仮想通貨アプリ6サービス比較|板取引・機能で選ぶ
最終更新日:
販売所で購入するならCoincheck、アプリで板取引の指値注文を使うならbitbank、販売所と取引所をモードで切り替えたいならGMOコインが候補になる。6サービスを、取引方式・対応機能・最低取引額・認証設定から比較する。希望する銘柄や注文方法が使えるかを先に確認しよう。
比較の前提:各社の公式サイト・公式サポートに記載された機能と条件を比較している。掲載順は操作のしやすさや安全性の順位ではなく、当サイトによる実機操作・利用者テストの結果を示すものではない。銘柄数・最低取引額などの数値の確認日は表注に示す。広告報酬を理由に評価を変えない方針は、比較・広告掲載ポリシーで説明している。今回の機能・評価の確認先も参照できる。
暗号資産は価格変動が大きく、元本割れの可能性がある。生活資金を避け、各社の最新条件とリスク説明を確認したうえで判断してほしい。
仮想通貨アプリの機能比較【6サービス】
表は横にスクロールして比較できます。
| 掲載順 | 取引所 | 確認できる特徴 | 板取引アプリ対応 | 対応銘柄数 | 最低取引額 | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | Coincheck | アプリDL数7年連続国内No.1 | × | 35銘柄 | 500円 | 販売所で購入したい |
| 2 | GMOコイン | ノーマル/トレーダーモード切替 | ◎ | 24銘柄 | 100円 | 画面をモードで切り替えたい |
| 3 | bitbank | 44銘柄・板取引に対応 | ◎ | 44銘柄 | 500円 | 板取引の指値注文を使いたい |
| 4 | bitFlyer | Lightning搭載/BTC取引量10年連続No.1 | ◎ | 40銘柄 | 1円 | Lightningを使いたい |
| 5 | SBI VCトレード | 取扱銘柄・取引方式を確認 | ◎ | 42銘柄 | 1円〜 | 扱いたい銘柄があるか確認 |
| 6 | BITPOINT | 無料となる手数料項目を確認 | △ | 29銘柄 | 500円 | 手数料を抑えたい |
※各数値は2026年7月26日時点の各社公式情報に基づく。CoincheckのDL数No.1実績は2019〜2025年・AppTweak調べ(対象:国内の暗号資産取引アプリ)。bitFlyerのBTC取引量No.1は2016〜2025年、日本暗号資産等取引業協会統計情報。SBI VCトレードとBITPOINTは2026年4月1日に合併済(SBI VCトレードが存続会社)。サービス統合は2026年12月末予定のため、現時点では別サービスとして比較した。
Coincheckのアプリで確認したいこと
Coincheck
Coincheckを候補にする場合は、販売所の購入機能と、アプリで使えない取引所機能を分けて確認する。
アプリDL数が国内トップクラスの実績
7年連続で国内1位(2019〜2025年、AppTweak調べ)。ダウンロード数に関する実績であり、操作性や利用者満足度を比較した結果とは区別する。
購入条件と2024年のデザイン評価
Coincheckは2024年度グッドデザイン賞を受賞した。公式発表では、初心者向けの情報量とUXが評価されたと説明している。受賞当時の評価であり、本記事の6サービスを比較した順位とは別の情報だ。
セキュリティ機能と改善サイクル
パスキー認証・生体認証・マイナンバーカード本人確認に対応。公式の2024年の記事では、年間30〜40回のアップデートを実施すると説明されている。
目的別に確認する仮想通貨アプリの候補
使いたい取引方式や機能から、確認する候補を絞り込もう。以下の番号は用途別の項目番号で、優劣の順位ではない。
スマホ1台完結度 公式情報比較 — アプリだけで何ができるか
PCを開かずにスマホアプリだけで何がどこまでできるか。7機能×6社の対応状況を整理した。◎はアプリで完結、◯はアプリ可能だが制限あり、△は一部機能のみ、×はPC版ブラウザが必要。
表は横にスクロールして比較できます。
| 機能 | Coincheck | GMOコイン | bitbank | bitFlyer | SBI VC | BITPOINT |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ①口座開設(本人確認) | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| ②入金 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| ③出金(日本円) | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| ④板取引(指値/成行) | × | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | △ |
