CFD口座を国内8社で比較|取引単位・手数料・保有コスト【2026年】
CFD口座を選ぶとき、銘柄数や「手数料無料」だけでは分からないことがあります。同じ日本225でも、最小注文で価格が100ポイント動いたときの損益は、100円の会社と1,000円の会社があります。まずは取引したい銘柄を決め、その数量で自分がどのくらいの値動きを引き受けるのかを確かめましょう。
候補を絞る順番は、取扱銘柄 → 最小数量での円損益 → 売買時・保有中の費用です。
- 日本225を小さな数量で取引したい:最小数量の比較表へ。GMOクリック証券・GMO外貨・楽天CFDでは、表の最小数量なら1ポイントの値動きで1円の損益になります。
- 個別株も取引したい:8社の取扱対象を確認。株式CFDは、売買手数料に加えて持越し金利や売り建玉の貸株費用も比べます。
- 日をまたいで保有したい:日本225の保有ルールへ。金利、参照先物の切替、満期の扱いが会社によって違います。
CFDは、預けた証拠金を超える損失が生じる取引です。必要証拠金は口座開設後に取引するための条件であり、損失の上限ではありません。逆指値や自動ロスカットがあっても、急変時には想定を超える価格で決済されることがあります。
この記事には広告リンクを含みます。国内の個人口座向け店頭CFDから、株価指数・商品を中心に自分で注文できる8社を選び、公式の商品仕様で比較しました。掲載順は総合順位を示しません。取引所CFD、自動売買を中心とするサービス、ノックアウト・オプション、暗号資産だけのサービスは同じ表に混ぜていません。
国内8社のCFD口座を比較
はじめに、希望する取引対象があるかを見ます。「株式あり」でも、目当ての日本株・米国株を扱っているとは限りません。候補が決まったら、下の各社欄から公式の銘柄一覧で確認してください。
表は横にスクロールできます。
| 会社・サービス | 主な取引対象 | 売買取引手数料 | 候補にするときの確認点 |
|---|---|---|---|
| GMOクリック証券 CFD | 株価指数・商品・株式・ETF等 | 無料 | 日本225は最小0.1枚。自動ロスカットは建玉ごとの価格で管理 |
| DMM CFD | 株価指数・商品 | 無料 | 日本225は最小1Lot。IndexとCommodityは口座区分ごとに管理 |
| 楽天証券 楽天CFD | 株価指数・商品・株式・ETF等 | 無料 | 日本225は最小1Lot。楽天MT4CFDは別サービス。銘柄コードとツールを確認 |
| IG証券 CFD | 株価指数・商品・株式等 | 指数・商品は無料。株式等は有料※ | 期限あり・なし、円建て・外貨建てなど、発注する銘柄の仕様を確認 |
| GMO外貨 外貨ex CFD | 株価指数・商品・米国VI | 無料 | 日本225は最小0.1枚。価格調整日の注文失効に注意 |
| 外為どっとコム CFDネクスト | 株価指数・商品・米国株式 | 無料。強制ロスカットは別料金※ | 日本N225は最小数量10。指数にも日々の金利調整がある |
| SBI証券 店頭CFD(SBI CFD) | 株価指数・商品等 | 無料 | 証券総合口座からCFD口座へ振替。取引所CFDとは別サービス |
| サクソバンク証券 CFD | 株価指数・商品・日本株・外国株・ETF等 | 個別株を含め無料 | 日本225は限月あり。株式の価格情報料や保有中の費用も確認 |
無料なのは表に記載した売買取引手数料です。スプレッドや商品ごとの調整額などは別です。IGの株価指数口座内のETF・REIT等にも手数料がかかります。外為どっとコムの強制ロスカット手数料は、指数・商品が1取引単位110円、株式が55円(税込)。自分で出す損切り注文の手数料とは区別してください。
金だけを取引したい場合は、金(ゴールド)の国内CFD口座比較で取引単位や商品ごとの違いを詳しく扱っています。
「1枚」「1Lot」では比べず、1ポイントの円損益に直す
会社によって「1」の中身が違います。楽天CFDの日本225は1Lotで価格×1円、DMM CFDは1Lotで価格×10円。数字の1Lotだけを見て同じ量だと思うと、予定より大きな注文になります。
| サービス・銘柄 | 最小注文と計算 | 1ポイント変動 | 100ポイント変動 |
