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ネット証券初心者向けおすすめランキング【2026年】口座の選び方5つの基準

最終更新日:

ネット証券5社を初心者向けの5つの基準で比較し、おすすめ順に紹介します。手数料無料の条件から少額で始める道筋まで、2026年7月時点で解説します。

投資経験を問わず条件の全体像から比較したい方は ネット証券おすすめ比較(総合ランキング) をご覧ください。本ページは「最初の1口座をどう選ぶか」に絞って解説します。

ヒナコ

ヒナコ

投資を始めたくてネット証券を調べたんですが、どこも「手数料無料」で違いが分からなくて…。結局、初心者はどこで口座を開けばいいんでしょうか?

トシ

トシ

いい着眼点だ。国内株の売買手数料は無料が標準になり、手数料の額面だけでは差がつかない時代になった。だから比べるポイントは「無料になる条件の分かりやすさ」「少額で試せるか」「ポイントや経済圏」「画面とサポート」「NISAへの移行しやすさ」の5つに変わっている。

ヒナコ

ヒナコ

手数料が無料なのに「条件」があるんですか?

トシ

トシ

そこが今回の比較の核心だ。無料には各社それぞれ設定条件があり、知らないままだと有料のコースのまま取引してしまうこともある。先に結論を示してから、条件の中身を一つずつ確認していく。

結論:初心者の最初の1口座は、この5行から選べます

迷ったら・総合力で選ぶなら → SBI証券(1位)

手数料・少額投資・ポイントの選択肢がひと通り揃います。

楽天のサービスをよく使うなら → 楽天証券(2位)

楽天ポイントで投資でき、画面の分かりやすさに定評があります。

条件を覚えるのが面倒・サポート重視なら → 松井証券(3位)

1日50万円まで設定条件なしで無料。問合せ窓口の外部評価が高い会社です。

au・Pontaポイントを使うなら → 三菱UFJ eスマート証券(4位)

2026年5月から手数料を原則無料化。1株から手数料0円で練習できます。

NISA中心+dポイント派なら → マネックス証券(5位)

NISA口座なら国内株・米国株・投信の売買手数料が無料です。

株式・投資信託は値動きのある金融商品であり、元本保証はありません(預金保険の対象外です)。手数料・条件はすべて2026年7月21日時点の各社公式情報に基づきます。

1. 初心者向けネット証券の選び方 — 5つの基準

本ページのランキングは、次の5つの基準で評価しています。順番は「初心者が最初の1年でつまずきやすい順」です。基準が5つあると身構えるかもしれませんが、すべてを覚える必要はありません。自分に関係のある基準から順に読めば十分です。

基準① 手数料と条件の明快さ

2026年7月時点、主要ネット証券の多くは国内株の売買手数料が無料です。ただし「無条件で無料」の会社と「設定や同意が条件」の会社があります。条件を満たさないまま取引すると手数料がかかる場合があるため、初心者には「無料の条件がどれだけ分かりやすいか」が最初の分かれ目になります。

基準② 少額で始めやすいか(単元未満株・100円投信)

国内株は通常100株単位(単元)での売買ですが、単元未満株のサービスを使えば1株から購入できます。また、投資信託は5社とも100円から積立できます(2026年7月時点)。少額で試せる環境が整っているかを、コスト(手数料・スプレッド)まで含めて評価します。単元未満株の仕組み自体は 単元未満株(ミニ株)の仕組みと活用法 で詳しく解説しています。

基準③ ポイント・経済圏との相性

普段貯めているポイントで投資信託などを買える「ポイント投資」は、現金を使わずに投資を体験できる初心者向きの入口です。楽天・Ponta・d・Vポイントなど、自分の生活圏のポイントに対応しているかで使い勝手が変わります。クレカ積立の還元率で選びたい方は クレカ積立おすすめ比較 をご覧ください。

基準④ 画面・アプリの分かりやすさとサポート

初心者がつまずくのは、手数料よりもまず「操作」です。画面の分かりやすさに加え、困ったときに電話やチャットで聞ける窓口があるか、その品質に外部評価の裏付けがあるかを見ます。

