SBI証券と楽天証券はどっち?
NISA・積立・1株取引で比較

三井住友カードを普段の買い物にも使うならSBI証券、楽天カードで利用額の条件を気にせず積み立てたいなら楽天証券が候補です。ただし、同じ投信・同じ積立ポイントの還元率なら差は小さく、有料カードを新しく持つと年会費の方が重くなる場合があります。

最終更新日:

先に、自分に近い条件を確認する

SBI証券から比べたい人

三井住友カードの対象利用条件を普段の支出で満たせる人。ゴールド(NL)を年会費無料で持ち、前年利用額の条件も満たせるなら、会費を引いた比較で差が出ます。

楽天証券から比べたい人

楽天カード・楽天ポイント・楽天銀行を使っている人。楽天カード積立はカード種類と投信区分で率が決まり、積立率のための年間ショッピング利用条件がありません。

1株をリアルタイムの指値で買いたいなら、楽天のかぶミニ対象銘柄を確認。スプレッドを避けるならSBIのS株だけでなく、楽天の寄付取引も比較できます。注文方法の違いへ

同じ投信を年会費無料のカードで積み立て、両社とも0.5%なら、積立時のポイントだけでは差が付きません。使っている銀行や確認しやすい画面で決める方法もあります。

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投資前の確認:手数料やポイントの差は投資商品の値動きとは別です。株式・投資信託は損失が生じることがあり、元本や利益は保証されません。買う商品の費用とリスクも確認してください。

違いを早見表で比較:何をしたいかで見る

比較対象はSBI証券と楽天証券の個人向けサービスです。希望する銘柄の取扱いを先に確かめ、その後にカード・注文・連携条件を見ます。条件は本ページの最終更新日時点。口座数や取扱件数の多さで総合順位は付けていません。

SBI証券・楽天証券の目的別比較
使い方SBI証券楽天証券
同じ投信をカードで積み立てる
一般の三井住友カード(NL)は継続年の前年対象利用10万円が0.5%の条件。率と会費を見る
一般の楽天カード+代行手数料年0.4%未満の投信は0.5%。年間利用額による率の条件なし
1株を買う
S株は成行・所定の時刻に約定。リアルタイム指値なし、スプレッドなし
かぶミニは寄付とリアルタイムを選択。後者は対象銘柄で指値可、スプレッド0.22%
国内株をネット注文する
対象コース・電子交付設定などで売買手数料0円
ゼロコース設定・SOR/Rクロスへの同意で売買手数料0円
NISAを使う
両枠を一社で利用。商品・カード・銀行の対応で比較
非課税制度の枠は同じ。同一年のNISA新規買付を両社へ分けることはできない
投信を保有する
投信マイレージの対象銘柄と率を確認
継続型の残高ポイントは対象の楽天・プラス6本。買うファンド名で確認
銀行と資金を連携する
SBIハイパー預金など、使う銀行と対象取引を確認
楽天銀行のマネーブリッジで自動入出金を設定できる
投資にポイントを使う
Vポイント・Pontaポイント。貯められる全種類が投資に使えるわけではない
楽天ポイント。期間限定や他社からの交換分などは対象外

クレカ積立は「自分の率」と「払う年会費」をセットで比べる

両社とも対象カードで月100円〜10万円の投信積立ができます。ここでは一般カードとゴールドを比べます。楽天側は代行手数料(信託報酬のうち販売会社が受け取る分)が年0.4%(税込)未満の投信が対象です。最高率のために、買う予定のなかった投信やカードへ替える必要はありません。

代表4カードの通常積立率と年会費(税込)
カード初回入会年度の積立率2年目以降の積立率カード年会費
SBI+三井住友カード(NL)
0.5%
前年対象利用10万円以上:0.5%
10万円未満:0%
0円
SBI+三井住友カード ゴールド(NL)
1%
前年100万円以上:1%
10万円以上100万円未満:0.75%
10万円未満:0%
通常5,500円。一度年100万円の会費無料条件を満たすと翌年以降0円
楽天+楽天カード
0.5%
0.5%(年間利用額の条件なし)
0円
楽天+楽天ゴールドカード
0.75%
0.75%(年間利用額の条件なし)
2,200円