|---|---|---|---|
| GMOクリック/日本225 | 0.1枚 × 10円 | 1円 | 100円 |
| DMM CFD/日本225 | 1Lot × 10円 | 10円 | 1,000円 |
| 楽天CFD/日本225 | 1Lot × 1円 | 1円 | 100円 |
| 外貨ex CFD/日本225 | 0.1枚 × 10円 | 1円 | 100円 |
| CFDネクスト/日本N225 | 数量10 × 1円 | 10円 | 1,000円 |
表の「1ポイント」はCFD表示価格が1動くことです。画面の最小刻み(呼値)や、FXで使うpipsとは別です。買いなら上昇時は利益・下落時は損失、売りなら反対になります。費用・約定ずれは含めていません。出典:GMOクリックの銘柄一覧、DMMの取引単位・注文ガイド、楽天CFDの取引銘柄、GMO外貨の銘柄一覧、外為どっとコムの取扱銘柄・取引単位の案内。
IG・SBI・サクソは、発注する商品の詳細画面で最小数量と取引単位を確かめてください。IGは同じ指数でも通貨や契約の種類があり、サクソの日本225は限月の指定も必要です。確認できた契約条件を、別の銘柄へそのまま当てはめないようにします。
4,000円と4万円の証拠金差は、取引する量の差
日本225の価格を仮に40,000ポイントとします。GMOクリックで最小0.1枚を買うと取引額は4万円、DMMで最小1Lotを買うと40万円。どちらも個人の日本225の必要証拠金率を10%として計算すると、次のようになります。
| 注文例 | 取引額 | 必要証拠金の試算 | 値動きによる損失 |
|---|---|---|---|
| GMOクリック:0.1枚 | 4万円 | 4,000円 | 400円 |
| DMM:1Lot | 40万円 | 4万円 | 4,000円 |
| GMOクリック:1枚 (DMMと同じ取引量) | 40万円 | 4万円 | 4,000円 |
同じ40万円分を取引すれば、必要証拠金も値動きの影響もこの例では同じです。小さい数量を選べることに意味があるのであって、必要証拠金が少ない会社なら同じ取引の損失も減る、ということではありません。
現在の相場を示す表ではありません。取引額=仮定価格×契約倍率×数量、必要証拠金=取引額×10%、値動きによる損失=400ポイント×契約倍率×数量。費用・スリッページ・税は除外した試算です。両社で必ず同じ価格で約定するとは限らず、表の証拠金だけの入金を勧めるものでもありません。仕様:GMOクリックの取引ルール、DMM CFD-Indexのサービス概要。
損切り幅に対して、最小数量が大きすぎないか
たとえば「200ポイント逆行したら決済し、値動きによる損失は1,000円までにしたい」と考えるなら、1ポイント当たりの損益は1,000円÷200=5円以下が目安です。最小数量で1ポイント10円動く商品では、予定した価格で決済できても損失は2,000円になります。
この場合は、より小さい数量を選べるサービスを探すか、取引を見送ります。必要証拠金を入れられるかだけで決めないことが大切です。実際には費用や約定ずれもあるため、この計算で1,000円以内の損失を保証できるわけではありません。
手数料無料でも、取引の総費用はゼロにならない
スプレッドは同じ数量にそろえて比べる
スプレッドは売値と買値の差です。表示された幅だけでなく、スプレッド幅×その注文全体の1ポイント当たりの損益額で円換算して比べます。外貨建てなら、さらに円への換算が必要です。
架空のA社が幅2ポイント・最小注文で1ポイント10円、B社が幅3ポイント・最小注文で1ポイント1円だとします。最小注文のスプレッド相当額はA社20円、B社3円。しかし、同じ1ポイント10円の取引量にそろえると、B社は数量を10倍にするので30円になります。
これは計算方法の例で、実在する会社の提示価格ではありません。実際に比較するときは、同じ指数・通貨・契約種類・数量・時刻で確認します。原資産の市場が休みの時間や重要指標の前後は、幅が広がることもあります。
実際の買い約定価格と売り約定価格から損益を出す場合、そこにはスプレッドの影響が含まれています。その損益からスプレッドをもう一度引くと二重計上になります。
保有中の受払いは、名前と中身を分けて確認する
- 金利調整・ファンディングコスト
