ペルソナ別ガイド

サラリーマンの副業FXの始め方

「チャートを見る時間がない」——そんな忙しい毎日でも、帰宅後のスキマ時間でFXは続けられます。時間術から会社バレ対策まで、兼業FXの要点を整理します。

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忙しいサラリーマンの副業FX・3つの結論

  1. FX(投資)は一般に会社の副業規程が指す「副業」には当たらないと考えられています。ただし就業規則は会社ごとに違うため、始める前にご自身の規定を確認しておきましょう。勤務時間中の取引は避けるのが基本です。
  2. 世界の取引が最も活発になるNY時間(夏は21時ごろ〜/冬は22時ごろ〜)は、帰宅後の時間と重なります。注文を先に仕込む「1日30分の“待ち”の運用」なら、忙しくても続けられます。
  3. 利益が出たら税金の扱いを先に押さえておきましょう。所得税は給与以外の所得が年20万円を超えると確定申告が必要になり、住民税は20万円以下でも別途申告が必要になる場合があります
ヒナコ

ヒナコ

サラリーマンでも、FXって本当にできるんですか?毎日残業続きで、チャートを見る時間なんてほとんどないんです……。

トシ

トシ

むしろ、サラリーマンほどFXと相性のいい立場は多くない。世界の取引が一番盛り上がるのは日本の夜——帰宅後の時間だ。日中に相場へ張り付けないことは、弱点にはならない。

ヒナコ

ヒナコ

夜が主戦場なんですね。でも、仕事から帰って何時間もパソコンの前に座るのは、正直きついです。

トシ

トシ

そこで無理はしないことだ。やることを絞れば1日30分で足りる。指値と逆指値をセットして、あとは相場に任せて眠る——これが兼業の基本の形だ。

※FX取引はレバレッジを利用するため、投資元本を超える損失が生じる場合があります。取引は余裕資金で行い、リスクを十分に理解したうえでご利用ください。

1. そもそもFXは副業に当たるのか

結論から言えば、FXのような投資は、一般に副業規程が指す「副業」には当たらないと考えられています。株式投資や投資信託と同じ位置づけです。

そもそも就業規則が禁じているのは、本業に支障が出る「他社で働くこと」や「事業を営むこと」です。FXのような資産運用は、労働の対価として報酬を得る行為ではありません。だからこそ、一般には副業規程が想定する「副業」から外れると考えられています。

とはいえ、就業規則の書き方は会社ごとに違います。「一切の副業を禁止」と広く定めた会社や、事前の届出を求める会社もあります。適正に申告している投資が、それだけで直ちに懲戒や解雇につながるとは考えにくいものですが、扱いは勤務先の事情で変わり得ます。始める前に、自分の勤務先の規定を一度確認しておくと安心です。

公務員は少し建付けが違います。国家公務員法や地方公務員法が、営利企業への従事などを許可制で制限しています。ただし株式やFXといった資産運用は、一般にこの制限の対象外と解されています。とはいえ、これを明記した公式見解があるわけではないため、迷う場合はお住まいの自治体の規程や任命権者の判断を確認しておきましょう。

そして、どの立場にも共通する線引きが一つあります。勤務時間中に取引をしないことです。職務専念義務の観点からも、相場が気になって仕事が手につかない事態を避けるためにも、取引は勤務時間の外で行うのが基本です。

ヒナコ

ヒナコ

うちは副業禁止の会社なんですが、それでもFXをやって大丈夫でしょうか?

トシ

トシ

投資そのものは一般に副業規程の対象外と考えていい。ただし、どんな会社でも問題ないと言い切れるわけではない。まず自分の就業規則を確認して、迷うなら勤務先に確認しておくことだ。

2. 帰宅後のNY時間が兼業に向く理由

兼業FXの主戦場は、帰宅後に重なる「NY時間」です。日中に相場を見られないことは、弱点にはなりません。

FXは平日ほぼ24時間動いていますが、値動きの活発さは時間帯で大きく変わります。世界の主な市場は、東京 → ロンドン → ニューヨークの順に、バトンをつなぐように開いていきます。

