FX EVENT RISK TOOL
FX経済指標リスク計算機|発表時の想定損失額をストレステスト
この計算機は、経済指標発表時の値動きを予測するものではありません。利用者が入力した逆行pips・保有数量・追加コストの仮定から、発表時のストレス損失額、許容損失との差、シナリオ内の上限数量を試算します。
最終更新日:2026年8月26日
経済指標発表時の損失シナリオを試算
初期値は入力例です。50pipsや5pipsは特定指標の平均・予測・目安ではありません。
バッファ込みストレス損失額
値幅による損失額
追加コストの仮定額
入力数量の1pip価値(概算)
口座残高に対する比率
シナリオ内の上限数量
現在数量から減らす数量
これは入力値による概算で、値動きの予測、取引数量の助言、損失上限ではありません。追加コストの仮定を超えるスプレッド・スリッページ、価格の飛び、手数料、スワップ、各社の換算・丸め・約定条件は反映しません。数量上限の表示は1億通貨までです。
このページの対象:経済指標発表時に保有ポジションへ起こり得る損失を、利用者自身の仮定で事前点検するための計算機です。指標の意味はFX経済指標ガイド、発表予定は経済指標カレンダーで確認できます。
この計算機で分かること
現在の保有数量の影響
入力した逆行pipsと追加コストの仮定を分けて円換算し、合計ストレス損失を表示します。
損失予算との差
利用者自身が入力した許容損失額と比較し、範囲内か超過かを金額付きで示します。
シナリオ内の数量上限
同じ仮定のもとで損失予算に収まる数量を逆算し、選んだ最小取引単位で切り下げます。
上限数量は「この入力シナリオ内での数学的な上限」であり、通常時の損切り幅やリスク率から求める数量はFXポジションサイズ計算機で計算できます。一般的なpips損益や必要証拠金だけを確認したい場合はFX pips計算ツールをご利用ください。
計算式:決済通貨が円のペアと円以外のペアの違い
一般に、USD/JPYやEUR/JPYなど決済通貨が円のペアでは1pipを0.01円、EUR/USDなど決済通貨が円以外の代表的なペアでは1pipを0.0001決済通貨として扱います。ただし、pipの桁はFX会社や商品で異なる場合があります。
決済通貨が円の場合
決済通貨が円以外の場合
上限数量の逆算
画面では理論値を最小取引単位で切り下げます。証拠金、レバレッジ、ロスカット水準はこの式と別です。
入力例:決済通貨が円、10,000通貨、逆行50pips、追加コスト5pips、許容損失10,000円、最小取引単位1,000通貨
値幅部分は5,000円、追加コスト部分は500円、合計は5,500円です。理論上限18,181.81…通貨を1,000通貨単位で切り下げると、シナリオ内の上限は18,000通貨です。いずれも市況予測ではなく入力例です。
入力するpipsを決めて発表前に試算する4ステップ
- 発表日時を確かめる。 サイト内の経済指標カレンダーに加え、重要な判断では発表元の最新日程を確認し、時刻とタイムゾーンをそろえます。
- 基準価格と観測窓を先に固定する。 過去記録を使う場合は、同じ通貨ペア・同じ価格種別で、発表直前の基準価格と「発表後いつまでを見るか」を決めます。
- 不利方向の最大幅を測る。 買い保有なら基準価格から観測窓内の最安値まで、売り保有なら最高値までの最大逆行幅をpipsに直し、Bid・Ask・Midの別、データ元、標本期間を記録します。
- コストの重複を避けて試算する。 Bid・Askなど約定可能価格から測った値幅にスプレッド等が含まれる場合、同じコストを追加バッファへ重ねません。複数シナリオを試し、最後に利用会社のpip定義、取引単位、注文執行条件と照合します。
発表直前から観測窓の終点までの単純な価格差、観測窓全体の高値―安値、保有方向に対する最大逆行幅は別の値です。この計算機には、保有ポジションのストレス確認に使う「最大逆行幅」を入力します。記録条件をそろえられない値や、出所の分からない平均値を将来の上限として扱わないでください。
指標の実績・市場予想・前回値の改定をどう読むかはFXファンダメンタルズ分析ガイド、米雇用統計とFOMCの個別情報は米雇用統計ガイドとFOMCガイドに分けています。
計算結果が実際の損失上限にならない理由
金融先物取引業協会は、米国雇用統計など重要経済指標の発表前後に、スプレッドが平時より広がる場合があると説明しています。金融庁も、相場急変で流動性が低下すると、スプレッド拡大や意図した取引が難しくなる可能性を示しています。
そのため、逆指値やロスカットがあっても指定した水準で損失額が固定されるとは限りません。追加コストpipsを入力しても、実際の約定価格や価格の飛びを再現するものではありません。注文方式の詳しい違いはFX注文・約定ガイド、スリッページはFXスリッページガイドで確認できます。
目的別の関連ページ
確認したい内容に合うページを選ぶと、日程確認から損失試算までを順に進められます。
| 知りたいこと | 確認先 | 確認できる内容 |
|---|---|---|
| 発表日時 | 経済指標カレンダー | 日程・時刻・予定確認 |
| 指標の意味と種類 | FX経済指標ガイド | 雇用・物価・景気・金融政策の基礎 |
| 予想・結果・改定の読み方 | ファンダメンタルズ分析ガイド | 織り込みと2通貨比較 |
| 通常のpips損益 | FX pips計算ツール | 汎用pips損益・必要証拠金 |
| 経済指標発表前の金額点検 | このページ | 保有数量・追加コスト・許容損失のストレス試算 |
公式情報・計算根拠
- 金融庁「外国為替証拠金取引について」 — 相場変動・流動性・ロスカット等のリスク
- 金融先物取引業協会「スプレッド、手数料について」 — 重要指標前後のスプレッド拡大可能性
- 金融先物取引業協会「取引スキーム」 — 注文・約定・スリッページ
- GMOクリック証券「pipsとは?」 — 一般的なpip基準と損益計算式
- U.S. Bureau of Labor Statistics「Employment Situation release schedule」
- Federal Reserve「FOMC calendars」
- 日本銀行「金融政策決定会合の運営」
本ページの最終更新日時点。公式発表予定は変更される場合があるため、利用時点の発表元情報をご確認ください。
よくある質問
このツールは経済指標発表後の値幅を予測しますか?
いいえ。このツールは、利用者が入力した逆行pipsと追加コストの仮定を金額へ換算するストレス試算です。特定の指標が何pips動くか、方向、実際の損失額を予測するものではありません。
経済指標ごとに何pipsを入力すればよいですか?
特定の指標に共通する正解はありません。通貨ペア、観測時間、価格の種類が明らかな記録を参考にし、複数のシナリオを試してください。過去平均や過去の標本内最大値も、将来の上限にはなりません。
追加コストの仮定には何を入れますか?
追加コストは、スプレッド拡大やスリッページなどを見込む場合に利用者が置く余裕幅です。実際のコストを予測する値ではなく、この幅を超えないことも保証しません。
逆指値を入れれば計算結果の範囲に収まりますか?
いいえ。相場急変や流動性低下の局面では、意図した価格で取引できない場合があります。注文の執行条件、ロスカット水準、取引停止条件は利用するFX会社の取引説明書で確認してください。
EUR/USDなど円を含まない通貨ペアも計算できますか?
「1pip=0.0001決済通貨のペア」を選び、決済通貨1単位の対円換算レートを入力すると概算できます。EUR/USDなら損益は米ドルで生じるため、USD/JPY相当の換算レートが必要です。