SBI側の率は初めてその対象カードに入会した場合の通常特典。過去に同一カードを保有していた場合、入会・切替初年度の率は0%です。初年度の適用期間・締切はカード加入日で異なります。Olive限定上乗せや資産運用特典、期間限定施策は別条件で、上表と試算には含めません。

積立額自体は、三井住友カードの年間利用条件に数えられません。一部チャージなども対象外です。年100万円積み立てても、それだけでゴールドの会費無料や翌年1%を達成したことにはなりません。

率の原本:三井住友カード:一般カードの条件・ゴールドの条件・楽天証券:楽天カード積立。会費:三井住友カード(NL)・ゴールド(NL)・楽天ゴールド。

月3万・5万・10万円:ポイントから会費を引くと?

下表は2年目以降に同じ率で12回積み立て、年会費を1回払う比較例です。ポイントを1ポイント=1円として使うと仮定し、カード会費を積立のための費用として全額差し引きました。

比較値=毎月の積立額 × 12回 × ポイント率 − カード年会費

投資の利益ではありません。値下がり・信託報酬、日常の買い物や年間利用のボーナス、投信保有ポイント、入会特典は含みません。既に別の目的でカードを使っている人は、次の保有済みのケースも確認してください。

通常の積立ポイント相当額 − カード年会費(継続年の試算)
カード・条件率/会費月3万円月5万円月10万円
一般NL/前年10万円以上
0.5% / 0円
1,800円相当
3,000円相当
6,000円相当
ゴールド(NL)/前年10万〜100万円未満・会費有料
0.75% / 5,500円
-2,800円相当
-1,000円相当
3,500円相当
ゴールド(NL)/前年100万円以上・会費無料も達成済み
1% / 0円
3,600円相当
6,000円相当
12,000円相当
楽天カード
0.5% / 0円
1,800円相当
3,000円相当
6,000円相当
楽天ゴールド
0.75% / 2,200円
500円相当
2,300円相当
6,800円相当

各月のポイントに端数が出ない金額の例です。実際の適用率が途中で変わる場合は、その期間ごとに計算します。マイナスはこの比較のポイント価値より会費が大きいという意味で、運用損失を表していません。初年度の実際の積立回数を12回と保証する表ではありません。

ケース1:月5万円、楽天の一般カードからゴールドへ替える

積立ポイントは年3,000から4,500へ1,500ポイント増えます。一方で会費は2,200円増えるため、積立だけで見ると年700円分の負担増です。月10万円なら増えるポイント3,000−会費2,200=800円相当の差になります。

ラウンジなども使うなら別の価値がありますが、積立だけのためなら一般カードを続ける選択肢も残ります。

ケース2:ゴールド(NL)を既に年会費無料で持っている

積立率の前年100万円条件も満たせるなら、月5万円で年6,000ポイント相当。楽天ゴールドの同額積立は年4,500ポイントで、会費を全額負担に含めると2,300円相当です。カードを持っている条件によって、会費を引いた結果は変わります。

翌年の買い物が減ったら、どう変わる?

ゴールド(NL)の会費は永年無料でも、積立率は前年の対象利用額で判定します。前年10万円以上100万円未満なら0.75%で年4,500ポイント相当、10万円未満なら通常の積立ポイントは0です。年会費無料と積立1%を、同じ「達成済み」と考えないことが大切です。

ケース3:カードは積立にしか使わない

一般NLは2年目以降、前年対象利用10万円未満なら通常の積立率0%。一般の楽天カードは対象投信なら0.5%なので、月5万円では年3,000ポイント相当の差です。積立用にカードを作る前に、普段の支払いにも使う予定があるかを決めましょう。

既に両方のカードを別の目的で維持していて、積立先を替えても会費が変わらない場合は、会費の増加額を0円として比べます。条件達成のために予定外の買い物を増やすと、この表以上の支出になります。

