が報酬の25〜30%を控除するなかで、BITPOINTはそのまま受け取れるため、ETH年率2.73%が実受取額にほぼ等しく反映される。確定申告も日本円受取を選べば時価計算が不要になり、雑所得として合算するだけで済む。利率と税務効率を同時に取りたい人の有力候補だ。