証券口座の開設は何日?即日開設の条件と取引開始までを比較
最終更新日:
証券口座は、スマホで本人確認を済ませれば最短即日〜翌営業日で開設できる会社があります。ただし、「申込完了」「ログインIDの受け取り」「株を買える状態」は別です。今日中に買いたいのか、翌営業日から使えればよいのかで、確認する条件も変わります。
即日開設と、今日買えるかの答え
即日を案内する会社には、松井証券・DMM株・SMBC日興証券・野村證券などがあります。対応する本人確認方法、受付時刻、審査が条件です。
たとえば松井証券は、営業日11:30までのeKYC申込完了で最短18:00頃に開設。当日の取引はPTSの夜間が対象で、取引所への注文発注は翌営業日からです。開設できても、その日の東証の取引に間に合うとは限りません。
最短は通常の所要時間や完了日の保証ではありません。審査・不備・混雑・休業日で延びます。各社の数値と条件は本ページの最終更新日時点の公式案内に基づきます。
証券口座の開設は何日かかる?10社を比較
日数だけを並べると、メールを受け取るまでの時間と、取引を始められるまでの時間が混ざります。以下では公式がどの段階までを案内しているかもそろえて確認できます。
国内の成人個人向け口座をオンラインで申し込む場合の比較です。従来掲載の8社に、当日開設を案内する野村・大和を加えた10社を掲載。法人・未成年・仲介専用経路や全証券会社を網羅した比較ではありません。外国籍などの条件で利用できる経路も変わります。掲載順は速さの優劣を付けた順位ではなく、広告報酬で日数・条件を評価していません。
| 証券会社・日数 | 最短の条件と到達点 | 取引前の確認・別方式 |
|---|---|---|
| 松井証券最短即日 | 口座開設完了。営業日11:30までの申込完了で、最短その日の18:00頃。 スマホのeKYC。免許証またはマイナンバーカードと、必要なマイナンバー確認書類を用意。 | 設定・入金後、当日の売買はPTSナイトタイムが対象。取引所への注文発注は翌営業日から。 |
| DMM株最短当日 | ID・パスワードをWebで確認し、取引開始へ。 「マイナンバーカードのIC読取」または「スマホでスピード本人確認」。 | 土日はアカウント登録手続きなし。審査・登録完了後、入金と取引できる時間を確認。 |
| SMBC日興証券最短即日 | ダイレクトコースで取引可能になる最短の案内。 18歳以上80歳未満が対象。「公的個人認証」または「スマホでかんたん顔認証」。 | Webアップロードは最短3日。ネット申込で本人確認書類を郵送する方式は約1週間。夕方・土日祝や不備で数日かかる場合あり。 |
| 野村證券最短当日 | 平日13時までに受付完了なら、最短当日に開設完了メール。 専用アプリでマイナンバーカードを読み取る「スピード口座開設」。 | 国内居住の18歳以上・日本国籍が対象。通知後の初期設定・入金が必要。 |
| 大和証券当日から1日程度 | デジタル認証で申込完了後、口座開設のお知らせメールが届く目安。 18歳以上80歳未満・日本国籍が対象。「マイナアプリ」でマイナンバーカードを読み取る。 | 通知後にアプリでマイナンバーを登録して取引開始へ。「程度」という目安で比較。 |
| SBI証券最短翌営業日 | ネットで口座開設した場合の、取引までの最短日数。 ネット申込で対応する本人確認を行い、開設完了通知をメールで受け取る。 | 郵送は書類がSBI証券に到着後、3営業日程度。郵便が往復する日数は別。 |
| 楽天証券最短翌営業日 | 申込完了後、ログインIDがメールで届く。 スマホ撮影(カードまたは免許証)か、アプリでカード読取。 | ID受領後に初期設定。免許証で申し込んだ場合はマイナンバー登録も必要。書類アップロードは申込完了から約5営業日後にIDが郵送で届く目安。 |
| マネックス証券最短翌営業日 | オンライン申込みの翌営業日に口座開設完了。 マイナンバーカード、または運転免許証+通知カードでオンライン本人確認。 | メールの完了通知からID等を確認。郵送は申込書類の返送から1週間程度が目安。 |
| 三菱UFJ eスマート証券最短翌営業日 | スマホ自撮りによる口座開設の最短日数。 マイナンバーカード、または通知カード+運転免許証で自撮り。 | 通知の口座番号と設定したパスワードでログイン。画像アップロード方式は簡易書留で通知を受け取る。 |
| GMOクリック証券最短2営業日 | 証券取引口座を含む場合の取引開始。 eKYCで会員登録後、証券口座の追加情報を入力して審査。 | 会員登録の「審査最短15分」と、証券口座の追加審査は別。株を15分で買えるという意味ではない。 |
「最短翌営業日」と「当日から1日程度」は同じ基準の実測値ではないため、機械的に順位を付けていません。受付休止・メンテナンスの告知も、表内の公式案内から申込時に確認してください。
日数が希望に間に合うなら、次は買いたい商品の取扱いと費用を確認します。ネット証券の総合比較と株式の取引手数料比較に整理しています。
金曜・土日・締切後に申し込むと、いつ使える?