基準⑤ NISAへの移行しやすさ

初心者の多くは、非課税制度のNISAを使った積立が投資の中心になります。全金融機関のNISA口座数は約2,821万口座(28,206,434口座/2025年12月末時点、金融庁「NISA口座の利用状況調査」令和8年7月3日公表)に達しており、口座選びの段階からNISAの手数料条件を確認しておきたいところです。NISAでの証券会社選びの詳細は NISA口座の証券会社の選び方 へ。

あなたに合うネット証券は? 30秒診断チャート Q1. 楽天市場・楽天カードを よく使う? YES 楽天証券(2位) NO Q2. au携帯・Pontaポイントを 使っている? YES 三菱UFJ eスマート証券 (4位) NO Q3. dポイント派? 投資はNISA中心の予定? YES マネックス証券(5位) NO Q4. 電話サポートの手厚さを 重視する? YES 松井証券(3位) NO SBI証券(1位・迷ったらこちら)

※診断は目安です。順位の根拠と各社の注意点は本文のランキングで確認してください。

2. 主要5社の比較表(無料の条件つき)

初心者向けの評価に関わる項目だけに絞った比較表です(2026年7月21日時点)。「無料」と書かれていても条件がある項目は、条件まで併記しました。どこから見るか迷ったら、まず「ポイント投資」の行で自分が普段使うポイントを探すと、候補が絞りやすくなります。

なお表中の「SOR」とは、複数の市場から有利な価格を探して注文を執行する注文方式のことです(本ページでのSORの説明はここだけです。以降は名称のみ記載します)。

項目 SBI証券 楽天証券 松井証券 三菱UFJ eスマート証券 マネックス証券
国内株の売買手数料 0円(ゼロ革命)。条件:インターネットコース+取扱書面をすべて電子交付に設定 0円(ゼロコース)。条件:SOR利用への同意 1日の約定代金合計50万円まで0円(設定条件なし)。50万円超は1100円(税込)〜。25歳以下は金額にかかわらず無料 原則0円(2026年5月18日約定分〜)。条件:SOR注文の選択。非選択時は55円〜4059円(税込) 課税口座は有料(取引毎コース55円〜等)。NISA口座は無料
単元未満株(1株から) S株:買付・売却0円(ネット注文)。約定はリアルタイムでなく時間帯別 かぶミニ:手数料無料。リアルタイム取引のみスプレッド0.22%、寄付取引はスプレッドなし 売却のみ対応(0.55%・税込、NISA口座かつネット経由は無料)。買付サービスなし プチ株:買付・売却0円(SOR注文選択が条件)・スプレッドなし。積立も可 ワン株:買付0円・売却0.55%(税込・最低52円)
投資信託の積立 100円から。購入時手数料無料 100円から。購入時手数料無料 100円から。購入時手数料無料 100円から。購入時手数料無料 100円から。購入時手数料無料
ポイント投資 VポイントまたはPontaポイントで投信・S株を買付可(d・PayPay・JALマイルは貯める専用) 楽天ポイント(通常ポイントのみ・期間限定ポイント不可)で投信・国内株・米国株 松井証券ポイントで投資可。PayPay・dポイント等への交換も可 Pontaポイントで投信・プチ株を買付可 マネックスポイントとdポイントで投信を買付可
NISAの手数料 国内株0円ほか 国内株・投信・米国株0円 売買手数料0円・投信購入時手数料無料 NISA口座内の取引手数料無料 国内株・米国株・中国株・投信すべて無料
口座開設スピード ネット申込で最短翌営業日 オンライン申込で最短翌営業日 スマホ本人確認で最短即日 オンラインで最短翌営業日 オンラインで最短翌営業日

手数料・条件は2026年7月21日時点の各社公式サイトで確認した内容です。改定されることがあるため、口座開設前に最新の条件を各社公式サイトで確認してください。SBI証券・楽天証券の詳しい使い方は SBI証券の特徴と口座開設の流れ楽天証券の特徴と口座開設の流れ をご覧ください。