カードごとの集計期間・上乗せや、ほかの証券会社も含めた条件はクレカ積立の比較へ。カード自体の維持費は年会費が安いゴールドカードの比較でも確認できます。

1株取引は、リアルタイムの指値が必要かで選ぶ

売買手数料が0円でも、注文できる時間・価格の決まり方・スプレッドは同じではありません。

S株とかぶミニ:注文とスプレッドの違い
取引方法注文・約定売買手数料/スプレッド
SBI・S株
成行。受付時間に応じた所定の時刻に約定し、リアルタイムの指値はできない
インターネットコースの売買手数料0円/スプレッドなし
楽天・かぶミニ 寄付
成行。寄付で取引
売買手数料0円/スプレッドなし
楽天・かぶミニ リアルタイム
対象銘柄で成行・指値に対応
売買手数料0円/スプレッド0.22%

価格を指定してその場で買う機会を待ちたいなら、楽天のリアルタイム取引が候補です。リアルタイム性よりスプレッドなしを優先するなら、S株と楽天の寄付取引の両方を比べます。どちらも希望する銘柄が対象か、注文がいつの取引になるかを確認してください。指値は指定しても約定しない場合があります。

SBI公式:S株の手数料・注意事項/楽天公式:かぶミニ。対象銘柄や他社の方法も見る場合は単元未満株の証券会社比較へ進めます。

国内株は両社0円でも、無料になる条件が違う

SBI証券「ゼロ革命」

  • インターネットコースまたはプランCが対象
  • 所定の電子交付設定が必要
  • インターネット注文の国内株現物・信用などが対象
  • 電話注文や信用取引の金利・貸株料などは別

SBI証券:国内株式売買手数料「ゼロ革命」

楽天証券「ゼロコース」

  • ゼロコースの設定が必要
  • SOR・Rクロス利用への同意が必要
  • 国内株の現物・信用の取引手数料が0円
  • IFA口座や電話注文などは別体系

楽天証券:国内株式の現物取引手数料

したがって、「国内株を通常のネット注文で売買する」だけなら手数料差は小さくなっています。手数料0円を理由に決める前に、設定を完了できるかと対象外取引を確認するのが先です。米国株や投信なども含む費用はネット証券の手数料比較で確認できます。

NISAは、同じ商品を買うなら制度の枠は同じ

同じ名称・同じクラスの投資信託であれば、運用対象や基準価額、信託報酬はファンド側の条件です。証券会社を替えるだけで、そのファンド自体の値動きが有利になるわけではありません。NISAの非課税枠も、SBI証券と楽天証券で違いはありません。

差を確認したいのは、買いたい商品の取扱い、積立ポイント、保有ポイント、1株注文、銀行からの入金です。目的別の比較表へ戻り、実際に使う項目だけで比べましょう。

既にNISAを使っている人

同一年に新規買付できるNISAの金融機関は1つで、つみたて投資枠と成長投資枠を両社に分けることはできません。その年に旧金融機関でNISA買付をしている場合、その年分の金融機関は変更できません。

変更後も旧金融機関のNISA商品を保有できますが、新しい金融機関のNISAへ移すことはできません。買付先を変更することと、今ある商品を移すことを分けて考えます。

変更届の一般的な提出期間は、変更年の前年10月1日から当年9月30日までです。各社の受付締切や書類が間に合うかは別途確認してください。具体的な進め方はNISAの金融機関変更手順へ。二社以外も候補にする場合はNISAの証券会社比較で確認できます。

金融庁:NISAのよくある質問・日本証券業協会:NISA FAQ

差が小さいときは、保有ポイント・銀行・画面で選ぶ

保有ポイントは「同じファンド名」で比べる

SBI証券の投信マイレージは対象ファンドごとに率が異なります。楽天証券の継続型「投信残高ポイントプログラム」は対象の楽天・プラスシリーズ6本です。同じ指数を目指す商品でも別のファンドなら、信託報酬などもそろえて確認する必要があります。