「翌営業日」は翌日とは限りません。土日祝を挟む場合は、まずその申込みがいつの受付分になるかを確かめます。全社を一律に「土日に申し込めば月曜に開設」とは扱えません。
| 申込む状況 | 見込める最短の段階 | 次に確認すること |
|---|---|---|
| 金曜11時に、松井のeKYC申込を完了 | 11:30締切前なので、最短で金曜18時頃に開設完了。 | 当日買いたいなら、設定・入金を済ませ、希望銘柄がPTS夜間で取引できるか確認。取引所は翌営業日の注文発注から。 |
| 金曜12時から申し込む | 松井は翌営業日受付。野村は対応カード・アプリで13時までに受付完了できれば、最短当日通知の候補。 | 野村だけに絞らずDMM株・日興の当日経路も表で比較。いずれも審査・入金・市場時間があり、当日買付の約束にはならない。 |
| 土日や連休中に申し込む | DMM株は土日の登録手続きなし。日興も土日祝の申込みは数日かかる場合がある。 | 提出の完了、不備連絡、各社の営業日を確認。受付日からの最短と通知後の残作業を分け、月曜朝に買える前提で予定を組まない。 |
急ぐほど、申込フォームを開いた時刻と本人確認まで終えた時刻を取り違えないことが大切です。連休や追加確認があると、表の最短日数から延びることがあります。
マイナンバーカードがなくても、早く開設できる?
カードがないだけで、すべて郵送になるわけではありません。運転免許証などでオンライン本人確認に進める会社もあります。ただし、マイナンバーの確認自体は必要です。
カードと対応スマホがある
IC読取に対応する会社なら、カードの暗証番号や専用アプリを準備。顔撮影方式とは必要な操作が違います。表の「本人確認方法」を選んで進みます。
免許証はあるが、カードがない
松井・楽天などの撮影方式や、通知カード+免許証を使うマネックス・eスマートの経路を確認。免許証だけで全手続きが完了するわけではありません。
同じスマホでも「書類アップロード」では日数が変わる
楽天証券ではスマホ撮影やカード読取は最短翌営業日ですが、書類アップロード方式は、申込完了から約5営業日後にログインIDが郵送で届く目安です。日興も顔認証等とWebアップロードでは最短日数が違います。
速さを優先するなら、画面の「オンライン」「スマホ」という言葉だけで決めず、通知をメール・Webで受け取る経路か、郵便の受け取りが残るかまで確認します。
氏名・住所が変わっている通知カードは、そのまま使えない場合があります。必要書類の組合せ、転居後の確認、本人確認でつまずいたときの対処は証券口座開設の書類・本人確認ガイドで確認できます。
口座開設から最初の株の買付までに済ませること
すでに証券口座があるなら、まずログインできるか、目的の銘柄を買えるかを確認すると、新しい口座の審査を待たずに済む場合があります。新規に開設するときは、次の順で状態を確かめます。
- 完了通知を受け取り、初期設定を終える。受付メールだけでは開設完了とは限りません。ログインID、認証設定、取引暗証番号など、会社が案内する残作業を済ませます。
- 入金し、買付可能額への反映を見る。銀行側で振込を終えただけでは、買付余力に反映していない場合があります。即時入金を使う場合も、対応銀行・利用登録・サービス停止時間を確認します。
- 口座区分と取引時間を確認する。課税口座かNISAか、取引所かPTSかで条件が変わります。希望銘柄、注文方法、受付時間を確かめてから注文します。
