国内ETFおすすめネット証券ランキング
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ヒナコ
投資信託だけでなく、市場が開いている間にリアルタイムで売買できる国内ETF(上場投資信託)にも興味を持っています。でも、ETFは株式と同じように毎回売買手数料がかかってコストが高くならないか心配です。
トシ
証券会社選びを工夫すれば、売買コストを極限まで抑えることは十分に可能だ。私が元・金融コンサルタントとして投資家のコスト管理を見てきた経験からも、現在の主要なネット証券では指定された国内ETFの売買手数料を無料とするプログラムが広く普及しているのが現状だ。東京証券取引所(JPX)のデータを見ても、ETF市場の多様化と個人の参入が年々進んでいる。
ヒナコ
手数料が無料になるETFがたくさんあるのですね!国内ETFを本格的に取引する証券会社を選ぶ際、手数料以外でチェックしておきたい便利な機能やサービスはありますか?
トシ
リアルタイムで板情報(気配値)を確認できる高機能な取引ツールが用意されていることと、保有しているETFを貸し出して金利を受け取る「貸株サービス」に対応しているかが重要だ。この2つを兼ね備えた証券会社を選ぶことが、ETF投資の運用効率を最大化する鍵となる。
【図解のポイント】
ETFは複数の株式を1つのパッケージにまとめ、証券取引所でリアルタイムに売買できる金融商品。投資信託より信託報酬が低い傾向にあり、少額から分散投資が実現する。
このページでは、日経225やTOPIX、REITなどに連動する国内ETF(上場投資信託)の取引に適したネット証券を、コストと機能の基準から比較した。国内ETFは一般的な投資信託と異なり、株式と同じように市場でリアルタイムに売買できる魅力がある反面、売買手数料がリターンを圧迫しやすい側面を持つ。そのため、売買手数料が無料となる対象銘柄(フリーETF)の多さに加え、発注をスムーズに行える取引ツール、保有期間中に金利を得られる貸株サービスの充実度から徹底検証した。
主要ネット証券 国内ETFスペック完全比較
| 証券会社 |
手数料無料ETF本数 |
取引ツールの性能 |
貸株サービス |
特徴キャッチ |
| SBI証券 |
約120本以上 |
高機能(HYPER SBI 2等) |
対応 |
圧倒的な手数料無料銘柄数と貸株金利 |
| 楽天証券 |
約110本以上 |
高機能(マーケットスピード等) |
対応 |
手数料無料プログラムとポイント連携 |
| auカブコム証券 |
約100本以上 |
高機能(kabuステーション) |
対応 |
フリーETFの先駆者と充実のツール |
※2026年3月時点の公式情報に基づく比較。手数料無料の対象銘柄は変更される場合があります。ETFは元本割れリスクがあります。
SBI証券
対象の国内ETF手数料が無料で、貸株サービスとの相性も抜群の最大手。
手数料無料ETF
約120本以上(SBI ETFセレクション)
取引ツール
HYPER SBI 2(高機能)
貸株サービス
対応(ETFから金利収入)
対象指数
日経225・TOPIX・米国株式指数等を網羅
なぜ「SBI証券」が国内ETFで選ばれるのか
「SBI ETFセレクション」として約120本以上の国内ETFの売買手数料を無料に設定しており、日経225やTOPIXといった主要指数に連動する銘柄を手数料ゼロで売買できる。さらに、保有しているETFを証券会社に貸し出して金利を受け取る「貸株サービス」にも対応しているため、「売買時のコストゼロ」と「保有時の金利収入」を同時に享受できる構造が整っている。高機能取引ツール「HYPER SBI 2」を使えば、リアルタイムの板情報を見ながらスピーディに発注可能だ。
楽天証券
強力な取引ツール「マーケットスピード」と手数料無料プログラムが魅力。
手数料無料ETF
約110本以上(手数料0円ETF)
取引ツール
マーケットスピード II(高機能)
貸株サービス
対応
ポイント連携
楽天ポイントでETF投資に対応
スマホアプリ
直感的に操作できる設計
情報提供
豊富な投資情報
なぜ「楽天証券」がETF投資家から支持されるのか
約110本以上の国内ETFを売買手数料無料で取引できる「手数料0円ETF」プログラムを提供しており、日経225やTOPIX連動型をはじめとする主要銘柄をカバーしている。プロ向けの高機能取引ツール「マーケットスピード II」は、板情報の閲覧やチャート分析がスムーズに行え、スピーディな発注を実現する。楽天ポイントを使ったETF投資にも対応しているため、日常のポイントを運用に回したい層にとっても効率的な選択肢だ。
auカブコム証券
手数料無料の「フリーETF」のパイオニアであり、取引ツールが充実。