- 翌営業日へ建玉を持ち越すと発生する金利等の受払いです。買い・売り、商品、金利水準で違いがあり、売りでも支払いになることがあります。
- 価格調整
- 参照する先物を別の限月へ切り替える際、価格差で生じる評価損益を調整する受払いです。受取額だけを利益、支払額だけを独立した手数料と考えず、建玉の評価損益と合わせて確認します。
- 配当・権利の調整
- 株式や指数の配当等に対応する受払いです。CFDで現物株式を保有して株主になるわけではなく、配当調整だけで利益が増えると考えないようにします。
- そのほかの費用
- 個別株の売り建玉の貸株金利、期限のある商品のキャリングコスト、外貨の円換算費用、リアルタイム価格情報料など。必要になるものは会社と商品で異なります。
日本225を翌日に持ち越すなら、ここが違う
| サービス | 保有中に確認すること |
|---|---|
| GMOクリック | 日本225は価格調整の対象。金スポットなどの金利調整とは扱いが異なる |
| DMM CFD | 日本225は価格調整の対象。実施銘柄の未約定の指値・逆指値等が取り消されるため、日をまたいだ後に注文を確認 |
| 楽天CFD | 商品ごとの金利・価格・配当調整金を取引画面と規則で確認。楽天MT4CFDの条件を流用しない |
| IG | 期限なし指数は翌営業日の金利・対象日の配当調整。期限ありは満期と清算条件を確認し、自動で次の限月へ継続すると考えない |
| 外貨ex CFD | 日本225は価格調整の対象で金利調整なし。価格調整日に、その銘柄で発注中の全注文が失効するため再設定が必要 |
| CFDネクスト | 日本N225には日々の金利調整がある。買い・売りの両方が支払いとなる場合もある |
| SBI CFD | 銘柄別の価格・金利調整と付与実績を確認。総合口座の現金ではなく、該当するCFD区分の残高にも注意 |
| サクソバンク | 日本225は限月あり。最終取引日・清算日と、持越しのキャリングコストを確認 |
とくに気をつけたいのは、建玉は残っているのに、出していた損切り注文が失効するケースです。価格調整日・休場日・限月の切替予定を確認し、注文を入れたまま放置しないようにしましょう。各社の根拠は、次のサービス別の公式資料にまとめています。
各社を候補にするときの確認点
GMOクリック証券|小さい数量と幅広い取引対象を比べたいとき
株価指数・商品から株式やETF等まで扱いたい人の候補です。日本225は最小0.1枚なので、1ポイント当たり1円の量から検討できます。ただし、株式などは最小数量が異なり、すべての商品を0.1枚で注文できるわけではありません。
ロスカット価格を建玉ごとに管理する仕組みです。複数の建玉を持つなら、それぞれのロスカット価格と証拠金の割当を確認してください。日本225の価格調整と、金スポット等の金利調整も分けて見る必要があります。
DMM CFD|指数・商品に対象を絞りたいとき
DMM CFDは株価指数と商品を扱うサービスです。個別株を売買したい場合は別の候補を選びます。日本225の最小1Lotは、上の比較表で1ポイント10円の量。少額で始めたい人は、予定する損切り幅に対して大きすぎないかを先に確かめてください。
CFD-IndexとCFD-Commodityは区分ごとに証拠金を管理します。日本225の価格調整をまたぐときは、保有建玉だけでなく、未約定の指値・逆指値等が取り消されていないかも確認します。
公式仕様:取扱銘柄/Indexのサービス概要/調整額カレンダー/取引約款(PDF)
公式サイトで詳細を見る →楽天証券|楽天CFDと楽天MT4CFDを区別して選ぶ
楽天証券を使っている人は、楽天CFDの対象銘柄と専用ツールから確認すると選びやすくなります。日本225は最小1Lotで価格×1円の取引です。楽天MT4CFDは別サービスで、公式の数量表には銘柄コードごとに条件が載っています。「日本225」という表示名だけで判断せず、発注するコードの1Lot当たりの価額と最小数量を確認してください。
楽天CFDでは商品区分ごとの口座残高や必要証拠金を管理します。金利・価格・配当の調整金があり、どれが発生するかは銘柄と保有するタイミングで変わります。MT4を使いたいという目的なら、先に楽天MT4CFD側の銘柄・注文単位・取引条件を確認する必要があります。