このうちサラリーマンの狙い目が、帰宅後に重なるニューヨーク時間です。目安として、NY市場は夏は21時ごろ〜翌6時ごろ、冬は22時ごろ〜翌7時ごろに活発になります。とくにロンドン市場(夏16時ごろ〜翌2時ごろ/冬17時ごろ〜翌3時ごろ)と重なる帯——夏は21時ごろ、冬は22時ごろから深夜にかけて——は、世界の取引量が一日で最も多く、トレンドが生まれやすい時間帯です。

覚えておきたいのは、夏と冬で時間が1時間ずれる点だけです。アメリカのサマータイム(おおむね3月から11月ごろ)の間は、上記のとおり1時間前倒しになります。「21時から」と丸暗記せず、「帰宅後の数時間がNY時間と重なる」と感覚でつかんでおけば、季節が変わっても迷いません。

日中の東京時間は相場が穏やかなことも多く、無理に追う必要はありません。日中は本業に集中し、夜のNY時間に勝負どころを絞る——この使い分けが、兼業FXの土台になります。

サラリーマンの1日とFX市場時間(帰宅後がNY時間) 0時 6時 12時 18時 24時 睡眠 仕事(取引しない) 帰宅後の自由時間 東京市場(穏やか) ロンドン市場(活発) NY(最活発) 取引量が最大の帯 帰宅後の自由時間が、ロンドン×NYの重なる「最も活発な帯」と一致する ※夏は21時ごろ〜/冬は22時ごろ〜(米サマータイムで約1時間ずれる) NY市場は深夜〜翌朝まで続く(図は夜の重なりを示したもの)
【図解のポイント】
NY市場が活発になる時間帯は、帰宅後の自由時間と重なります。ロンドン市場との重複帯(夏は21時ごろ〜/冬は22時ごろ〜)は世界の取引量が集中し、トレンドが生まれやすい時間帯です。夏・冬で約1時間ずれるため、時刻を丸暗記するより「帰宅後がNY時間」と捉えておくとよいでしょう。日中の東京市場は穏やかなことも多く、仕事中に無理にチャートを追う必要はありません。

NY時間帯のスプレッドや約定力でFX会社を比べたい場合は、夜のFXおすすめ口座で詳しく解説しています。

3. 1日30分の“待ち”の運用ルーティン

結論は、1日30分で足ります。コツは、チャートに張り付いて売買するのではなく、あらかじめ注文を仕込んでおく“待ち”の運用に切り替えることです。

「兼業でFXなんて時間が足りない」と感じるかもしれません。けれども、やることを絞れば帰宅後の30分で一巡できます。手順は次の3ステップです。

  • Step1(約5分)|経済指標カレンダーの確認:米国の雇用統計やFOMCなど、相場が大きく動きやすいイベントの有無をチェックします。
  • Step2(約15分)|日足・4時間足で環境認識:ドル円などの大きな流れ(トレンド)をつかみ、エントリー候補となる価格帯を絞ります。
  • Step3(約10分)|注文をセット:狙った価格で売買する「指値」と、想定と逆に動いたとき損失を限定する「逆指値(損切り)」をセットします。逆指値の置き方は損切りのページで解説しています。

あとはスマホを閉じて構いません。指値・逆指値に加え、利確と損切りを同時に置くOCO注文、新規と決済を予約するIFD注文を使えば、寝ている間も注文は自動で執行されます。急変時だけ通知で気づけるようにしておけば、チャートを見続ける必要はありません。

注文の出しやすさは、アプリの操作性にも左右されます。スマホでの指値・逆指値のしやすさはFXアプリおすすめランキングも参考にしてみてください。

帰宅後30分の“待ち”のルーティン 5分 Step 1 経済指標カレンダー 確認 15分 Step 2 日足・4時間足で 環境認識・トレンド確認 10分 Step 3 指値・逆指値(損切り) 注文をセット あとは放置して就寝OK OCO・IFD注文なら寝ている間も自動執行/急変時のみ通知で確認
【図解のポイント】
Step1(5分)で重要な経済指標(米国雇用統計・FOMC等)の発表有無を確認します。Step2(15分)でドル円などの日足トレンドを把握し、4時間足でエントリー候補を絞ります。Step3(10分)で指値注文と逆指値注文をセットしたら終了です。OCO・IFD注文を併用すれば、寝ている間も予約どおりに執行され、チャートに張り付く必要はありません。
ヒナコ