フリーETF
約100本以上が手数料無料
取引ツール
kabuステーション(フル板発注対応)
貸株サービス
対応
運営基盤
MUFGグループの堅牢なシステム
少額取引
プチ株(単元未満株)に対応
連携管理
投資信託とETFの一元管理が容易
なぜ「auカブコム証券」がフリーETFで存在感を示すのか
国内で早くから「フリーETF」(売買手数料無料のETF)を打ち出したパイオニアとして知られ、三菱UFJアセットマネジメントが運用する「MAXISシリーズ」をはじめとする約100本以上のETFを手数料無料で取引できる。取引ツール「kabuステーション」はフル板表示に対応しており、プロレベルの発注環境を個人投資家に開放している。MUFGグループの堅牢なシステム基盤を持ち、貸株サービスにも対応している安心感のある選択肢だ。
結論:手数料ゼロと貸株で「確実なプラス」を積み上げろ
ETF投資の歴史を振り返ると、コスト意識の高い投資家が長期的に資産形成を成功させてきた事例は数多い。売買手数料が無料の対象銘柄で取引コストをゼロに抑え、さらに保有しているETFを貸株サービスに出すことで金利収入を上乗せする。この「コストの排除」と「収入の追加」の二重構造こそが、ETF投資のリターンを最大化する最も合理的な戦略だ。
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【無料銘柄数と貸株の最強コンボ】
👉 SBI証券。約120本以上の手数料無料ETFと貸株金利で、コスト排除と収入追加を同時に実現する。
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【高機能ツールとポイント連携】
👉 楽天証券。マーケットスピード IIの高機能な板情報と楽天ポイント投資でETF運用を加速させる。
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【フリーETFの豊富なラインナップ】
👉 auカブコム証券。フリーETFの先駆者として、MAXISシリーズを中心に約100本以上が手数料無料。
ETFと投資信託の違いを理解する
ETFと投資信託って、どちらも複数の株に分散投資できる商品ですよね。何が違うのですか?
株式市場に上場しており、リアルタイムで価格が変動しながら売買できる点が決定的な違いだ。
投資信託のように、1日1回だけ値段が決まるわけではないのですね。
株と同じように、指値注文や成行注文を使って自らのタイミングで取引をコントロールできる。
ETF(Exchange Traded Fund:上場投資信託)と一般的な投資信託は、どちらも「投資家から集めた資金をプロが複数の株式や債券に分散投資する」という根本的な仕組みは同じだ。しかし、取引のルールやコスト構造において両者には明確な違いが存在するため、自身の投資スタイルに合わせて使い分ける知識が求められる。
最大の違いは「上場しているかどうか」だ。一般的な投資信託は1日1回だけ算出される「基準価額」で取引が行われ、注文を出した時点では自分がいくらで購入できるのか正確な価格が分からない。一方、ETFは証券取引所に上場しているため、株式市場が開いている時間帯であれば、リアルタイムで変動する市場価格を見ながら瞬時に売買を成立させることが可能だ。「1万円まで下がったら買う」という指値注文や、相場の急落時に「今すぐ売る」という成行注文を駆使し、相場の変化に対して機敏に対応できる点がETFの大きな強みとなる。
また、運用期間中にかかるコストである「信託報酬」の比較も重要だ。かつてはETFの方が一般的な投資信託よりも圧倒的に信託報酬が低い傾向にあった。しかし近年では、「eMAXIS Slimシリーズ」をはじめとする超低コストのインデックス型投資信託が多数登場したため、そのコスト差はごくわずかなものになっている。むしろ、ETFを購入する際には証券会社規定の株式売買手数料が発生するケースがあるため、トータルコストの計算を慎重に行う必要がある。
分配金(配当金)の扱いに関する違いも押さえておきたい。一般的な投資信託では、発生した分配金を自動的に再投資して複利効果を高める設定を簡単に選ぶことができる。しかし、国内の証券口座でETFを購入した場合、支払われた分配金はいったん現金として証券口座に振り込まれる。これを再投資するには、自分で再びETFを買い付ける手間と手数料が発生する。ETFにも一般的な投資信託にも元本保証はなく、市場の変動によって資産を大きく失うリスクが常に伴う。商品の特性を深く理解し、自身の目的に合致した選択を自己責任で行え。
国内ETFの売買で意識すべきポイント
日本の株式市場でも、ETFを買うことはできるのですか?
