楽天証券のメリット・デメリット
楽天カードのクレカ積立で最大2%のポイント還元、楽天銀行との連携(マネーブリッジ)で普通預金金利が年0.18%に優遇──楽天経済圏を活用するなら、新NISAの舞台として楽天証券は業界トップクラスの利便性を誇る。口座開設の手順から実際の活用法まで、元・金融コンサルタントが本音で解説する。
最終更新:
ヒナコ
楽天証券って楽天ポイントが使えるって聞いたんだけど、他にもメリットはあるの?
トシ
楽天証券の最大のメリットは楽天経済圏との連携だ。楽天カードのクレカ積立で最大2%還元、楽天銀行との自動入出金(マネーブリッジ)で普通預金金利が年0.18%に優遇される。
ヒナコ
楽天のサービスをまとめて使うとお得なのね。デメリットはないのかしら。
トシ
正直に言えば、IPOの取扱数や外国株の品揃えではSBI証券にやや劣る。だが、新NISAでインデックス投信を積み立てる用途なら、楽天証券の利便性は業界トップクラスだ。
※投資信託・株式投資は元本が保証されるものではなく、価格変動により損失が生じる可能性があります。投資は余裕資金で行い、リスクを十分に理解した上でご利用ください。
楽天証券のメリット・デメリット早見表
メリット
- 楽天カードのクレカ積立で最大2%ポイント還元
- マネーブリッジで普通預金金利が年0.18%に優遇(300万円まで)
- 新NISA・つみたてNISA対応の低コスト投信が充実
- 国内株・投資信託・米国株・債券・FXと幅広い商品ラインナップ
- 楽天ポイントで投資信託の購入が可能
- スマホアプリ「iSPEED」の使いやすさが業界トップレベル
デメリット
- IPO取扱数がSBI証券より少ない(年間約50〜60社)
- 外国株の取扱銘柄数でSBI証券・マネックス証券に見劣り
- 楽天グループのサービス改定による条件変更リスク
- 信用取引の手数料体系が競合より高めのケースあり
Step 1. 口座開設の準備と申込手順
楽天証券の口座開設は全てオンラインで完結する。スマホがあれば最短5分で申込みでき、書類の郵送は不要だ。必要書類と手順を確認しておこう。
必要書類はマイナンバーカード1枚(表裏)があれば最もスムーズだ。通知カードしか持っていない場合は運転免許証などの本人確認書類との組み合わせが必要になる。申込みは楽天証券の公式サイトからスマホで行い、最短5分で送信完了できる。審査通過後にログインIDがメールで届いたら、初期設定を済ませてすぐに取引を開始できる。
マイナンバーカード(表裏)が最もスムーズ。通知カードの場合は別途本人確認書類(運転免許証など)が必要だ。
楽天証券公式サイトから「口座開設」を選択。メールアドレス登録→個人情報入力→書類撮影・アップロードの流れで最短5分で完了だ。
楽天証券が提出書類を審査する。混雑状況によるが最短翌営業日で完了することも多い。
登録メールアドレスにログインIDが届く。取引暗証番号の設定・NISA口座の申込・マネーブリッジ連携を行えば準備完了だ。
Step 2. マネーブリッジと楽天銀行連携
マネーブリッジは楽天証券と楽天銀行を連携するサービスだ。設定するだけで普通預金金利が大幅に優遇される上、資金移動の手間も省けるため、楽天銀行口座を持つなら必ず設定しておくべき機能だ。
マネーブリッジを設定すると、楽天証券と楽天銀行の間で自動的に資金が行き来するため、毎回の入金操作が不要になる。さらに楽天銀行の普通預金金利が年0.02%から年0.18%(300万円まで)に大幅優遇される。100万円を1年間預けると受取利息は約1,800円になる計算だ。
メニューから「入出金・振替」→「マネーブリッジ」を選択し、楽天銀行口座と連携設定を行う。楽天銀行の口座番号とパスワードが必要だ。
楽天銀行から楽天証券への自動入金額の上限を設定できる。初期設定は「銀行残高全額」となっているため、生活費を証券口座に移してしまわないよう上限を設定しておくことを推奨する。
設定完了後、翌営業日から楽天銀行の普通預金金利が年0.18%に優遇される。300万円超の部分は通常金利(年0.02%)が適用される。