- 注文後は、受付と約定を分けて確認する。注文を受け付けても、売買が成立したとは限りません。指値・成行・逆指値の使い分けと約定しないときの確認方法へ進めます。
急いで入金するためだけに、新しい銀行口座や自動連携の開通を待つ必要があるとは限りません。松井の入金方法、マネックスの即時入金など、今使っている銀行からの経路を確認してください。
口座の開設が早くても、値上がりや注文成立を保証するものではありません。株式・投資信託は価格変動により損失が生じます。買う期限に気を取られず、価格・数量・手数料を確認してから注文してください。
NISAは「総合口座の開設」と「税務署確認」を分ける
総合口座が使えるようになっても、NISAが同時に使えるとは限りません。一方、税務署確認が終わる前に「仮開設」で買付できる会社もあります。画面上のNISAの状態と、買いたい商品が対象かを確認します。
仮開設なら何でも買える、とは限らない
マネックス証券では、初めてNISAを開設する人について、必要書類が受理されると、税務署審査中でも国内上場株式と株式投資信託の取引が可能です。外国株式や分配金再投資は審査完了後で、金融機関変更・再開設はこの取扱いの対象外です。重複などでNISAが無効になると課税扱いになるため、過去の利用歴も確認します。公式の対象条件を確認できます。
同じ年に新たに買付できるNISAの金融機関は1社です。他社ですでに利用している場合は、通常の新規開設の日数を当てはめず、NISAの金融機関変更・買付開始までの流れを確認します。制度そのものはNISAの仕組みで解説しています。
開設が遅い・メールが届かないときの確認先
最短日数を過ぎても、審査に落ちたとは限りません。新しい申込みを重ねる前に、提出済みか、再提出待ちか、審査中か、通知済みかを順に確認すると状況を整理できます。
- 申込状況画面とメールを見る。受付番号を控え、迷惑メールフォルダーや登録したアドレスも確認します。案内メールのリンクが不審なら、公式サイトの入口から手続き状況へ進んでください。
- 書類の不備を確認する。入力した氏名・住所と書類の一致、画像の反射・ブレ・切れ、裏面の提出漏れを確認。不備があれば、会社の案内に従って再提出します。
- 自分が選んだ方式の日数と比べる。たとえばマネックスの「オンライン最短翌営業日」と「郵送は返送から1週間程度」は別です。郵送を選んだのにオンラインの最短と比べないようにします。
- 状況が分からなければ、その会社へ照会する。審査内容・個人別の完了予定は当サイトでは確認できません。公式の申込状況確認や口座開設サポートで、受付日と提出状況を伝えて確認します。
日数・方法・残作業を確認してから申し込む
最短日数は候補を絞る入口です。自分の書類で使える本人確認方法、受付の締切、通知後の設定と入金まで分かれば、「今日申し込めばいつ使えそうか」を判断しやすくなります。条件が変わったら10社の比較表へ戻って確認してください。
申込先を決めた方へ
以下は従来掲載している5社の申込・公式サイトへの入口です。速さの順位ではありません。他社の入口と条件は比較表の公式案内から確認できます。
審査・書類不備・受付時刻で開設が遅れる場合があります。各社の商品、取引費用、リスクを確認してからお申し込みください。
本ページは各社の公式申込案内・FAQを照合し、日数の起算点と完了段階を整理しています。所要時間を実測したランキングではありません。条件が変わった場合は公式情報を再確認して更新します。編集方針 / 運営情報