| ⑤チャート分析 | ◯ | ◎ | ◎ | ◎ | ◯ | ◯ |
| ⑥取引履歴・報告書の取得 | △ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| ⑦価格急変プッシュ通知 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
- 公式案内を基に比較すると、差が出やすいのは「④板取引」と「⑥確定申告用書類の取得」の2点
- bitbankの年間取引報告書はログイン後の「資産」画面から取得できる。取得手順や対応端末は更新されるため、申告前に公式案内を確認したい
6社の詳細レビュー
Coincheck
販売所の購入機能/2024年度グッドデザイン賞受賞
主な強み
- アプリDL数7年連続国内No.1(2019〜2025年、AppTweak調べ)
- 運営:東証プライム上場マネックスグループ傘下、米NASDAQ上場Coincheck Group N.V.のグループ企業
- 2024年グッドデザイン賞受賞/年間30〜40回のアップデートが継続
板取引(取引所形式)はiOS・Androidアプリからは利用できず、PC版ブラウザからのアクセスが必要になる。スマホだけで板取引の指値注文まで使いたい人には制約になる。
アプリDL数はダウンロード数に関する実績であり、操作性の比較結果とは区別する。Coincheckのアプリで販売所を利用する場合は購入条件と認証設定を確認し、板取引が必要な場合は別の対応候補も比較したい。
GMOコイン
ノーマル/トレーダーの2モードを切替可能
主な強み
- アプリ内でモードを切替可能/ノーマルモードは販売所、トレーダーモードは取引所にも対応
- 取引所形式(板取引):maker -0.01%/taker 0.05%
- 入出金・送金手数料すべて無料
- 運営:東証プライム上場GMOインターネットグループ
日本円の出金は1万円以上の制限がある(出金手数料自体は無料)。使える取引方式がモードで異なるため、取引所を使うときはトレーダーモードを確認する。
GMOコインの実利面での強みは、入出金・送金手数料が無料に設定されている点にある。仮想通貨は買って終わりではなく、ウォレットへの送金や日本円への出金が発生する。1回数百円の手数料が積み重なると、年間コストとして無視できない差になる。長く使う口座ほど効いてくる設計だ。
bitbank
44銘柄の板取引に対応/年間取引報告書を取得可
主な強み
- 年間取引報告書はログイン後の「資産」画面からダウンロード可能
- アルトコイン取引量:国内シェアNo.1(2023年1月〜2024年10月、JVCEA統計情報自社調べ)
- 運営:ビットバンク株式会社(金融庁登録済・登録番号 第00004号)
- セキュリティ:ISMS認証(ISO 27001)取得/すべてのコールドウォレットでマルチシグ管理を公表
指値注文は価格と数量を自分で指定する。公式のアプリ操作案内で注文一覧と履歴の見方を確認し、指定した条件では約定しない場合があることも押さえたい。
44銘柄の板取引に対応し、指値注文を使いたい人の候補になる。年間取引報告書はログイン後の「資産」画面から取得できるが、アプリだけで全ての申告作業が完結するとまでは公式案内から確認できない。申告前に最新の取得手順を確認したい。
bitFlyer
プロ向けツール「bitFlyer Lightning」をアプリで利用可
主な強み
- bitFlyer Lightningはプロトレーダーも使う本格派ツール/リアルタイム板情報、1分足〜日足までのチャート設定に対応
- 国内ビットコイン取引量10年連続No.1(2016〜2025年、JVCEA統計情報)
- ドコモSMTBネット銀行(旧・住信SBIネット銀行)からのクイック入金は手数料無料
- 運営:株式会社bitFlyer(金融庁登録済)
販売所とLightningでは取引方式が異なる。Lightningの公式案内で現物とCrypto CFDを区別し、利用する商品と注文条件を確認する。
販売所の購入機能とLightningを同じ口座で利用できる。現物取引をしたい場合は、商品の種類を確認してから対応する画面を選ぶ。
SBI VCトレード
