カードローンの返済が苦しいときの相談先|無料の範囲と準備
次の返済が難しいときは、借入先に支払条件を相談できます。借金や家計全体を整理したいときは、JCCOなど第三者の窓口を頼れます。
残高が全部分からない、いつなら返せるか決まっていない。その状態でも、まず相談の進め方を尋ねてください。資料をそろえることより、差し迫った返済日や通知の期限を伝えることを優先します。
裁判所から書類が届いている場合は、記載された期限を先に確認してください。相談の予約を待って期限を過ぎないよう、受け取った書類の名前と期限を窓口に伝えます。通知ごとの確認先は延滞・督促・裁判書類への対処へ。
支払日の相談と、借金全体の相談は同時に進められる
今ある契約の支払日・支払額については、カードや会員画面にある契約中の人向け窓口へ連絡します。新規申込用の窓口と間違えないようにしましょう。借入先に連絡しながら、第三者の窓口に家計や今後の返済を相談して構いません。
まず、次の返済日と金額、難しくなった事情、今払える額、次の入金予定を分かる範囲で伝えます。返せる日を約束できないなら、「未定です」と伝えてください。
「○日の返済について相談したいです。収入が減り、予定の○円を用意できません。生活費を残して今払えるのは○円です。次の入金は○日の予定です。今後の支払額と日付、必要な手続きを確認したいです」
入金予定がない場合は、最後を「次の収入はまだ決まっていません。今後どう相談を進めればよいか教えてください」に変えられます。無理に返済日を決める必要はありません。
連絡しただけで、返済期日が延びたり、請求や遅延損害金が止まったりするわけではありません。どこまで変更が認められたかは、契約先の回答を確認します。たとえばアイフルの返済時の注意点では、支払期日の延長をしても遅延損害金が発生し、口座振替が止まらない場合があると案内されています。実際の取扱いは自分の契約先で確認してください。
返済相談はどこにする?困っていることから窓口を選ぶ
銀行の借入れ、消費者金融やキャッシング、生活費、法律上の手続きでは、相談したい内容が少しずつ違います。下の案内は窓口の優劣をつけるものではありません。「自分の相談を受けられるか」を最初に確かめるための入口です。借入れが1社だけでも、返済が苦しければ相談先を探せます。
掲載している0570番号は通話料がかかります。「相談無料」は電話代まで無料という意味ではありません。受付時間と、予約後の面談時間も別です。臨時休業や電話がつながらない場合の案内は、各公式ページで確認できます。
公益財団法人
JCCO:返済と家計の両方を相談したいとき
日本クレジットカウンセリング協会は、クレジットや消費者ローンの借金について電話で相談を受け、必要に応じて面接の予約や他機関の紹介を行っています。
多重債務ほっとライン:平日10:00~12:40/14:00~16:40
土日・祝日・12月28日~1月4日を除く
無料の範囲:電話相談、カウンセリング。JCCOで引き受けが可能な場合は、任意整理も無料です。通話料や来所の交通費などは別にかかります。
最初の電話で状況を話し、面接が必要なら資料や来所方法を確認します。面接には原則として本人が来所します。家族が代わりに進めたい場合も、まず対応できる範囲を尋ねてください。
一般社団法人・銀行の業界団体
全国銀行協会:銀行カードローンの返済が心配なとき
銀行カードローンに関する相談・苦情を受け付ける専用窓口です。「返済が難しくなりそう」「返し方を相談したい」ときに利用できます。
平日9:00~17:00(祝日・銀行休業日を除く)
無料の範囲:相談。通話料は別です。必要に応じて案内されるカウンセリングの予約・実施方法は、窓口で確認します。
この窓口に話しただけで、自分の銀行の返済条件が変更されるわけではありません。個別の支払いについては借入先の銀行にも確認してください。
認可法人・貸金業の業界団体
日本貸金業協会:消費者金融・キャッシングの相談
貸金業相談・紛争解決センターでは、借入れや返済の相談、生活再建の支援、貸金業者への苦情などを受け付けています。
平日9:00~17:00(土日・祝日・年末年始を除く)
無料の範囲:相談・苦情の受付。通話料は別です。
Web受付もありますが、回答は電話で行われます。電話に出られる時間や連絡方法に事情がある場合は、受付時に伝えてください。個別の支払日・支払額の変更は、契約している貸金業者に相談します。
日本司法支援センター
法テラス:法律相談の窓口や費用の支援を知りたいとき
サポートダイヤルでは、法制度や相談窓口の情報を案内しています。ここでの案内と、弁護士・司法書士による個別の法律相談は別です。
平日9:00~21:00/土曜9:00~17:00(日曜・祝日・年末年始を除く)
無料の範囲:法制度・窓口の情報案内。通話料は別です。弁護士等との無料法律相談には、収入・資産などの条件があります。
弁護士・司法書士への依頼費用の立替制度は、別途審査があり、原則として返済が必要です。「相談が無料だから手続きもすべて無料」と考えず、依頼前に総額や支払方法を確認しましょう。
自治体などが設置する地域の相談窓口
自立相談支援機関:生活費・家賃・仕事も困っているとき
食費や家賃を出すのも難しい、収入が途切れた場合は、借金の相談と一緒に生活の相談を進められます。地域の窓口で家計、住まい、仕事などの困りごとを話し、利用できる支援を確認します。
相談は無料です。受付時間・連絡方法は地域で異なり、電話代などは別に確認します。給付などの制度を必ず利用できるという意味ではありません。