当然可能だ。日経平均やTOPIX、あるいは特定の業種に連動するETFが多数上場している。
国内ETFを買うときに気を付けるべきことは何ですか?
出来高が少なく流動性の低い銘柄は避け、市場価格と基準価額の乖離率に細心の注意を払え。
国内の証券取引所に上場しているETFは、日本円のまま手軽に売買できるため為替手数料の負担がなく、投資初心者にとっても扱いやすい金融商品だ。日経平均株価やTOPIXといった市場全体に連動する代表的なものから、高配当株を集めたもの、銀行業や情報通信業といった特定のセクター(業種)に特化したものまで、多様なラインナップが用意されている。しかし、個別株と同様に市場で取引を行う性質上、国内ETF特有の落とし穴が存在することを認識しておきたい。
最も警戒すべきポイントは「流動性リスク」だ。市場での売買が活発に行われている(出来高が多い)ETFであれば、自分が買いたい時や売りたい時に希望する価格ですぐに取引を成立させることができる。しかし、知名度の低いマイナーな指数に連動するETFの場合、1日の取引件数が極端に少なく、買いたい売りたいという注文(板)がスカスカな状態になっていることがある。このような流動性の低い銘柄に手を出してしまうと、いざ売却しようとした時に買い手が見つからず、本来の価値よりも大幅に安い価格で手放さざるを得ない事態に直面する。
さらに「乖離率(プレミアムとディスカウント)」という専門的なリスク要因も理解しておく必要がある。ETFには、組み入れられている株式の本来の価値を示す「基準価額」と、投資家同士の売買によって決まる「市場価格」の2つの価格が存在する。本来これらは一致するはずだが、市場での需要と供給のバランスが崩れると、本来の価値よりも高く買わされたり(プレミアム)、安く取引されたり(ディスカウント)する現象が起きる。購入前には必ず証券会社のツールで乖離率を確認し、不当に高い価格で掴まされるミスを防ぐ行動をとれ。
国内ETFは信用取引を活用してレバレッジをかけることも可能だが、相場が逆行した際の損失が自己資金を上回る危険性を孕んでいる。ETFであっても株式投資に元本保証は存在しない。市場の構造とリスクの正体を自ら学び、他人の推奨銘柄に盲従することなく、確固たる自己責任のもとで資金を投じる規律を守り抜け。
国内ETF投資に関するよくある質問(FAQ)
Q. 国内ETFと一般的な投資信託の違いは何ですか?
一般的な投資信託は1日1回算出される「基準価額」でしか売買できませんが、ETF(上場投資信託)は株式市場に上場しているため、市場が開いている時間帯であればリアルタイムの価格で何度でも売買できる点が最大の違いです。取引の仕組みの詳細は東京証券取引所の公式サイト等でご確認ください。
Q. ETFを保有している間、配当金のようなものはもらえますか?
はい、多くのETFでは保有している口数に応じて「分配金」が定期的に支払われます。これはETFが投資している株式の配当金や債券の利息を原資としたものであり、決算期ごとに投資家へ還元される仕組みとなっています。銘柄ごとの分配金の利回り実績などは各証券会社のホームページをご参照ください。
Q. 貸株サービスを利用する際のリスクや注意点はありますか?
貸株サービスを利用して証券会社にETFを貸し出している間は、投資者保護基金の保護対象外となるため、万が一証券会社が倒産した場合には資産が戻らない(信用リスク)が存在します。また、貸し出し中は議決権等の権利が移転する点にも留意が必要です。詳細な利用規約は各提供元の情報をご確認ください。
Q. 日経225やTOPIXに連動するETFは、どの証券会社で買っても同じですか?
連動する指数(インデックス)が同じであれば値動きはほぼ同じですが、運用会社によって信託報酬(運用管理費用)の高さや、証券会社によって売買手数料が無料の対象になっているかどうかが異なります。そのため、運用コストの低い銘柄を無料で買える証券会社を選ぶことが大切とされています。最新の手数料体系は各社公式サイトにてご確認ください。
Q. REIT(不動産投資信託)のETFも、ネット証券で取引できますか?
はい、東京証券取引所に上場しているREIT指数に連動するETFや、個別のREIT銘柄も、主要なネット証券を利用して株式と同じように売買することが可能です。不動産市場に少額から分散投資する手段として利用されています。取扱銘柄の詳細は各金融機関の案内ページでご確認ください。