CFD取引ができるおすすめ口座を国内6社で比較【2026年最新】
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株価指数や商品、個別株に、売り・買いの両方から少額で投資できるのがCFD(差金決済取引)です。国内で取引できる主要6社を、取扱銘柄数・手数料・使いやすさで比較しました。
迷ったときの目安です。選んだ理由は下のランキングで説明しています。
- 総合力・王道で選びたいなら → GMOクリック証券
- 初心者・少額でシンプルに始めたいなら → DMM CFD
- 米国株のCFDを取引したいなら → 楽天証券(楽天CFD)/外為どっとコム
- 銘柄数の多さで選びたいなら → IG証券
- スプレッドの狭さ・低コストで選びたいなら → GMO外貨
国内6社の比較表【2026年】
| 会社名 | 銘柄数(内訳) | 個別株CFD | こんな人に |
|---|---|---|---|
| GMOクリック証券 | 約150(指数/商品/外国株) | あり(外国株) | 取引高No.1・総合力で選びたい |
| DMM CFD | 22(指数8/商品14) | なし | 初心者・少額・シンプル |
| 楽天証券(楽天CFD) | 113(指数/商品/VIX/米国株) | あり(米国株) | 楽天経済圏・米国株CFDも |
| IG証券 | 約17,000(株式約12,000ほか) | あり | 銘柄数の多さ・経験者向け |
| GMO外貨(外貨ex CFD) | 24(指数10/商品13/VIX1) | なし | スプレッドの狭さ重視 |
| 外為どっとコム(CFDネクスト) | 20(指数8/商品4/米国株8) | あり(米国株) | 米国株を長く取引したい |
株価指数CFD・商品CFDは、いずれの会社も取引手数料が無料です。個別株(株式)CFDで手数料がかかるのはIG証券のみで(日本株は最低110円、米国株は最低16.5ドル)、GMOクリック証券は外国株CFDも手数料無料です。なお、ポジションを翌日に持ち越すと、金利調整額・価格調整額などのコストがかかる場合があります。
CFDとは?仕組みを図解で確認
CFD(Contract for Difference=差金決済取引)は、株式や金(ゴールド)といった現物そのものを受け渡すのではなく、取引を始めた時点の価格と終えた時点の価格の「差額」だけを決済する取引です。世界中の株価指数・商品・個別株などに、ひとつの口座から投資できます。仕組みを押さえるうえで、特徴は次の3つに整理できます。
① 売り(ショート)からも入れる
現物取引は「安く買って高く売る」のが基本ですが、CFDは現物を持たないため「高く売って、安く買い戻す」取引もできます。価格が下がると見込む局面でも利益を狙える点が、現物との大きな違いです。
② レバレッジで少額から取引できる
手元の資金を「証拠金」として預けることで、その数倍〜数十倍の金額を動かせます(くわしくはレバレッジの仕組みの解説もあわせてご覧ください)。少ない資金で効率よく取引できる一方、損失も同じ割合で大きくなる点は、先に理解しておきたいところです。
③ ひとつの口座で多様な対象に投資できる
日経平均やNYダウ、S&P500などの株価指数、金・銀・原油・天然ガスといった商品、AppleやAmazonなどの米国株まで、別々に口座を開かなくても、同じCFD口座でまとめて取引できます。なお金(ゴールド)に絞って取引したい場合は、ゴールド(XAU/USD)対応のFX口座ランキングのほうが向いています。
目的別ランキング 国内6社
取扱銘柄は約150で、株価指数・商品・外国株・バラエティまで幅広くそろっています。外国株を含む個別株CFDも扱い、取引手数料は全銘柄無料です。外国株CFDも手数料無料で、両替の手数料もかかりません。スプレッドは業界でも狭い水準で、ロスカット手数料も無料です。
- PCでもスマホでも使える高機能チャート「プラチナチャート」が利用できます
- 国内の店頭CFD取引高は12年連続でNo.1の実績があります(2014年1月〜2025年12月/日本証券業協会・日本商品先物取引協会の統計よりGMOクリック証券調べ)
どれにするか迷ったときに、まず候補に挙げやすい王道の1社です。
公式サイトで詳細を見る →取扱銘柄は全22銘柄に絞られており、株価指数8銘柄(日本225・米国NYダウ30・米国ナスダック100・米国S&P500・中国A50・イギリス100・ドイツ40・ユーロ50)と、商品14銘柄(金・銀・原油・天然ガスに加え、コーンや大豆などの農産物)を扱います。個別株CFDはありません。
- 取引手数料も口座管理費も無料です
