bitbank|更新系と取得系を分けて管理
- Public REST、Private REST、公開WebSocket、Private streamを提供。
- Private認証はHMAC-SHA256で、request-timeとtime-windowを使う方式が推奨されています。
- 注文・取消・引出し依頼はUPDATE枠、その他はQUERY枠として通常上限が分かれます。
- 取引所ステータスAPIを注文前の停止判定に利用できます。
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仮想通貨APIは、価格や板情報をプログラムで取得し、許可された範囲で残高照会や注文を行うための接続口です。取引所を比べるときは「API対応」だけでなく、注文したい市場、Public・Privateの範囲、リアルタイム配信、APIキー権限、IP制限、レート制限、障害時の照合方法まで確認します。
先に結論:順位ではなく用途と停止設計で選ぶ
Public RESTまたは公開リアルタイム配信。通常はAPIキーを使いません。
Private API、署名、権限、注文状態の照合、停止上限が必要です。
市場データAPIも比較対象。売買注文を出せる取引所APIとは役割が異なります。
APIは利益を生む仕組みではなく、処理を自動化する手段です。相場変動、誤ったロジック、薄い板での約定、手数料、通信障害、仕様変更、キー漏えいにより損失が生じる可能性があります。監視できない状態で実注文を動かさないでください。
検索で「仮想通貨API」と呼ばれるものは一つではありません。価格を集めるサービスと、取引所口座を操作するAPIを混同すると、必要な機能もリスクも判断できません。
| 種類 | 主な用途 | できないこと・注意点 |
|---|---|---|
| 市場データAPI | 複数取引所の価格、時価総額、銘柄情報等をまとめて取得する | 通常は国内取引所口座への注文を出すAPIではありません。提供範囲と利用条件を確認します。 |
| 取引所API | 価格・板・約定の取得、残高照会、注文、取消、取引所ごとのイベント受信 | Private機能は口座と結び付きます。対応市場、権限、制限、送付・出金機能は各社で異なります。 |
| ブロックチェーン/RPC API | ノードへの照会、トランザクション送信、スマートコントラクトとの接続 | 中央集権型取引所の注文APIとは別物です。本ページの比較対象には含めません。 |
価格、板、約定履歴等の公開情報を取得します。認証不要で使える場合が多く、学習や接続確認の出発点になります。
残高、注文、取消、取引履歴等の口座情報を扱います。APIキーと署名が必要で、許可した権限が被害範囲になります。
必要な時点でリクエストし、応答を受け取ります。初期スナップショット、注文送信、状態照会に向きます。
接続を維持して更新を受け取ります。低遅延の監視に使えますが、切断中の欠落を想定した再取得が必要です。
比較対象は、公式API文書が継続公開されているbitbank、GMOコイン、bitFlyer、Coincheckの4社です。国内のAPI提供会社を網羅した順位表ではありません。BitTrade、Zaif、OKJ等にもAPIがあるため、利用したい市場や機能が4社にない場合は各社公式文書も確認してください。
比較方法:主観的な「速さ」「安定性」「使いやすさ」には点数を付けず、公式文書で確認できるAPI種別、注文対象、権限、IP制限、代表的な呼出上限を掲載しています。仕様はページ上部の最終更新日時点で、負荷や改定により変わる場合があります。
| 取引所 | APIで扱う主な市場 | REST/リアルタイム配信 | 公式仕様 |
|---|---|---|---|
| bitbank | 現物・信用取引の注文 | Public RESTPrivate REST 公開WebSocket、Private stream |
公式API文書 |
| GMOコイン | 取引所の現物・レバレッジ取引 | Public REST/WSPrivate REST/WS | 公式API文書 |
| bitFlyer | Lightning現物・bitFlyer Crypto CFD(BTC-CFD/JPY) | Public HTTPPrivate HTTP Realtime APIの公開・非公開チャンネル |
公式HTTP API |
| Coincheck | 取引所の現物注文 | Public REST/WSPrivate REST/WS | 公式API文書 |
| 取引所 | APIキーとIP制限 | 公式文書にある代表的な上限 |
|---|---|---|
| bitbank | 必要権限を選択。参照だけの用途では参照権限に絞る。一般向け公式API資料ではIP許可リストを確認できず。 | Private RESTは通常、QUERY 10回/秒、UPDATE 6回/秒。超過時はHTTP 429。 |