3. 初心者向けおすすめランキング5社

このランキングの付け方

  • 調査対象:主要ネット証券5社(SBI証券・楽天証券・松井証券・三菱UFJ eスマート証券・マネックス証券)。店舗型証券・特定商品特化型の証券会社は対象外です。
  • 評価軸と優先順位:①手数料と条件の明快さ ②少額で始めやすいか(単元未満株・100円投信) ③ポイント・経済圏 ④画面・サポート ⑤NISAへの移行しやすさ
  • 基準日:2026年7月21日(各社公式サイトの公開情報に基づく)
  • 広告や報酬は順位に影響していません。評価方針の詳細は 当サイトのランキング評価方針 をご覧ください。
1位

SBI証券

★迷ったらここ。手数料・少額・ポイントの総合力

  • 国内株の売買手数料が0円(ゼロ革命)。条件はインターネットコースで、取扱書面をすべて電子交付に設定することです(2026年7月時点)。
  • 単元未満株「S株」は買付・売却とも手数料0円(ネット注文)。1株から少額で個別株を試せます。
  • 投資信託は100円から積立でき、購入時手数料は無料です。
  • ポイントはVポイント・Pontaポイントの2種を投信・S株の買付に使えます(1pt=1円)。貯める側はV・Ponta・d・PayPay・JALマイルの5種から選択できます。
  • SBIグループの証券各社合算で1600万口座(2026年5月1日時点)と、利用者の裾野が広い会社です。
  • NISA口座の国内株売買手数料も0円です。

⚠ 注意点

  • 手数料0円には「全書面の電子交付設定」という手続きが要ります。口座開設時に設定を確認してください(設定しないと無料になりません)。
  • S株の約定はリアルタイムではなく、注文時間帯ごとに寄付・引けなどの決まったタイミングで成立します。「今この瞬間の価格で買う」ことはできません。
  • 取扱商品・情報量が多く、画面に慣れるまで時間がかかるという声もあります。最初は使う機能を絞るのが現実的です。

なぜ1位か

5つの基準すべてで大きな弱点がないのは5社中SBI証券だけです。手数料0円・S株無料・100円投信・2種のポイント投資・NISA無料と、初心者が「最初の1年でやりたいこと」を1口座で完結できます。無料の条件(電子交付設定)も一度設定すれば済む手続きで、継続的な負担にならない点を評価しました。

スペック確認日:2026年7月21日

リスク・注意:投資には価格変動リスクがあり、元本保証はありません。口座開設・維持費は無料です。

公式サイトへ移動します。口座開設・口座維持費は無料です。

2位

楽天証券

★楽天経済圏なら第一候補。画面の分かりやすさも強み

  • 国内株の売買手数料はゼロコースで0円。条件はSOR利用への同意です(2026年7月時点)。
  • 楽天ポイント(通常ポイント)で投資信託・国内株・米国株を買えます(1pt=1円・投信は100円から)。楽天市場などで貯めたポイントをそのまま投資に回せます。
  • 単元未満株「かぶミニ」は1株から購入でき、5社で唯一リアルタイム取引に対応しています。取扱は約2200銘柄(2025年4月時点・うちリアルタイム対象833銘柄)です。
  • 国内証券会社単体で最多の1400万口座(2026年4月時点・開示情報ベース)。初心者向けの画面設計に定評があります。
  • NISAは国内株・投信・米国株の売買手数料が0円です。

⚠ 注意点

  • ゼロコースの0円はSOR利用への同意が前提です。同意しない場合は他コース(超割:5万円まで55円〜等)の手数料がかかります。
  • かぶミニのリアルタイム取引には0.22%のスプレッド(買付時は基準価格に上乗せ・売却時は差引)があります。寄付取引を選べばスプレッドなしの完全無料です。
  • ポイント投資に使えるのは通常ポイントのみで、期間限定ポイントは使えません。

なぜ2位か

「ポイントで投資を体験してから現金に進む」という初心者の入口として、楽天経済圏との連携は5社で最も強力です。総合力のSBIに一歩譲るのは、ポイント投資が楽天ポイント1種に限られる点と、かぶミニのリアルタイム取引にスプレッドという実質コストがある点です。ただ、楽天ユーザーであれば、この差を上回る使い勝手が見込めます。