ヒナコ

注文を先に入れておけば、ずっと画面を見ていなくていいんですね。

トシ

トシ

そういうことだ。相場に張り付ける専業と同じ土俵で戦う必要はない。仕込んで待つ——この形が、時間の限られた兼業には合っている。

4. 会社に知られにくくする住民税の基本

鍵は住民税の納め方にあります。ただし「これで会社に伝わらない」と言い切れる手続きはなく、まずは税金の基本を正しく押さえることが先決です。

FXの利益は、給与とは分けて計算する「申告分離課税」という区分です。税率は一律20.315%(所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%)。給与のように収入が増えるほど税率が上がる仕組みではなく、利益に定率でかかるのが特徴です。

いくらから申告が必要か(所得税と住民税は別)

まず所得税から。給与を1か所から受けて年末調整済み・給与収入2000万円以下の会社員なら、給与以外の所得(FXの利益など)の合計が年20万円以下であれば、所得税の確定申告は原則として不要とされています。

見落としやすいのが住民税です。住民税には、この「20万円以下は不要」という特例がありません。そのため、所得税の確定申告をしない場合でも、FXの利益があればお住まいの市区町村へ住民税の申告が別途必要になる場合があります。「20万円以下だから何もしなくていい」は、住民税まで含めると正確ではありません。誤解の多いところなので、先に押さえておきましょう。

(なお、利益が20万円を超えて所得税の確定申告をする場合は、その内容が市区町村にも共有されるため、住民税の申告を別に行う必要は原則としてありません。「住民税だけ別に」という問題が起きやすいのは、主にFXの純利益が20万円以下のケースです。)

ヒナコ

ヒナコ

利益が20万円以下なら、確定申告はしなくていいんですよね?

トシ

トシ

所得税についてはその通りだ。ただし住民税は別で、20万円以下でも申告が必要になる場合がある。ここを一緒くたにすると足をすくわれる。所得税と住民税は分けて考えることだ。

会社に知られにくくする仕組み(普通徴収)

会社に副業のFXが伝わりやすいのは、住民税の「特別徴収」を通じてです。特別徴収では住民税が毎月の給与から天引きされるため、FXの利益の分だけ住民税額が増えると、給与担当者がその変化に気づく場合があります。

これを避ける選択肢が「普通徴収(自分で納付)」です。確定申告書の第二表「住民税・事業税に関する事項」で、給与・公的年金等以外の所得(=FXの雑所得など)にかかる住民税を「自分で納付」に選ぶと、その分の納税通知書が自宅に届き、給与天引きに合算されにくくなります。

ただし、ここは断定できません。自治体の運用やシステムによっては、普通徴収を選んでも特別徴収に戻される場合があります。「この手続きをすれば会社に知られずに済む」と言い切れるものではありません。念のため、事前にお住まいの市区町村の窓口へ、普通徴収を選べるかどうか確認しておくと安心です。

会社に知られにくくするための住民税フロー FXの利益が出たら「申告」する 所得税=給与以外の所得が20万円超で確定申告 住民税=20万円以下でも申告が必要になる場合あり 住民税の納め方を選ぶ 住民税「普通徴収」を選択 (自分で納付) 未対策 → 特別徴収のまま (給与天引き) 自宅に納税通知書が届く → 給与天引きに合算されにくい 住民税額が増える → 会社が気づく場合がある 会社に知られにくい 会社に気づかれる場合あり ※自治体の運用により、普通徴収を選んでも特別徴収に戻る場合がある。 「会社に知られない」と言い切れるものではない。適正な申告が前提。
【図解のポイント】
確定申告書の「住民税・事業税に関する事項」欄で、給与以外の所得にかかる住民税を「自分で納付(普通徴収)」に選ぶと、給与天引き(特別徴収)に合算されにくくなります。ただし自治体の運用によっては特別徴収に戻される場合があり、会社に知られないと言い切れるものではありません。なお、この手続きは副業禁止規定への違反を回避する手段ではなく、あくまで税務上の選択肢である点に留意してください。

無申告は選択肢にならない

「申告しなければ気づかれない」という考え方は取らないでください。FX会社は取引の記録(支払調書)を税務署へ提出しており、無申告は把握されます。適正に申告したうえで、住民税の納め方を選ぶ——これが正しい順序です。