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Step 3. 楽天カードでクレカ積立を設定
楽天証券のクレカ積立は、楽天カードで投資信託の積立設定をするだけで毎月ポイントが付与される仕組みだ。月100円から最大10万円まで設定でき、毎月1日に自動買付される。
クレカ積立のポイント還元率は楽天カードの種類によって異なる。楽天カード(一般)で0.5%、楽天プレミアムカードで1.0%、楽天ブラックカードで2.0%だ。月5万円を楽天カード(一般)で積み立てた場合、年間3,000ポイント相当の還元を受けられる。このポイントは投資信託の購入にも充当できる。
楽天証券にログイン後、「口座管理」→「お客様情報の設定・変更」→「クレジットカード」から楽天カードを登録する。既に楽天カードを持っている場合は情報入力のみで完了だ。
「投資信託」→「積立注文」から銘柄を選択し、積立金額を設定する。積立方法で「楽天カードクレジット決済」を選ぶことが重要だ。証券口座残高での積立ではポイントは付与されない。
設定後は毎月1日に自動買付が実行される。ポイントは翌月中旬頃に楽天ポイントとして付与される。付与されたポイントで更に投資信託を購入することも可能だ。
おすすめ銘柄の選び方
新NISAで積み立てるなら「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」か「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の2択で十分だ。信託報酬が業界最安水準で、長期の資産形成に最適だ。迷ったらオール・カントリーを選んでおけば、全世界約50カ国に自動分散されるため初心者でも安心だ。
楽天証券に関するよくある質問(FAQ)
Q. 楽天証券のクレカ積立のポイント還元率は何%ですか?
A. 楽天カードの種類によって異なります。楽天カード(一般)は0.5%、楽天ゴールドカードは0.75%、楽天プレミアムカードは1.0%、楽天ブラックカードは2.0%です。月額最大10万円まで積立設定でき、毎月楽天ポイントが付与されます。
Q. マネーブリッジとは何ですか?
A. マネーブリッジとは、楽天証券と楽天銀行を連携させるサービスです。連携すると楽天銀行の普通預金金利が年0.02%から年0.18%(300万円まで)に優遇されます。また、楽天証券で投資信託を購入する際に楽天銀行から自動で資金が振替されるため、事前に証券口座へ入金する手間が省けます。
Q. 楽天証券とSBI証券はどちらがおすすめですか?
A. 利用目的によって異なります。楽天ポイントを活用した新NISAでのインデックス積立投資が目的なら楽天証券が優れています。一方、IPO投資や外国株の品揃えを重視するならSBI証券の方が充実しています。初心者が新NISAでコツコツ積み立てる用途なら、楽天経済圏との連携メリットが大きい楽天証券は非常に使いやすい選択肢です。
Q. 楽天証券の口座開設にかかる期間はどれくらいですか?
A. 申込み自体はスマホで最短5分で完了します。その後、本人確認書類の審査に1〜3営業日かかります。ログインIDがメールで届いた後、初期設定(取引パスワードの設定・NISAの設定など)を行えばすぐに取引を開始できます。
Q. 新NISAのつみたて投資枠で楽天証券を使う場合、おすすめの銘柄はありますか?
A. 「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」か「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の2択で十分です。どちらも信託報酬が業界最安水準で、長期の資産形成に最適です。迷ったらオール・カントリーを選んでおけば全世界約50カ国に自動分散されるため、初心者でも安心して保有できます。
【公的機関・一次情報】
本記事は金融庁・国税庁の公式情報に基づき作成しています。NISAに関する最新の制度情報や税務上の取扱いは各公的機関の公式情報をご確認ください。
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