スペック確認日:2026年7月21日

リスク・注意:投資には価格変動リスクがあり、元本保証はありません。口座開設・維持費は無料です。

口座開設・口座維持費は無料です。

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3位

松井証券

★条件を覚えなくていい明快さと、外部評価つきのサポート

  • 国内株は1日の約定代金合計50万円まで手数料0円。電子交付設定もSOR同意も不要で、口座を開いたその状態で無料という明快さが特長です(2026年7月時点)。
  • 25歳以下は約定代金にかかわらず手数料無料です(26歳になる月の最終営業日まで)。
  • HDI-Japanの格付けベンチマーク(2025年・証券業界)で「問合せ窓口」「Webサポート」の2部門とも最高評価の三つ星を15年連続で獲得。公式発表によればインターネット証券では同社のみです。
  • スマホ本人確認なら最短即日で口座開設が完了します(休業日を除く・不備がない場合)。5社で最速です。
  • 投資信託は100円から・購入時手数料無料。NISAの売買手数料も0円です。

⚠ 注意点

  • 1日の約定代金合計が50万円を超えると1100円(税込)〜の手数料がかかります。少額運用の間は実質無料ですが、まとまった金額の売買には向きません。
  • 単元未満株は売却のみの対応で、1株からの買付サービスがありません(買い増しは電話受付のみ)。「1株から買って練習したい」ニーズには4位のeスマート証券や1位のSBI証券が向きます。

なぜ3位か(4位eスマート証券との比較)

手数料の安さだけならeスマート証券と拮抗します。それでも松井証券を上に置いたのは、無料が「設定条件なし」であり、初心者が条件の見落としで手数料を払う事故が起きにくい構造だからです。

加えて、サポート品質にはHDI三つ星15年連続という公的に確認できる裏付けがあり、最短即日開設・25歳以下無料と初心者向けの実績が揃います。単元未満株の買付ができない弱点はありますが、「迷わず・安心して始める」観点の総合評価で3位としました。

スペック確認日:2026年7月21日

リスク・注意:投資には価格変動リスクがあり、元本保証はありません。口座開設・維持費は無料です。

口座開設・口座維持費は無料です。

4位

三菱UFJ eスマート証券

★2026年5月に手数料を原則無料化。1株練習の実力派

  • 2026年5月18日約定分から、SOR注文の選択を条件に国内株(現物・信用)の取引手数料が原則無料になりました。手数料面の見劣りは解消されています。
  • 単元未満株「プチ株」は買付・売却とも0円(SOR注文選択が条件)で、スプレッドもありません(2026年5月16日発注分〜・公式明記)。プチ株の積立(プレミアム積立)も手数料0円で、1株からの積立練習ができます。
  • Pontaポイントで投資信託とプチ株を買付できます(1pt=1円)。au・Ponta経済圏のユーザーと相性が良い会社です。
  • 三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下という資本面の安心材料があります(旧社名:auカブコム証券)。
  • 投資信託は100円から・購入時手数料0円。NISA口座内の取引手数料も無料です。

⚠ 注意点

  • 無料はSOR注文の選択が条件です。SORを選択しない注文には55円〜4059円(税込)の手数料がかかります。注文画面での選択を確認してください。
  • サポート品質について、松井証券のHDI格付けのような公的な外部評価は確認できませんでした(2026年7月時点)。
  • プチ株の約定もリアルタイムではありません。リアルタイムの1株売買は楽天証券かぶミニのみです(5社中)。

なぜ4位か

2026年5月の無料化で、単元未満株のコストはSBIと並ぶ水準(スプレッドなし・積立可の点で使い方によってはそれ以上)になりました。旧体系を前提に5位としていた評価を見直し、4位に引き上げています。3位に届かなかったのは、無料がSOR選択という条件付きであること、サポート実績の外部裏付けが確認できないことの2点です。

スペック確認日:2026年7月21日

リスク・注意:投資には価格変動リスクがあり、元本保証はありません。口座開設・維持費は無料です。

公式サイトへ移動します。口座開設・口座維持費は無料です。

5位

マネックス証券

★NISA中心+dポイント派なら選択肢になる

  • NISA口座なら国内株・米国株・中国株・投資信託のすべてで売買手数料が無料です(2026年7月時点)。「投資はNISAの枠内だけ」と決めている初心者には手数料面の不利がありません。
  • 単元未満株「ワン株」は買付手数料0円。1株からの購入で手数料がかからず、少額の買い増しに向きます。
  • マネックスポイントに加えてdポイントでも投資信託を買付できます。dポイント派には5社で唯一の受け皿です。
  • 投資信託は100円から積立でき、購入時の申込手数料は0円です。