| GMOコイン | 発行時に機能を選択。会員画面で接続元IPを制限可能。 | Private RESTはTier 1でGET・POST各20回/秒、Tier 2で各30回/秒。Tierは前週取引高で決定。 |
| bitFlyer | キーごとにエンドポイント権限を設定。一般向け公式API資料ではIP許可リストを確認できず。 | 同一IPとPrivate APIは各500回/5分。指定された注文系エンドポイントは300回/5分。小口注文には別上限あり。 |
| Coincheck | 機能ごとの権限と許可元IPを設定可能。 | 新規注文はAPI仕様上4回/秒まで、注文詳細は1回/秒。負荷により変更される場合あり。 |
レート制限は全エンドポイントの完全な一覧ではありません。bitFlyerの小口注文など個別条件もあります。CoincheckはAPI文書と2026年4月の取引説明書で注文頻度の表現が一致しないため、本ページは現行API文書の4回/秒を採用し、実装直前の再確認を前提としています。上限ぎりぎりの送信を目標にせず、429時の待機を組み込みます。
送付・出金機能は会社ごとに違います。公式文書上、bitbankは暗号資産・日本円の引出し依頼、bitFlyerは日本向けアカウントの日本円出金APIを含み、bitFlyerの実行には2段階認証コード等が必要です。CoincheckのAPI文書にはBTC送金と日本円出金のエンドポイントが掲載されていますが、2026年7月31日以降予定のパスキー必須化告知がAPIへどう適用されるかは公式資料だけでは確定できません。実行可否と事前設定を公式サポートへ確認してください。GMOコインの現行API文書では外部送付・銀行出金の実行エンドポイントを確認できません。使わない機能の権限は付けず、取引権限だけでも不正注文や誤発注の損失があり得ると考えます。
| 目的 | 必要な機能 | 選定時の確認 |
|---|---|---|
| 価格・板の取得 | Public REST、必要に応じて公開リアルタイム配信 | 対象ペア、更新頻度、利用条件、呼出上限、再配布の可否 |
| 残高・損益管理 | 読み取り用Private API | 参照だけの権限、履歴期間、時刻・ページング、第三者連携先でのキー保存方法 |
| 自動注文 | Private注文・取消・注文照会 | 対象市場、注文方式、最小数量、権限、レート制限、注文IDと約定状態 |
| イベント駆動 | 公開/非公開リアルタイム配信とREST照合 | 再接続、切断中の欠落、購読上限、スナップショット復旧、順序管理 |
本番から分離されたホスト型のSandbox/Testnetは、今回確認した4社の一般向け公式資料では確認できませんでした。bitFlyerのAPI Playgroundは公式が本番ライブ環境と明記しており、Sandboxではありません。学習・接続確認の目的でPrivate注文や出金を実行しないでください。bitbankのローカルモックも本番の約定やスリッページを再現する取引所ではないため、公開データによる擬似約定と、監視下の小さな確認を分けます。
会計・残高連携は参照だけ、注文botは取引に必要な範囲だけにします。送付・出金機能を使わないキーへ付与しません。
GMOコインとCoincheckは公式資料でIP制限を確認できます。固定IPを使う場合は変更・障害時の復旧手順も残します。
コードに直書きせず、アクセスを絞った秘密情報ストア等で管理します。ログ、エラー通知、画面共有へ出力しません。
開発・本番、参照・取引、サービスごとに分けます。第三者ツールの権限や保存方法を確認できない場合は連携を見送ります。
キーを無効化した後、残高、未約定注文、約定、送付・出金履歴を公式画面で照合します。アカウント自体の侵害が疑われる場合は、公式窓口の案内に従ってパスワード、2段階認証、登録端末も見直します。時刻、IP、注文ID、ログを保全し、秘密情報そのものは問い合わせ文へ貼り付けません。口座全体の対策は仮想通貨のセキュリティ対策で確認できます。
| 事象 | 誤った処理 | 設計する対応 |
|---|---|---|
| 注文送信後のタイムアウト | 未送信と決めつけて同じ注文を再送する | 注文が到達した可能性を残し、注文ID、未約定、約定、残高を照合。状態不明なら新規注文を止める。 |
| 部分約定・失効 | 受付応答を全量約定として在庫を更新する | statusと約定数量を確認し、残数量・取消結果・残高を同じ基準時刻で照合する。 |
| HTTP 429 | 同じ間隔で連続再試行する | 新規注文を抑制し、待機時間を増やすバックオフと揺らぎを入れ、呼出予算を下げる。 |
| WebSocket切断 | 再接続後のデータだけで連続しているとみなす | 再接続し、RESTで板・注文・残高のスナップショットを取り直してから再開する。 |
| 時刻・nonceエラー | 署名だけを作り直して無制限に再送する | 時刻同期、nonceの共有・永続化、複数プロセスの競合を確認し、認証エラー時は取引を止める。 |
| 保守・取引停止 | 価格が止まった状態で古いシグナルを発注する | status、公式メンテナンス情報、データ時刻を確認し、新規注文停止と再開条件を分ける。 |