SBIグループ体制/対象銘柄を確認
主な強み
- 公式サイト掲載の取扱いは42種類(2026年7月26日確認)
- 販売所の取引手数料・入出金・送金すべて無料
- 2026年4月1日付でビットポイントジャパンを吸収合併。サービス統合は2026年12月末予定
- 運営:東証プライム上場SBIホールディングス傘下
使いたい銘柄と取引方式が対応しているか、アプリの公式案内で確認する。販売所では売買価格差も費用の比較対象となる。
SBIグループの他サービスを利用している場合も、この口座で扱う銘柄・取引方式・入出金の条件を個別に確認したい。ステーキングを利用する場合は、対象銘柄や報酬の受取条件も確認しよう。
BITPOINT
手数料の適用条件/ステーキングの受取方法を確認
主な強み
- 取引所形式の売買手数料・入金手数料・送金手数料は無料
- ステーキング:手数料無料。対象銘柄と適用条件は公式案内で確認
- ステーキングの報酬受取方法は、対象銘柄とあわせて公式案内で確認
- 2026年4月1日付でSBI VCトレード株式会社と合併。サービス統合は2026年12月末予定
現時点ではSBI VCトレードと別サービスとして提供されているが、2026年12月末にサービス統合が予定されている。板取引の可否を含む機能や移行条件は、申込前に最新の公式案内で確認したい。
ステーキングを比較する場合は、対象銘柄、手数料、報酬の受取方法・条件を確認したい。費用についても、無料となる項目と適用条件を分けて確認しよう。→ 詳しい比較項目は 仮想通貨ステーキングおすすめ を参照してほしい。
アプリで仮想通貨を触る3つのシーン
スマホアプリでの取引は、PCと違って「どこでも取り出せる」ことが強みになる。具体的な3シーンで、アプリの設計が効いてくる場面を整理した。
値動きの大きい仮想通貨では、急変時に慌てて成行で売って後悔するパターンが出やすい。プッシュ通知で早めに気づき、指値で冷静に対応できる設計のアプリを選ぶと、長期的な運用結果にも効いてくる。
スマホで取引する際のセキュリティ対策
スマホは便利な反面、紛失・盗難・不正ログインのリスクが伴う。取引所アプリは資産に直結するため、最初にセキュリティ設定を済ませておきたい。より堅牢な対策は仮想通貨セキュリティ対策を参照してほしい。
紛失・盗難時の対応手順
| STEP1 | スマホキャリアに連絡して回線を停止 |
| STEP2 | 取引所のサポート窓口に連絡してアカウント凍結を依頼 |
| STEP3 | 別端末からログインしてパスワード変更+2段階認証の再設定 |
トシ×ヒナコ ― 仮想通貨アプリの選び方と使い方
以下は、公式情報をもとにアプリの選び方を説明するために編集した対話例です。登場人物の発言は、本人の利用体験やインタビューを記録したものではありません。
ヒナコ
比較表を見ても、どのアプリも似たような機能に見えます……。結局、初心者はどれを選べばいいんですか?
トシ
販売所で購入するならCoincheck、アプリで板取引の指値注文を使うならbitbank、2つのモードを切り替えたいならGMOコインが候補になる。Coincheckのアプリは板取引に対応していないので、最初に使いたい取引方式から比べよう。
ヒナコ
スマホアプリだけで確定申告の準備までできるんですか? PCがないと不安で……
トシ
bitbankの年間取引報告書は、ログイン後の「資産」画面からダウンロードできる。ただし、公式案内だけではアプリ内で申告準備の全工程が完結するとは確認できない。必要なファイル形式や取得手順は変わる可能性があるため、申告前に公式サポートを確認したい。
ヒナコ
スマホアプリで取引していると、値動きが気になって何度もアプリを開いてしまいます……。これって良くないですか?
トシ
確認する頻度は、保有している資産や注文の状態によって異なるよ。価格アラートを使う場合も、アプリと端末の通知設定を確認しよう。通知だけですべての値動きや注文状況を把握できるとは限らない。価格変動や元本割れのリスクも踏まえ、気になって生活に影響するなら取引の規模や頻度を見直したい。
よくある質問(FAQ)
Q1. 仮想通貨アプリはどれも無料で使えますか?
アプリの利用料だけでなく、売買時の手数料・売買価格差、日本円の入出金、暗号資産の送付にかかる費用を分けて確認する必要がある。たとえばCoincheckは、日本円出金や一部の入金方法、暗号資産の送付にも手数料を定めている。利用したい機能と方法に合う公式料金表を確認しよう。詳細は暗号資産取引所の口座開設手順を参照してほしい。
Q2. スマホアプリとPC版ブラウザでは、どちらが機能が多いですか?