⚠ 注意点

  • 課税口座(特定口座・一般口座)の国内株売買手数料は、5社で唯一有料です(取引毎コース最低55円〜/一日定額コース100万円以下550円〜)。NISAの枠を超えて取引する段階になるとコスト差が出ます。
  • ワン株の売却には0.55%(税込・最低52円)の手数料がかかります。

なぜ5位か

課税口座の国内株手数料が有料である点は、他4社が無料化を終えた現在、初心者向け比較では明確なマイナスです。一方で、NISA全商品無料・ワン株買付無料・dポイント対応という強みは事実として並記します。「NISA中心で、dポイントを使いたい」という条件に合う方には、順位以上に合理的な選択になり得ます。

スペック確認日:2026年7月21日

リスク・注意:投資には価格変動リスクがあり、元本保証はありません。口座開設・維持費は無料です。

口座開設・口座維持費は無料です。

4. 少額投資の実質コスト — 「1万円買ったらいくらか」

ヒナコ

ヒナコ

どの会社も「単元未満株は手数料無料」に見えるんですが、本当に全部同じなんでしょうか?

トシ

トシ

「無料」の中身は3種類に分かれる。①手数料もスプレッドもゼロ ②手数料はゼロだがスプレッドという形のコストがある ③買付は無料だが売却に手数料がかかる。1万円分を売買したときの実額に直すと違いが見える。

各社の単元未満株で1万円分の株を買い、同じ価格で売却したと仮定した場合のコストです(2026年7月21日時点・税込)。

SBI証券(S株)
買付0円+売却0円=0円(ネット注文。約定は時間帯別)
楽天証券(かぶミニ・寄付取引)
買付0円+売却0円=0円(スプレッドなし)
楽天証券(かぶミニ・リアルタイム取引)
買付時スプレッド約22円+売却時スプレッド約22円=約44円(0.22%を1万円に換算)
三菱UFJ eスマート証券(プチ株)
買付0円+売却0円=0円(SOR注文選択が条件・スプレッドなし)
マネックス証券(ワン株)
買付0円+売却55円=55円(0.55%・最低52円)
松井証券
1株からの買付サービスなし。売却は0.55%=55円(NISA口座かつネット経由なら0円)
1万円分を買って売ったときのコスト比較(単元未満株) 0円 20円 40円 60円 S株(SBI) 0円 かぶミニ(寄付) 0円 かぶミニ(リアルタイム) 約44円 プチ株(eスマート) 0円 ワン株(マネックス) 55円 松井(売却のみ) 55円 かぶミニ=スプレッド0.22%×往復/ワン株=売却0.55%/松井=売却のみ0.55%(NISAネットなら0円)

※同一価格で売買したと仮定した概算。2026年7月21日時点・税込。差は最大でも数十円であり、使い方(即時性の要否)に合わせた選択をおすすめします。

ここで押さえておきたいのは、差はあっても金額としては小さいことです。1万円あたり数十円の差は、口座選びの決定打というより「知っていれば納得して選べる」水準です。唯一、楽天のリアルタイム取引は「今の価格で即座に買える」対価としてスプレッドを払う仕組みであり、急いで約定させる必要がなければ、寄付取引を選べばコストはかかりません。数十円の差で口座を決めるより、この差の「理由」を理解して自分の使い方に合わせることに意味があります。即時性が要るならスプレッドは合理的な対価になりますし、積立や練習が目的なら0円の選択肢で足ります。

5. 店舗型証券・銀行窓口との違い

「証券会社の店舗や銀行の窓口で相談してから始めた方が安心では?」という疑問には、次の3点で整理して答えます。

① コストの構造が違います

ネット証券の国内株手数料は無料〜低水準が標準ですが、店舗型証券は担当者による対面サービスの分だけ手数料水準が高くなる傾向があります。

② 銀行の窓口では株式は買えません

銀行で購入できるのは投資信託や債券などに限られ、株式の売買には証券会社の口座が必要です。「ネット証券と銀行、どちらで投信を買うか」を比べる場合も、取扱本数や手数料の条件は金融機関ごとに大きく異なります。ネット証券には投資信託を2000本超そろえる会社もあり(例:SBI証券2604本・2024年9月25日時点の公式表記)、選択肢の広さは確認しておきたいポイントです。