公式仕様:楽天CFDの取引銘柄/取引概要/専用ツール/楽天MT4CFDの取引単位
公式サイトで詳細を見る →IG証券|海外の個別株や契約の種類まで選びたいとき
海外個別株も含めて取引対象を探したい人の候補です。指数CFDには期限の有無や取引通貨などの違いがあるため、銘柄名だけで判断せず、1Lot当たりの金額・最小数量・清算条件を確認します。
株式CFDの売買には手数料がかかります。たとえば米国株CFDのオンライン取引は、片道の最低手数料が16.50米ドルです。小さい金額を何度も売買する予定なら、この最低手数料の影響を見落とさないようにします。指数・商品の売買手数料が無料でも、持越し金利などは別に確認が必要です。
GMO外貨|指数・商品を小さい数量で扱いたいとき
外貨ex CFDは株価指数・商品・米国VIを扱い、日本225は最小0.1枚です。日本225を細かく数量調整したい人の候補になります。個別株を取引したい場合は、他のサービスも比較してください。
日本225の保有では価格調整があり、金利調整はありません。ただし、価格調整を実施する銘柄では、発注中の全注文が失効する点が大切です。期限を長く指定していた注文も含め、持越し後の再設定を確認します。
公式仕様:取扱銘柄/取引概要/調整額と注文の取扱い
外為どっとコム|指数・商品と米国株をまとめて探したいとき
CFDネクストでは指数・商品に加え、米国株式も扱います。日本N225の最小数量は10で、価格が100ポイント動くと1,000円の損益になります。日本N225の持越しには日々の金利調整があるため、数量と保有予定日数を合わせて比べます。
売買取引手数料は無料ですが、強制ロスカットには別料金があります。日本N225の最小数量10は1取引単位で、強制ロスカット時の手数料は110円(税込)です。「手数料無料」という表示とセットで確認したい条件です。
SBI証券|既存の証券口座から店頭CFDを検討するとき
SBI証券の店頭CFDは、日本225や米国の株価指数、金・原油などを扱います。証券総合口座からCFDのマスター口座へ、さらに指数・商品などのサブ口座へ資金を振り替える仕組みです。自動スイープの設定も含め、どの残高が取引に使われるかを確認しておきましょう。
同じSBI証券の「くりっく株365」とは別サービスです。比較するときは店頭CFD側の商品概要を開き、銘柄別の取引単位、価格・金利調整、追証とロスカットの条件を確認します。総合口座に現金があれば、どのCFD口座の不足も自動で解消されるとは考えないでください。
サクソバンク証券|日本株・外国株・ETFまで対象を広げたいとき
日本株や外国株、ETF等もCFDで取引したい人の候補です。個別株を含め、CFDの売買取引手数料は無料です。一方、個別株・ETFの配信価格には遅延があり、リアルタイム価格情報は有料契約の対象です。取引したい市場の情報料も確認します。
日本225は限月のある商品なので、最終取引日・清算日と持越しのキャリングコストを確認してください。期限のない別の商品にはオーバーナイト金利、個別株の売り建玉には貸株金利、外貨建て取引には換算費用などが発生します。無料の範囲を売買手数料までと捉えると比較しやすくなります。
ロスカット・追証・決済後の不足金は別のもの
「ロスカットがあるから、入金した金額以上は失わない」とは限りません。日本証券業協会のリスク説明でも、急変時には証拠金を超える損失や、逆指値の指定価格より不利な約定が起こり得るとされています。
- ロスカット
- 会社が定めた価格や証拠金の水準で建玉を強制決済する仕組みです。GMOクリックのように建玉ごとの価格で管理する会社も、DMMのように口座区分ごとの維持率で判定する会社もあります。
- 追証(追加証拠金)
- 日々の判定などで証拠金不足が確定し、期限までの解消が必要になる状態です。たとえばDMMは日次判定で維持率100%未満が追証の対象。ロスカットの50%以下とは別の基準です。相場が戻るだけでは解消とならない場合もあります。
- 決済後の不足金
- 急変などで、口座残高を上回る損失が確定して残る支払義務です。建玉を閉じたらそれ以上の支払いはない、とは限りません。
商品ごとの条件:GMOクリックの取引ルール/DMMのロスカット/DMMの追証。基礎的な仕組みはFXのロスカット解説も参考になりますが、CFDの判定単位・比率・期限は利用する商品の規則で確認してください。