損失が出た年も申告の価値がある

損失が出た年でも、確定申告をしておけば、その損失を翌年以後3年間にわたって繰り越し、将来の利益と相殺できる制度があります(連続して申告することが条件です)。損益通算や繰越控除、必要書類などの詳しい手続きはFXの確定申告ガイドで解説しています。

税金の扱いは、個々の状況によって変わります。判断に迷う場合は、お住まいの市区町村・所轄の税務署・税理士に確認しておきましょう。

5. いくらから・どの会社で始めるか

FXは、数万円どころか数千円・数百円といった少額からでも始められます。というのも、取引の最小単位が会社によって違うからです。

一般的な会社は1000通貨単位で、必要な資金はドル円でおおよそ数千円から。松井証券FXやSBI FXトレードのように1通貨単位から扱う会社なら、ドル円で数百円ほどから試せます(必要額はレートやレバレッジで変わります。いずれも2026年7月時点の各社仕様です)。

ただし、金額を決める前に知っておきたいのがレバレッジです。国内の個人向けFXは最大25倍までに制限されています。少ない資金で大きな金額を動かせる仕組みですが、その分、利益だけでなく損失も同じように拡大します。想定を超えて相場が動けば、預けた証拠金を上回る損失が生じる場合もあります。

だからこそ、入金額は「注文できるギリギリの額」ではなく、「失っても生活に響かない余力」で決めるのが基本です。副業の入金や、生活費と投資資金の分け方についてはフリーランス・副業向けネット銀行も参考になります。

最初の1社は、自分のスタイルに合うかどうかで選ぶと迷いません。ここでは「少額・スマホ中心の“待ち”の運用」という前提で、タイプの違う2社を紹介します(順位付けではありません)。

まず数百円で試したい・手間を最小にしたい人

松井証券FX

1通貨単位から取引でき、株や投資信託など他の資産も同じ松井証券の口座でまとめて持てます。自動売買にも対応しているため、忙しくて手をかけられない人でも、仕組みで運用しやすいのが持ち味です。

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スキマ時間で本格的に狙いたい人

ヒロセ通商 LION FX

1000通貨単位から取引でき、スマホアプリの機能が充実しています。スワップポイント狙いの通貨も選びやすく、夜のスキマ時間にしっかり取り組みたい人に向いています。

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どちらの会社も、レバレッジ取引である以上、投資元本を超える損失が生じる場合があります。少額から始め、リスクを理解したうえで利用してください。

なお、ここで挙げた2社はあくまで一例です。より多くの会社を条件で比べたい場合は、FXアプリおすすめランキング(アプリの使いやすさ)やFX初心者の口座の選び方(最初の1社の選び方)で詳しく比較しています。

本業を犠牲にしないための3つの心得

  • 睡眠を削らない:夜のNY時間は魅力的ですが、寝不足で翌日の仕事に響けば本末転倒です。就寝前に注文をセットし、あとは相場に任せる——これが睡眠とFXを両立させるコツです。
  • 熱中しすぎない:勤務中もチャートが気になる状態は危険信号です。取引は「決めた時間だけ」と線引きし、日中は本業に集中しましょう。
  • 持ち越しリスクを理解する:ポジションを持ったまま眠ると、寝ている間の急変や、経済指標の発表で相場が大きく動くことがあります。逆指値(損切り)を置いておく、指標発表の前はポジションを軽くするなど、備えをしたうえで持ち越しましょう。

まとめ

サラリーマンの副業FXは、「時間がないからできない」とあきらめるものではありません。要点を整理すると、次のようになります。

  • FX(投資)は一般に副業規程の対象外と考えられますが、就業規則は会社ごとに違うため、始める前にご自身の規定を確認しておきましょう。勤務時間中の取引は避けるのが基本です。
  • 世界の取引が最も活発になるNY時間は、帰宅後の時間と重なります。夏と冬で1時間ずれることだけ頭に入れ、1日30分の“待ち”の運用で無理なく続けられます。
  • 利益が出たら税金から目をそらさないこと。所得税は給与以外の所得が年20万円超で確定申告、住民税は20万円以下でも申告が必要になる場合があります。会社に知られにくくする普通徴収も、自治体の運用で特別徴収に戻ることがある点まで理解しておきましょう。
  • 始めるなら少額から。「失っても生活に響かない余力」で入金し、レバレッジのリスクを踏まえて取引しましょう。