③ 提案を受けるか、自分で選ぶかの違いがあります

窓口では担当者の提案を受けられますが、提案される商品が自分に合うとは限らず、判断を人に委ねる形になりがちです。ネット証券は自分で選ぶ必要がある一方、本ページのような比較情報と少額の実践で補えます。

対面の安心感に価値を感じる方を否定するものではありません。ただ「少額から自分のペースで学びたい」初心者には、コスト・商品の広さ・始めやすさの面でネット証券が向いています。

6. 口座開設の4ステップと、つまずきやすい3箇所

口座開設は5社ともオンラインで完結し、費用はかかりません。スマホとマイナンバーカードがあれば、書類の郵送なしで申込から開設まで完了します(5社とも対応・2026年7月時点)。開設までの日数は最短で、松井証券が即日、他4社が翌営業日です。

  1. 公式サイトの申込フォームに入力:氏名・住所・職業などの基本情報を入力します。
  2. 本人確認:スマホのカメラでマイナンバーカード(または運転免許証+マイナンバー通知書類等)を撮影して提出します。
  3. 審査・開設完了の通知:審査完了後、ログインIDなどが通知されます(最短即日〜翌営業日)。
  4. 初期設定と入金:手数料コースや電子交付の設定を確認し、銀行口座から入金すれば取引を始められます。
ネット証券の口座開設 4ステップ 1 申込フォーム入力 (無料) 2 スマホで本人確認 マイナンバーカード 3 審査・開設完了 最短即日〜翌営業日 4 初期設定・入金 電子交付・コース確認 ステップ4の初期設定が、つまずき防止のかなめ

※所要日数は2026年7月21日時点・不備がない場合。つまずきやすい3箇所は下記で解説します。

申込フォームでつまずきやすい3箇所

申込フォームには、初めてだと意味の分からない選択肢がいくつか出てきます。手が止まりやすいのは次の3箇所です。

① 口座の種類:「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶ

申込の途中で「特定口座(源泉徴収あり/なし)」「一般口座」の選択があります。初心者には特定口座(源泉徴収あり)が向いています。利益が出た場合の税金を証券会社が計算して源泉徴収するため、原則として確定申告が不要になるからです(詳細はFAQ参照)。一般口座は自分で損益計算をする必要があり、意図的に選ぶ理由がなければ避けるのが無難です。

② NISA口座の同時申込:迷ったら「申し込む」でかまいません

「NISA口座を同時に申し込みますか?」という選択肢が出ます。NISAは利益にかかる税金が非課税になる制度で、口座開設・維持は無料です。あとから申し込むと手続きが二度手間になるため、同時申込を選んでおくとスムーズです。なお、NISA口座は1人1金融機関のみで、金融機関は年単位で変更できます(FAQ参照)。

③ 配当金の受取方式:「株式数比例配分方式」を選ぶ

配当金の受け取り方の選択では株式数比例配分方式(証券口座で受け取る方式)を選んでください。NISA口座で受け取る配当金を非課税にするには、この方式の選択が要件になるためです(国税庁・日本証券業協会の公表情報による)。銀行振込等の他方式を選ぶと、NISAで保有していても配当金には課税されます。

開設後の最初の注文で迷いやすい「成行・指値」などの注文方法は 株の注文方法(成行・指値)の使い分け で解説しています。

7. 証券会社が倒産したらお金はどうなる?