FX・現物ETF・取引所CFDとの使い分け
CFDは現物を受け取らず、価格差を決済する取引
このページで比べるのは、株価指数・商品・株式などを参照する店頭CFDです。通貨ペアを取引したいならFX口座の比較へ進むほうが目的に合います。店頭CFDの提示価格や取引条件は会社によって異なり、参照先の市場価格で必ず約定するわけではありません。基本的な仕組みは日本証券業協会の証券CFD案内で確認できます。
数年単位で資産を持ちたいなら、現物ETFも比較する
売りから入れることや証拠金取引を必要としているか、一度整理してみてください。指数に連動する資産を長く持つのが目的なら、国内ETFを扱う証券会社も候補になります。現物ETFを信用取引せずに保有する場合は、CFDのような証拠金維持や持越し金利の管理はありませんが、売買費用や信託報酬などはかかります。
ETFにもレバレッジ型など種類があります。商品自体の違いはETFの仕組みと選び方で確認し、単に「長期なら何でもETF」とは考えないようにしましょう。
くりっく株365は、取引所CFDとして別に比べる
東京金融取引所のくりっく株365は、取引所が定める商品仕様に沿って取引するCFDです。必要証拠金基準額の決め方や手数料、リセット決済期限が店頭CFDと異なります。店頭の日本225の10%という証拠金率を、そのまま当てはめることはできません。
公式資料:東京金融取引所の証拠金制度/くりっく株365の取引・リセット日程
口座を開く前から初回注文までの確認手順
- 希望する銘柄を1つ決める。会社名だけでなく、取引通貨、参照する現物・先物、期限の有無まで確認します。
- 予定する損切り幅から数量を決める。最小数量でも想定損失が大きすぎるなら、別の候補を探します。必要証拠金と損失予算を分けて考えます。
- 同じ数量で費用を確認する。スプレッド、売買手数料、持ち越す日の金利等を確認。期限がある商品は清算日まで見ます。
- 取引ルールを読んで口座を申し込む。審査・本人確認・口座開設が済んだら、必要な商品区分へ資金を振り替えます。
- 注文・決済・取消の操作を確かめる。利用できるデモや公式操作ガイドで確認し、初回の発注画面では数量と必要証拠金を見直します。損切り注文の期限、調整日後の失効、通知設定も確認します。
取引時間は銘柄・海外の夏時間・祝日で変わります。「ほぼ24時間」という案内だけで、いつでも同じ条件で決済できると思わないようにしてください。
損益の記録と申告の準備もしておく
国内の個人口座で行う株価指数・商品などのCFDのうち、税法上の対象となる差金決済の利益は「先物取引に係る雑所得等」の申告分離課税で、税率は通常20.315%です。対象となる同区分内の損益通算や、要件を満たした損失の3年間の繰越控除があります。給与や現物株式の売買損益と自由に通算できる制度ではなく、暗号資産CFDや海外業者との取引も同じ扱いだと判断しないでください。
損失の繰越には損失年の申告や、その後の継続した申告等が必要です。年間の取引報告書と調整額の記録を保存しておきましょう。制度の確認先は国税庁の課税の特例・損失の繰越控除。国内FXも取引している人は、FXの税金・確定申告ガイドも併せて確認してください。
自分が管理できる数量から、候補口座を決める
最初に決めたいのは、口座の順位ではなく、取引する銘柄と引き受けられる値動きの大きさです。日本225なら、最小数量の円損益を比べるだけでも候補は絞れます。そのうえで、日をまたぐ費用、注文が失効する日、追証とロスカットの管理方法まで確認すれば、口座を開いた後の行き違いを減らせます。
本稿は各社の公式商品ページ、取引規則、操作ガイドと、公的機関の資料を照合して制作しています。試算価格は説明用の仮定です。実際の利用体験や収益実績として掲載しているものではありません。変動するスプレッドや金利の瞬間値で最安順位を付けず、数量と費用の条件をそろえて判断できることを重視しました。条件が変わることがあるため、発注前には公式の最新仕様と注文画面を確認してください。
以下のFX用ツールは通貨ペアの取引を対象としています。CFDの銘柄・取引単位にはそのまま使えないため、CFDの試算は本稿の数量換算と各社の商品仕様で確認してください。