- スマホアプリひとつで取引が完結し、サポートにLINEで質問できます
銘柄を欲張らず、シンプルに始めたい方に向いています。
公式サイトで詳細を見る →取扱銘柄は合計113で、株価指数・商品・VIX・米国株式CFDをカバーします。国内では数少ない、AppleやAmazon、NVIDIAといった米国株のCFDを扱い、VIX(恐怖指数)にも対応します。取引手数料は無料です。
- 取引ツール「iSPEED」や「マーケットスピードII」で、日本株・米国株とCFDをひとつの画面で管理できます
- 楽天ポイントとの連携機能もあります(別サービスの「楽天MT4CFD」はMT4対応の中上級者向けで、取扱は40銘柄です)
楽天証券をすでに使っている方や、米国株CFDも触ってみたい方に向いています。
公式サイトで詳細を見る →取扱銘柄数は約17,000(株式CFD約12,000・株価指数約40・商品約30+債券)と、国内でも最大級の規模です。株価指数・商品・債券のCFDは取引手数料が無料ですが、個別株(株式)CFDのみ最低手数料がかかります(日本株は最低110円、米国株は最低16.5ドル)。
- 損失をあらかじめ限定できる「ノックアウト・オプション」が選べます
- 一部の株価指数では週末にも取引できます。45年以上の歴史を持つIGグループの日本拠点です
扱える銘柄の幅広さを重視する、ある程度経験を積んだ方に向いています。
公式サイトで詳細を見る →2023年4月に始まったサービスで、取扱銘柄は24(株価指数10・商品13・VIX1)。個別株CFDの扱いはありません。取引手数料は無料で、スプレッドは業界でも狭い水準に設定されています。とくに金・銀スポットのスプレッドの狭さに強みがあります。
- 高機能チャート「TradingView」が使えます
- 少額から取引を始められます
コストをできるだけ抑えて取引したい方に向いています。
公式サイトで詳細を見る →取扱銘柄は20で、株価指数8銘柄・商品4銘柄・米国株8銘柄に対応します。Apple・Amazon・Tesla・NVIDIAなどの米国個別株を扱います。CFDを取り扱う会社として初めて、米国株式の24時間取引に対応しました。取引手数料は無料です(ロスカット手数料は別途)。
- 重要なニュースや決算で相場が動いても、時間を気にせず取引しやすい環境です
- スプレッドも低めに抑えられています
米国株のCFDをじっくり取引したい方に向いています。
公式サイトで詳細を見る →取引のリスクと注意点
CFD取引には、先に押さえておきたい重要なリスクがあります。レバレッジをかければ少ない資金で大きな金額を取引できますが、利益だけでなく損失も同じ割合で拡大します。予想と反対に相場が動いた場合、預けた証拠金を超える損失が出て、強制的に決済されるロスカットや、追加入金を求められる追証の対象になることがあります。
また、ポジション(建玉)を翌日に持ち越す場合は、保有コストがかかる点に注意が必要です。各国の金利差を調整する「金利調整額」や、参照する先物の限月乗り換えにともなう「価格調整額」が発生し、支払いになることがあります。
さらに、重要な経済指標の発表時や、予期せぬニュースで相場が急変したときには、買値と売値の差であるスプレッドが急に広がることがあります。発表予定は経済指標カレンダーで事前に確認しておくと安心です。取引で出てくる用語の意味はFX用語集でも調べられます。
CFDとETF・現物投資の違い
CFDはレバレッジをかけた短期売買に向く一方、ETFや現物株はレバレッジなしで長期保有に向く、という違いがあります。短期的な値動きで利益を狙うならCFDが選択肢に入りますが、株価指数を現物でコツコツ長期保有したい場合はETFで選ぶネット証券ランキングも参考になります。CFDとFXの両方を含めたFX全体の口座選びはFXおすすめ口座ランキングでも比較しています。
CFD口座の選び方・始め方
口座を選ぶときは、まず自分がどの資産(株価指数・商品・個別株など)を取引したいかをはっきりさせると、候補を絞りやすくなります。初めての方は、少額から始められて操作がシンプルな会社が向いています。経験を積み、より多くの銘柄や米国株を取引したくなったら、取扱銘柄が豊富な会社を検討するとよいでしょう(最初の1社の選び方はFX初心者の口座の選び方も参考になります)。
口座開設はスマートフォンからオンラインで完結します。必要事項を入力し、本人確認書類を提出して審査に通れば、取引を始められます。まずは仕組みとリスクを理解し、無理のない資金で相場の動きを観察するところから始めると安心です。
ヒナコとトシのCFD Q&A
ヒナコ
CFDって、FXと何が違うんですか?