初心者の方から最も多く聞かれる不安のひとつが「ネット証券に預けたお金は、会社が潰れたら消えるのか」です。結論から言うと、制度上の保護が二段構えで用意されています。

第一の保護:分別管理

証券会社は、顧客から預かった金銭や株式・投資信託を、自社の資産とは分けて管理することが法令で義務付けられています。この分別管理が機能していれば、証券会社が破綻しても顧客の資産は全額返還されます(日本投資者保護基金の公表情報・2026年7月時点)。

第二の保護:投資者保護基金

万一、分別管理に不備があって返還できない資産が生じた場合でも、日本投資者保護基金が1人あたり合計1000万円を上限に補償します。国内の証券会社は同基金への加入が法律上義務付けられています。

ただし、この保護は「証券会社の破綻」に対するものです。株価や基準価額の下落による損失は補償の対象外であり、投資である以上、元本保証はありません。「会社の倒産リスクは制度でカバーされているが、値動きのリスクは自分で引き受ける」——この切り分けを理解しておくと、必要以上に怖がらずに始められます。

8. いくらから始める?最初の1か月の道筋

ヒナコ

ヒナコ

口座を開いたら、最初はいくらぐらいから始めればいいんでしょうか? 貯金をたくさん回すのは怖くて…。

トシ

トシ

金額の正解は人によって違うが、道筋は示せる。投資信託なら5社とも100円から、単元未満株なら1株から買える。最初の1か月は「金額を増やすこと」ではなく「操作と値動きに慣れること」を目的にするのが現実的だ。

比較記事の多くはスペックの説明で終わりますが、本ページでは開設後の最初の1か月の動き方まで示します。あくまで一例であり、金額は生活に影響のない余剰資金の範囲で調整してください。

  • 第1週:100円〜1000円で投資信託を買ってみる。5社とも投信は100円から購入できます(2026年7月時点)。まずは1本、少額で買い、購入から約定・受渡までの流れと画面の見方を体験します。投資信託の選び方は 投資信託の選び方 を参考にしてください。
  • 第2週:値動きを観察する。毎日値上がり・値下がりする感覚を、少額のうちに体で覚えます。この段階で追加購入を急ぐ必要はありません。
  • 第3週:積立設定を試す。月100円〜数千円の積立を設定し、「自動で買い続ける」仕組みを作ります。NISA口座での積立なら利益が非課税になります。毎月の積立額でどのくらいの資産形成が見込めるかは NISA積立シミュレーター で試算できます。
  • 第4週:興味があれば単元未満株を1株。応援したい会社の株を1株買ってみると、株価・配当・株主という仕組みの理解が一気に進みます。1株数百円〜数千円程度で買える銘柄もあります(株価は銘柄・時期により異なります)。

この間、合計数百円〜数千円の投資額でも「口座操作・約定の流れ・値動きへの向き合い方」という初心者が学びたいことの大半を経験できます。金額を増やすのは、この経験のあとで遅くありません。

9. まとめ — 最初の1口座の決め方

  1. 経済圏で決められる人は、そのまま決めてかまいません。楽天圏なら楽天証券、au・Ponta圏なら三菱UFJ eスマート証券、dポイント+NISA中心ならマネックス証券。生活で貯めているポイントが使える会社は、続けやすさに直結します。
  2. 決め手がない人はSBI証券、条件のシンプルさとサポート重視なら松井証券。SBIは総合力で弱点が少なく、松井は「設定条件なしの無料」と外部評価のあるサポートが安心材料になります。
  3. どの会社でも、口座開設は無料でスマホ完結、最短即日〜翌営業日です。開設時は「特定口座(源泉徴収あり)」「NISA同時申込」「株式数比例配分方式」の3箇所に気をつけてください。
  4. 始めるのは100円からで十分です。最初の1か月は金額より経験。少額で操作と値動きに慣れてから、積立額を自分のペースで調整していく道筋が、遠回りに見えて堅実です。

口座選びで完璧を目指して立ち止まるより、無料で開ける口座をひとつ決めて少額で始める方が、得られるものは多いはずです。このページが、その最初の一歩の判断材料になれば幸いです。

10. よくある質問(FAQ)

SBI証券と楽天証券、初心者はどちらを選べばいいですか?

楽天市場や楽天カードをよく使うなら楽天証券、特定の経済圏にこだわりがなければSBI証券を第一候補にする、が本ページの結論です。楽天証券は楽天ポイント(通常ポイント)で投信・国内株・米国株を買え、SBI証券はVポイント・Pontaポイントの2種で投信・S株を買えます。手数料はどちらも条件を満たせば国内株0円(SBI=取扱書面の電子交付設定、楽天=ゼロコースでSOR利用に同意)で、大きな差はありません。両社とも口座開設・維持は無料のため、両方開設して使い比べる方法もあります(2026年7月時点)。

証券口座は複数開くべきですか? 1社に絞るべきですか?