各処理に一意の内部IDを付け、同じ売買シグナルを二重処理しないようにします。取引所がidempotency keyを提供しているとは限らないため、自分の側でシグナルID、注文ID、状態遷移を保存し、不明状態を解消するまで次の注文を止めます。
| 比較 | APIを使う自動売買bot | 取引所の自動積立 |
|---|---|---|
| 動作 | 自作・連携したロジックが条件に応じて注文する | 取引所の機能が決めた金額・頻度で購入する |
| 必要な設定 | APIキー、権限、コード/ツール、監視、停止設計 | 積立額、頻度、引落方法等 |
| 主な障害 | 誤発注、二重注文、通信断、キー漏えい、仕様変更 | 残高不足、購入条件、サービス停止等 |
| 向く目的 | 独自ルールで取得・注文を制御したい | 定額購入を取引所の機能に任せたい |
定額購入が目的なら、APIを作る前にビットコイン自動積立の比較を確認してください。板取引と販売所の違いは取引所と販売所の仕組みで整理しています。
「APIを呼べるか」と「取引コストが低いか」は別の問題です。API利用料の有無だけでなく、売買、ポジション維持、入出金、インフラ、監視の総額を見ます。会社・銘柄・注文方式・取引量で変わる料率は、仮想通貨取引所の手数料比較と各社の最新料金表で確認してください。
APIキー、シークレット、署名元データをそのままログへ残しません。取引履歴は税務記録にも関係するため、保存項目や申告の詳細は仮想通貨の税金も参照し、個別判断は税務署または税理士へ確認してください。
仮想通貨APIは、価格・板・約定などをプログラムから取得したり、取引所の許可範囲で残高照会や注文を行ったりするための接続口です。本ページは、複数社の価格をまとめて配るデータAPIではなく、主に国内取引所が提供するAPIを扱います。
取引所のPublic APIなら、口座やAPIキーなしで価格・板・約定履歴などの公開情報を取得できる場合があります。利用規約、対象データ、呼出上限は取引所ごとに異なるため、実装前に公式仕様を確認してください。
RESTは必要な時点でリクエストして1回の応答を受ける方式です。WebSocket等のリアルタイム配信は接続を維持して更新を受け取ります。実運用では、配信で更新を受けつつ、切断や再起動後にRESTで状態を取り直す組み合わせが使われます。
言語は取引所が指定するものではありません。HTTP・WebSocket、認証署名、秘密情報管理、エラー処理を扱える言語で実装できます。第三者ツールを使う場合も、運営者、必要権限、保存方法、停止・削除手順を確認し、シークレットを安易に渡さないでください。
取引所とキー権限によります。暗号資産送付や日本円出金のAPIがある取引所もあり、取引権限だけでも不利な注文や誤発注による損失が起こり得ます。最小権限、対応する場合のIP制限、キー分離、停止手順を組み合わせ、漏えい時はキーを無効化して履歴と残高を確認します。
いいえ。APIが注文IDを返しても、未約定、部分約定、失効、取消、照会不能の可能性があります。注文状態と約定数量を取引所側で照合し、不明な状態で同じ注文を再送しない設計が必要です。
いいえ。APIはデータ取得や注文を自動化する手段です。相場変動、ロジックの誤り、スリッページ、手数料、通信障害、仕様変更によって損失が生じる可能性があり、継続監視と停止上限が必要です。
各社の仕様、対応市場、権限、上限、メンテナンス条件は変更されます。実装・利用時点の公式ドキュメント、変更履歴、利用規約、取引画面を確認してください。
仮想通貨APIは、公開データの取得から口座の注文まで幅広い機能を持ちます。まず市場データAPIと取引所API、PublicとPrivate、RESTとリアルタイム配信を分けます。そのうえで、必要な市場・注文・権限・上限を公式仕様で確認し、取引所名の順位ではなく自分の要件に合うかを判断します。
実装前の最終確認
本ページは一般的な情報提供であり、特定の取引所、暗号資産、売買bot、投資手法の利用を勧めるものではありません。暗号資産には価格変動、流動性、信用、技術、サイバー攻撃等のリスクがあります。APIの仕様と損失可能性を理解できない場合は実注文を行わないでください。
🛠 暗号資産便利ツール
TRUST & TRANSPARENCY|情報の信頼性について
本ページは各暗号資産取引所の公式APIドキュメントと公式サポート情報を優先し、API種別、対象市場、権限、IP制限、レート制限、注文状態を確認しています。独自スコアや収益ランキングは掲載していません。
本ページは一般的な情報提供を目的とし、特定の暗号資産、取引所、API連携、投資行動を勧誘するものではありません。
暗号資産は価格変動が大きく、価値を失う可能性があります。投資判断はご自身の責任で行ってください。
API仕様、対応市場、権限、レート制限、料金は変更されるため、利用時点の公式情報を確認してください。
本ページ内の各社API文書リンクは公式情報への直接リンクで、成果報酬リンクではありません。