連絡先が分からない場合は、住んでいる市区町村に自立相談支援の窓口を尋ねてください。
ほかにも財務局、自治体、弁護士会、司法書士会などの相談先があります。近くの窓口を探すときは、金融庁の多重債務相談窓口一覧を利用できます。相談料や予約の要否は、それぞれの窓口で確認してください。
相談前のメモは、分かるところだけでよい
最初の電話から、すべてを正確に説明しようとしなくても大丈夫です。明細や会員画面が手元にあれば見ながら話し、分からない項目は「不明」と伝えます。面談や正式な依頼に必要な資料は、予約時に確かめましょう。
相談したいこと: 次の返済日・返済額: 期限のある通知・書類:あり/なし(期限: ) 生活費を残して今払える金額: 次の入金日・金額:予定あり/未定 借入先・残高:分かる範囲で 家賃・食費など、いま困っている支払い: 連絡を受けられる時間・方法の希望: 相談後にすること・次の期限:
コピーしたメモは、自分のメモアプリや紙で使えます。資料をそろえるために、差し迫った支払いの連絡を後回しにしないでください。
第三者の窓口には、何を相談したいかから話す
「カードローンの返済が苦しく、どこに相談すればよいか迷っています。次の返済日は○日です。残高はまだ全部確認できていません。こちらで相談できますか。最初に何を伝えればよいでしょうか」
失職などで返せる日が分からないときは、その事情も伝えます。借入先への連絡、家計の支援、法律相談など、どこを並行して進めるかを尋ねられます。複数の借入れを一覧にする方法は、多重債務の残高・返済額・家計の整理で確認できます。
相談が終わったら、決まったことと確認待ちを分ける
窓口を紹介してもらった段階、面談を予約した段階、契約先と支払方法を取り決めた段階では、次にすることが違います。電話を切る前に、分からない点を聞き直してメモを残しましょう。
| 支払いの合意 | 日付・金額・方法は確定したか、まだ確認中か。次回だけの変更か、その後も変わるのか。 |
|---|---|
| 変わらない条件 | 利息・遅延損害金、口座引落、今ある支払期限はどう扱われるか。自分の判断で支払いを止めない。 |
| 次にすること | 誰が、どこへ、いつまでに連絡するか。提出資料、予約日時、担当窓口、連絡が来なかった場合の連絡先。 |
| 費用と連絡方法 | 相談後の依頼に費用がかかるか。電話・郵便の送り先や、希望した連絡方法への対応が可能か。 |
面談の予約日より、返済日が先に来る場合
「面談は来月ですが、次の返済は来週です」と受付窓口に伝え、先に電話で相談できる範囲や、ほかに利用できる窓口を尋ねます。借入先にも返済日の前に相談してください。予約が取れたこと自体で、支払期限が変わるわけではありません。
毎月払っても苦しいなら、返済額だけで判断しない
毎月払う額には利息が含まれることがあり、支払額のすべてが残高を減らすわけではありません。明細で元金と利息の内訳を見て、生活費を残して返済を続けられるかを相談に持ち込みます。
余裕のある月に追加返済を考える場合も、生活費とすべての借入先への必要な返済額を確認してからです。一部の高金利の借入れを優先して、ほかの返済に穴があくようなら、先に全体の支払いを相談してください。
毎月の支払額から期間を見たい場合は返済シミュレーター、元金の減り方は返済方式の違いへ。計算上の完済予定が出ても、毎月不足が出るなら、新たに借りて埋め続ける前に相談する場面です。
相談すると、必ず債務整理や家族への連絡になる?
相談しただけで、直ちに特定の手続きを選ぶわけではありません。まず借入れと生活の状況を伝え、返済を続けられる見込みや、利用できる方法を確認します。何社以上、いくら以上ならこの手続き、と自分だけで決める必要はありません。
返済のための借入れが続く、収入が戻る見込みが立たない、生活費を削っても支払えない場合は、その事情を法律相談でも伝えてください。方法ごとの違いを先に知りたい場合は債務整理の選択肢と注意点へ。
家族に知られたくない事情も、最初に伝える
JCCOは相談の秘密を守ると案内していますが、家計を立て直す過程で家族の協力が必要になる場合も示しています。「絶対に家族に知られない」と一律には言えません。電話や郵便の宛先、折り返しの時間を含め、希望に対応できるかを確認してください。
家族の代わりに相談したいときも、一般的な情報を聞くことと、本人の面接や正式な依頼を代わることは別です。法テラスの情報案内などを入口に、本人の同席や委任が必要になる段階を尋ねられます。
まず一つ、利用できそうな窓口に「こちらで相談できますか」と聞くところから始められます。分からない項目を埋めることも、相談の中で手伝ってもらいましょう。
窓口の選び方と出典
国内の個人によるカードローン・キャッシングの返済相談を想定し、金融庁の相談窓口案内を基に、借入れの種類、家計、法律相談の入口を整理しています。相談料・通話料・手続費用は区別し、電話番号や受付条件は各窓口の公式案内と照合しました。個別の法律判断や、相談利用の体験談ではありません。
- 政府広報:生活困窮者自立支援制度 — 自立相談支援機関と無料相談の案内。
- JCCO:相談の利用案内(PDF) — 相談の無料範囲、交通・通信費の扱い。
- 裁判所:支払督促 — 裁判所の書類に対応期限があることの確認。
調査・構成の整理に生成AIを使用し、公式資料との照合と別担当による内容確認を行っています。制作方針と訂正窓口は編集方針をご覧ください。
相談先を選んだら、次の返済日と困っていることを、分かる範囲から伝えましょう。