会社と取引方式によって異なる。Coincheckの取引所(板取引)はiOS/Androidアプリでは使えない。一方、bitbankはアプリから指値注文を利用でき、GMOコインはトレーダーモードで取引所を利用できる。使いたい銘柄・注文方法・履歴取得の手順を、アプリとブラウザで分けて確認しよう。
Q3. 複数のアプリを同時に使っても問題ありませんか?
複数の取引所を利用する場合は、それぞれの利用条件を確認し、認証設定や取引履歴を口座ごとに管理する。まず現在の口座や最初の候補で必要な機能がそろうかを確認し、不足する機能がある場合に別候補を比較するとよい。
Q4. アプリで設定しておきたいセキュリティ対策は?
最低限、①スマホ本体の画面ロック(生体認証+PINコード)、②取引所アプリの2段階認証、③出金先アドレスのホワイトリスト登録、の3点は設定しておきたい。Coincheckのパスキー認証対応アプリなら、パスワード流出のリスクも抑えられる。
Q5. スマホアプリでの取引に向かない銘柄や場面はありますか?
流動性が低いマイナー銘柄は、販売所のスプレッドが広がりやすいためアプリでのワンタップ購入だとコスト負けしやすい。また、相場急変時に板が薄い銘柄で成行注文を出すと想定以上の価格で約定するリスクがある。指値注文では価格を指定できるが、条件が合わず約定しない場合もある。まず注文する画面が販売所か取引所か、希望する注文方法に対応するかを確認しよう。暗号資産用語集もあわせて確認できる。
Q6. スマホを紛失したら仮想通貨は盗まれますか?
端末ロック(生体認証+PINコード)と2段階認証を設定していれば、第三者が取引所アプリにログインするハードルは高い。紛失時は①スマホキャリアに回線停止を依頼、②取引所サポートにアカウント凍結を依頼、③別端末からログインしてパスワード変更、の3ステップで対応することになる。
Q7. 仮想通貨アプリから確定申告の書類は出せますか?
bitbankの年間取引報告書は、ログイン後の「資産」画面からダウンロードできる。ただし、アプリだけで確定申告の全工程が完結するとは限らない。必要な取引履歴や年間取引報告書の取得場所・形式は各社で異なるため、申告前に最新の公式案内を確認したい。詳細は仮想通貨の確定申告ガイドを参照。
機能・評価の確認先
板取引の利用環境、GMOコインの2モード、bitbankの指値注文、Lightningの商品区分とCoincheckの費用区分は、2026年9月15日に下記の公式案内で確認した。銘柄数や最低取引額など、数値表の基準日は2026年7月26日のままであり、申込・注文の前に最新条件を確認してほしい。
結論
CONCLUSION
販売所で購入するなら Coincheck、アプリで板取引の指値注文を使うなら bitbank、販売所と取引所をモードで切り替えたいなら GMOコイン が候補になる。希望する銘柄・注文方法と認証設定から比較しよう。
まず、今使っている口座や最初に選ぶ候補で必要な機能がそろうか確認しよう。不足がある場合は別候補を比較できるが、口座を増やすと認証設定や取引履歴の管理先も増える。
アプリ選びで最も効くのは、機能の多寡やDL数そのものよりも、「通勤中・急変時・外出先」の3シーンで自分が使いたい動きを無理なくこなせるか、という点になる。比較表で候補を絞ったら、各社公式サイトで最新条件とリスク説明を確認して判断したい。
あわせて読みたい
TRUST & TRANSPARENCY|情報の信頼性について
仮想通貨(暗号資産)は価格変動が大きく、元本割れのリスクがある。取引を行う際は、余剰資金の範囲内で、各取引所の利用規約とリスク説明を十分に確認したうえで進めていきたい。ビットコイン(BTC)はPoW方式を採用しているため、ステーキングには対応していない。レンディング等の機能を利用する際は、分別管理の対象外となるリスクもあわせて押さえておきたい。
情報の正確性には万全を期していますが、最新情報は各社の公式サイトでご確認ください。
※本記事は特定の投資成果・利益を保証するものではありません。暗号資産は価格変動リスクを伴う金融商品です。本記事で紹介している取引所はすべて金融庁登録済みの国内暗号資産交換業者です。