口座開設・維持はどの社も無料のため、複数口座を持つこと自体にコストはかかりません。ただしNISA口座は1人1金融機関でしか開設できないため、NISAをどこで使うかは1社に決める必要があります。初心者のうちは、まず1社で操作と取引の流れに慣れ、目的(米国株・ポイントなど)が増えてから2社目を検討する順序で困ることは少ないはずです(2026年7月時点)。

特定口座(源泉徴収あり)なら確定申告は不要ですか?

原則として不要です。特定口座(源泉徴収あり)では、株式や投資信託の売却益・配当等にかかる税金を証券会社が計算し、源泉徴収して納付するため、その口座の取引については原則、確定申告をしなくてよい制度になっています(国税庁タックスアンサーNo.1476「特定口座制度」による)。ただし、複数の証券会社の損益を通算したい場合や、損失を翌年以降に繰り越したい場合(繰越控除)は、確定申告をした方が有利になることがあります。詳しくは株の損益通算と繰越控除の基礎をご覧ください(2026年7月時点)。

NISA口座も同時に申し込むべきですか? あとから変更できますか?

同時申込がスムーズです。NISA口座の開設・維持は無料で、開設したからといって使う義務はありません。あとから別の証券会社に申し込むより手間が少なく済みます。NISA口座は1人につき1金融機関ですが、年単位で金融機関を変更する手続きも用意されています(金融庁NISA Q&Aによる)。なお新NISAは、つみたて投資枠が年120万円・成長投資枠が年240万円、非課税保有期間は無期限、非課税保有限度額は1800万円(うち成長投資枠1200万円)という制度です(金融庁公表・2026年7月時点)。

投資はいくらから始められますか?

投資信託なら、本ページの5社すべてで100円から購入・積立できます。株式も、単元未満株のサービスを使えば1株から購入でき、SBI証券のS株・三菱UFJ eスマート証券のプチ株は買付・売却の手数料が0円です(S株はネット注文、プチ株はSOR注文選択が条件)。「まとまったお金が貯まってから」と待つ必要はなく、少額で経験を積みながら金額を調整していけます(2026年7月時点)。

最初は投資信託と株、どちらから始めるのがいいですか?

迷うなら投資信託の積立からが始めやすい、というのが本ページの整理です。投資信託は100円から買え、1本で多くの銘柄に分散でき、NISAのつみたて投資枠(年120万円)の対象でもあるためです。一方、個別株には「応援したい会社を選ぶ」「株価・配当の仕組みを肌で学べる」という投資信託にない学びがあり、単元未満株なら1株から試せます。投信の積立を土台にして、興味が湧いたら単元未満株を1株加える、という順序なら両方の利点を取れます(2026年7月時点)。

ネット証券のセキュリティは大丈夫ですか?

証券口座への不正アクセスが社会的な問題となったことを受け、金融庁と日本証券業協会は、フィッシングに耐性のある多要素認証の提供・必須化をインターネット取引を行うすべての証券会社に要請しており、主要ネット証券各社もログイン時の多要素認証(2段階認証)や通知機能などの対策強化を進めています。利用者側でできる対策も重要で、①パスワードを他のサービスと使い回さない ②多要素認証を有効にする ③メールやSMSのリンクからログインせず公式アプリ・ブックマークから開く、の3点で被害リスクを大きく減らせます。各社の最新のセキュリティ設定は公式サイトで確認してください(2026年7月時点)。

出典・確認元(一次情報)

本ページの数値・条件は、各社公式サイト・公式ニュースリリース・公式ヘルプ(一次情報)および公的機関の情報をもとに、2026年7月21日時点で確認しています。手数料・サービス条件は改定されることがあるため、口座開設の際は各社公式サイトで最新の条件を確認してください。

※免責:本ページは情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の勧誘を目的とするものではありません。投資には価格変動リスクがあり、元本保証はありません。投資の判断はご自身の責任で行ってください。

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