ポイントが付くためだけにファンドを替える前に、投信を買う証券会社と保有ポイントの比較で、同じ銘柄の保有特典を確認しましょう。

SBI公式:投信マイレージ・楽天公式:投信残高ポイント

使いたいポイントと、銀行からの入金方法を確認

SBI証券で投信・国内株のポイント投資に使えるのはVポイントとPontaポイントです。楽天証券は楽天ポイントを投信・国内株・米国株の円貨決済などに使えますが、期間限定や他社から交換したポイントなどは対象外です。「貯まる種類」と「投資に使える種類」は分けて確認します。

SBI公式:ポイント投資の対象・楽天公式:ポイント投資

SBI証券はSBI新生銀行のSBIハイパー預金など、楽天証券は楽天銀行のマネーブリッジで資金を連携できます。銀行を持っているだけで設定済みとは限りません。連携先と自動入出金の対象商品を、銀行・証券口座の連携比較で確認できます。

アプリは、実際にする操作を基準に

SBI証券Plusや楽天証券のiGrowは資産確認・資産づくり、株取引はSBIの株アプリや楽天のiSPEEDなど、用途に応じた画面を使います。PCにはHYPER SBI 2、MARKETSPEED IIがあります。「初心者向き」という評判だけでなく、残高確認、積立変更、株の注文のうち、自分が使う操作の対応を確認しましょう。

証券アプリの機能比較・PC取引ツールの比較

IPOと認証は、必要な人が追加で確認する

SBI証券にはIPOチャレンジポイント制度があり、楽天証券では抽選時点の買付可能額を確認します。件数だけで当たりやすさを決めず、IPOの抽選方式・資金条件を見て判断してください。

両社の認証は、使う画面の公式案内に沿ってパスキーなどを設定します。複数端末や機種変更の復旧方法も、申込後の個社ガイドから確認できます。

両方使うことはできる。先に役割を決める

SBI証券と楽天証券の課税口座は併用できます。たとえばNISAの投信積立は一社、別の会社では1株の注文やIPOを使う、と目的を分ける方法です。同一年のNISA新規買付を二社へ分けることはできません。

ただ、両方を開設すると残高・取引履歴・認証の管理が増えます。証券会社を分けても同じ投資商品の価格変動リスクは減りません。今の口座で買いたい商品と注文方法が足りるなら、口座を増やす理由があるかを確認してからでよいでしょう。

既存商品を移す場合は証券口座の移管手順へ。複数口座の申告を含む税の確認は株式・投資信託の税金で一般的な仕組みを確認し、個別の申告要否は税務署や税理士へ相談してください。

条件が変わったら、この順に選び直す

同じ商品・注文か希望の銘柄と注文方法が片方で使えなければ、その違いを優先する。
率と会費は来年も同じか初年度優遇、前年利用条件、年会費無料を別々に確認する。
銀行と画面で続けられるか新たな口座やカードを増やす手間まで含めて判断する。
NISA変更が必要か今年の買付と旧口座の保有を確認し、手続きの時期を決める。

選んだ後は、使うサービスの設定を確認する

同じ投信の積立なら、最高還元率より自分が維持できる率・会費・入金方法で決める。1株取引なら、注文方法と対象銘柄で決める。この二つを分けると、比較項目をすべて追わずに候補を絞れます。

比較方法と編集について

SBI証券と楽天証券の公式商品・サービス案内、三井住友カード・楽天カードの条件、金融庁と日本証券業協会のNISA案内を照合しました。比較の優先順は、商品と注文方法、実際の費用・ポイント、銀行・画面、口座管理です。広告の有無・報酬額や短期キャンペーンで優劣を決めていません。

カードは一般・ゴールドの代表的な4枚を対象に、通常条件をそろえました。プレミアム、ブラック、その他提携カードや追加契約の上乗せは、個社ガイド・クレカ積立比較に分けています。年会費差引表は公表条件から当サイトが計算した例で、運用成績や使いやすさの実測ではありません。

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