トシ
FXは通貨同士の取引に絞られるが、CFDは株価指数や商品、米国株まで、同じ口座で価格差を狙える。対象の幅が広いのが大きな違いだ。
ヒナコ
初めてでも始められますか?
トシ
もちろん始められる。ただ、いきなり大きく張るのは避けたい。最初はレバレッジを抑えて、少額で値動きに慣れていくのがいい。経済指標カレンダーで発表予定を確かめ、ロスカットの仕組みを理解してから注文を出すと、落ち着いて取引できるはずだ。
まとめ
CFD取引は、自分の投資スタイルや取引したい銘柄に合わせて口座を選ぶことが大切です。総合力を重視するならGMOクリック証券、少額・シンプルに始めるならDMM CFD、米国株に触れるなら楽天証券や外為どっとコムなど、それぞれの特徴を比べて、自分に合った1社を見つけてください。レバレッジとリスクを理解したうえで、無理のない範囲で始めるのがおすすめです。
CFD取引に関するよくある質問(FAQ)
Q. CFD取引とFX取引の具体的な違いは何ですか?
FX(外国為替証拠金取引)は、為替(通貨ペア)を対象とした差金決済取引(CFD)の一種です。一般的に「CFD」と呼ぶ場合は、為替以外の資産である株価指数(日経平均など)や商品(金、原油など)、外国株式を対象とした取引を指します。どちらもレバレッジをかけて価格の差額だけを決済する仕組みは同じです。取引制度の詳細は各金融機関の公式サイトでご確認ください。
Q. CFD取引のレバレッジは、FXと同じ最大25倍ですか?
異なります。国内の金融庁登録業者において、FXのレバレッジは最大25倍に制限されていますが、CFD取引は対象とする資産によって法令等で上限が別々に定められています。具体的には、株価指数CFDは最大10倍、商品CFDは最大20倍、個別株CFDは最大5倍となります。レバレッジ規制の詳細は金融庁や各証券会社の案内をご参照ください。
Q. CFD取引で相場が急変した場合、追証(追加証拠金)は発生しますか?
口座の維持率が一定水準を下回ると、強制的に損失を確定させる「ロスカット」が作動する仕組みが導入されていますが、相場が急激に変動(窓開けなど)した場合には、ロスカットの処理が間に合わず、預けた証拠金以上の損失(追証)が発生して支払い義務が生じるリスクが存在します。リスク管理の仕組みは各提供元の情報をご確認ください。
Q. CFD取引で得た利益の税金や確定申告の扱いはどうなりますか?
CFD取引で得た利益は、FX取引と同様に「先物取引に係る雑所得等」に分類され、一律20.315%の申告分離課税が適用されます。そのため、CFDの利益とFXの損失を相殺(損益通算)することが可能であり、損失を翌年以降に繰り越す控除制度も利用できます。正確な税制ルールについては国税庁のウェブサイト等で最新情報をご確認ください。
Q. CFD取引を始める際、取引手数料はかかりますか?
主要なネット証券の多くは、CFD取引における売買手数料自体を「無料」としています。ただし、買値と売値の差額である「スプレッド」が実質的なコストとして発生します。また、ポジションを日をまたいで持ち越した場合には、「金利調整額」や「価格調整額」といった独自のコストや受取金が発生するため留意が必要です。手数料体系は各社ホームページにてご確認ください。
Q. CFDとFXの税金に違いはありますか?
A. どちらも「先物取引に係る雑所得等」として扱われ、申告分離課税の対象(一律20.315%)となります。FXとCFDの損益は合算して損益通算することが可能です(出典:国税庁)。
Q. CFDのレバレッジ上限はいくらですか?
A. 国内の証券会社では、株価指数CFDは最大10倍、商品CFD(金や原油など)は最大20倍に規制されています。なお、FX(通貨ペア)は最大25倍です(出典:金融庁)。
本記事の数値は各社公式サイト・公式アプリの案内、金融先物取引業協会の登録業者情報、金融庁の案内をもとに2026年6月時点で確認しています。レバレッジ・手数料・取扱銘柄・取引時間などの条件は変更される場合があるため、最終的なご利用前に各社公式サイトでご確認ください。
監修:トシ(元金融コンサルタント)。長年の金融実務の経験をもとに、客観的な視点で各社のサービスを整理しています。