忙しい毎日のなかでも、仕組みを整えれば、FXは生活を崩さずに続けられます。まずは自分の就業規則の確認と、税金の基本を押さえるところから始めてみてはいかがでしょうか。

免責事項

本ページの内容は情報提供を目的としており、特定のFX会社や取引手法への投資を推奨するものではありません。FX取引はレバレッジを利用するため、投資元本を上回る損失が発生する場合があります。取引の最終判断はご自身の責任において行ってください。税務上の取り扱いは個々の状況により異なる場合があります。確定申告・住民税の手続きについては、税理士または管轄の税務署・お住まいの市区町村にご相談ください。

サラリーマンの副業FXに関するよくある質問(FAQ)

Q. FXは副業禁止の会社でもやっていいですか?

A. FXのような投資(資産運用)は労働の対価ではないため、一般には会社の副業規程が指す「副業」には当たらないと考えられています。ただし就業規則は会社ごとに異なり、届出などを求める場合もあります。始める前にご自身の勤務先の規定を確認し、判断に迷うときは勤務先に確認しておくと安心です。なお、勤務時間中の取引は職務専念義務の観点から避けましょう。

Q. サラリーマンに向いたFXの取引時間帯はいつですか?

A. 帰宅後に重なるNY時間が向いています。目安として夏は21時ごろ〜、冬は22時ごろ〜活発になり、ロンドン市場と重なるこの時間帯は世界の取引量が一日で最も多く、トレンドが生まれやすくなります。アメリカのサマータイムの分だけ夏と冬で1時間ずれるため、「帰宅後の数時間がNY時間」と捉えておくとよいでしょう。

Q. 1日にどのくらいチャートを見る必要がありますか?

A. 1日30分ほどで一巡できます。経済指標の確認に約5分、日足・4時間足での環境認識に約15分、指値・逆指値の注文設定に約10分が目安です。注文を先にセットしておけば、チャートに張り付く必要はありません。週末に翌週の方針を立てておくと、平日がさらに楽になります。

Q. FXの利益はいくらから確定申告が必要ですか? 20万円以下なら何もしなくていいですか?

A. 給与を1か所から受けて年末調整済み・給与収入2000万円以下の会社員の場合、給与以外の所得が年20万円以下なら、所得税の確定申告は原則不要とされています。ただし住民税にはこの特例がなく、20万円以下でもお住まいの市区町村への住民税の申告が別途必要になる場合があります。「20万円以下だから何もしなくてよい」は、住民税まで含めると正確ではありません。詳しくはFXの確定申告ガイドや、お住まいの市区町村・税務署でご確認ください。

Q. 住民税を普通徴収にすれば、会社に知られずに済みますか?

A. 確定申告書の第二表で、FXの利益にかかる住民税を「自分で納付(普通徴収)」に選ぶと、給与天引き(特別徴収)に合算されにくくなります。ただし、自治体の運用によっては特別徴収に戻される場合があり、会社に知られないと言い切れるものではありません。念のため、事前にお住まいの市区町村の窓口へ確認しておきましょう。なお、無申告はFX会社が提出する取引記録から把握されるため、適正な申告が前提です。

Q. いくらから始められますか? いくら入金すべきですか?

A. 1000通貨単位なら数千円ほど、1通貨単位を扱う会社なら数百円ほどから始められます(必要額はレートやレバレッジで変わります)。ただし、入金額は「注文できるギリギリの額」ではなく「失っても生活に響かない余力」で決めるのが基本です。国内の個人向けFXはレバレッジが最大25倍までに制限されていますが、その分損失も拡大し、証拠金を超える損失が生じる場合もあるため、余裕資金での取引を心がけましょう。

【公的機関・一次情報】

FXの税務・確定申告については国税庁の公式情報を、FX会社の規制やレバレッジのルールについては金融先物取引業協会の情報を確認できます。住民税の申告や徴収方法については、お住まいの市区町村(総務省・各自治体)の案内もあわせて参照してください。

国税庁 → 金融先物取引業協会 → 総務省(地方税) →

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