Amazonでおすすめのクレジットカード6選|還元率とポイントの使い道で比較【2026年】
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Amazonの還元は付与率では決まりません。貯めたポイントをAmazonでいくら分使えるか。プライム会員かどうかでも、選ぶ1枚は変わります。
Amazonでどのカードを使うかは「プライム会員かどうか」で決まります
還元率の一覧を上から眺めても、答えは出ません。先に決まるのは、自分がAmazonプライムに入っているかどうかです。三井住友カードが発行するAmazon Mastercardは、プライム会員資格のあるアカウントでの注文なら2.0%、プライム会員以外なら1.5%。同じ1枚が、会員資格の有無だけで還元を変えます。
① プライム会員である
Amazon Prime Mastercardが候補になります。Amazon.co.jpで2.0%、貯まるAmazonポイントはAmazonで1ポイント1円。年会費は永年無料です。
② プライム会員ではない/1回5000円以上まとめて買う
dカードのdアカウント連携で2.0%相当。ただし1注文5000円(税込)以上、1決済あたり100ポイントまでという条件が付きます。
詳細は 02 dカード
③ プライム会員ではない/少額の買い物が中心
Amazon Mastercardが1.5%。事前登録もモール経由も要らず、金額の条件もありません。年会費は永年無料です。
Amazonでの年間利用額が12万円に満たないなら、カードを増やさない判断もあります。還元率1.0%のカードから2.0%へ切り替えても、年間の差額は1200円未満です。カードが1枚増えると明細の管理先も増え、ポイントが分散して失効しやすくなります。
年会費・還元率・条件は2026年7月31日に各社およびAmazonの公式サイトで確認した値です。いずれも改定されることがあります。
カード名をタップすると該当の解説へ移動します。還元率そのものの読み方は還元率の計算と比較、年会費と還元の釣り合いは年会費の考え方で扱っています。Amazon以外でも使い勝手のよい1枚を探しているなら高還元カードの比較が近い内容です。
ヒナコ
Amazonでの買い物に、どのクレジットカードを使えばいいのか迷っています。還元率2%と書いてあるカードを選べば間違いないですか。
トシ
その2%は、受け取る場所で目減りする。付与率が2%でも、貯まったポイントをAmazonで使うと1ポイント0.7円にしかならないカードがある。同じ買い物でも、Amazonで受け取れる価値は1.4%まで落ちる。
ヒナコ
同じ2%なのに、使うときに差が出るんですね。では、何を見て決めればいいんでしょう。
トシ
見るのは2つだ。付与率と、Amazonでの1ポイントの価値を掛ける。そこに自分がプライム会員かどうかを重ねれば、候補は2枚まで絞れる。順に見ていこう。
図:プライム会員かどうかで最初の分岐が決まり、そうでない場合は「1回にいくら買うか」で候補が分かれます。
Amazonでの実効還元率で選ぶクレジットカード6選
並び順の基準は付与率ではありません。付与率 × Amazonでの1ポイントあたりの価値です。貯めたポイントをAmazonで使ったときに何円になるか。それがAmazonでの買い物で手元に残る実額です。
調査の範囲・評価軸・基準日はこのランキングの選び方に記載しています。広告掲載や報酬の有無は順位に影響していません。
Amazon Mastercard/Amazon Prime Mastercard
付与率と出口の強さがそろう1枚です。貯まるのはAmazonポイントなので、Amazonでの1ポイントは1円のまま。使うときに目減りしません。
Amazonでの実効還元率が2.00%に届く手段のなかで、覚えることがいちばん少ないカードです。事前の登録も、モール経由も要りません。対象はプライム会員資格のあるアカウントでの注文で、無料体験中およびPrime Studentも含まれると三井住友カードの公式サイトに明記されています。学生の方の申込条件は学生向けカードの選び方にまとめました。
Amazon以外での使い道も弱くありません。セブン‐イレブン・ファミリーマート・ローソンでの利用は1.5%。セブン‐イレブンならApple PayのMastercardタッチ決済で最大7%(通常1.5%+5.5%の上乗せ)まで伸びます。この上乗せはGoogle PayとSamsung Walletでは対象外で、たばこも上乗せの対象外です。スマホ決済の使い分けはApple Payの使い方で整理しています。
海外旅行傷害保険は最高2000万円で、利用付帯です。2025年10月16日以降に出発する旅行からは、日本を出る前に公共交通乗用具の代金または募集型企画旅行代金をこのカードで支払っていることが条件になりました。現地に着いてから交通費を支払う形では、条件を満たしません。
家族カードは年会費無料で、本会員1名につき3枚まで発行できます。ひと手間かかるのは、家族会員が自分のAmazonアカウントに自分でカードを登録する必要がある点です。家族カードの考え方は家族カードの仕組みにまとめました。
向いている人
- Amazonプライムにすでに入っていて、Amazonでの買い物が月に何度もある
- 事前登録や利用金額の条件を管理せずに、決済するだけで還元を受けたい
- コンビニでの支払いにも同じ1枚を使いたい
向いていない人
- VisaやJCBを選びたい方(国際ブランドはMastercardのみです)
- Amazon以外での利用が中心の方(Amazon以外は1.0%です)
- Amazon Payで他社サイトの支払いをまとめたい方(1.0%で優遇は乗りません)
そのほか、Amazon Businessプライム会員のAmazon.co.jp利用分は1.5%で個人プライムの2.0%は適用されず、ふるさと納税の寄付はプライム会員資格の有無にかかわらず1%です(2025年10月1日以降)。
申し込む前に このカードには、リボ払いの登録を条件にしたキャッシュバックのキャンペーンが用意されることがあります。受け取れる金額よりリボ手数料のほうが大きくなる場合があります。条件を確認してから判断してください。リボ払いの仕組みはリボ払いの手数料で解説しています。
三井住友カード公式サイトへ移動します
dカード
dアカウントとAmazonアカウントを連携させると、カード決済分と合わせて2.0%相当。貯まったdポイントは、Amazonの支払いに1ポイント1円で充当できます。
Amazonポイント以外で、Amazonでの実効還元率が2.00%に届く数少ない組み合わせです。dポイントはAmazon.co.jpの支払いに1ポイント1円で充当できるため、付与率がそのまま実額として残ります。Amazon以外での基本還元率も1.0%。ドコモの通信料金や日常の買い物も、同じdポイントに集約できます。
1位に届かなかった理由は、条件の多さです。連携特典は1回の注文の対象商品合計が5000円(税込)以上でなければ付きません。1決済あたりの進呈上限も100ポイントです。上限100ポイントは、連携特典の1.0%で換算すると1注文1万円分に相当します。1万円を超える買い物では、超えた分に連携特典が乗りません。
向いている人
- dポイントを普段から貯めていて、貯め先を分散させたくない
- Amazonで1回に5000円以上まとめて買うことが多い
- プライム会員ではないが、Amazonでの還元を2.0%相当まで上げたい
向いていない人
- Amazonで少額の買い物を積み重ねる方(1注文5000円未満は連携分が付きません)
- 1回に1万円を超える買い物が多い方(上限100ポイントで頭打ちになります)
- 設定や条件の管理を増やしたくない方
Amazonプライム会費や電子書籍などは連携特典の対象外です。dカード ポイントモール経由での上乗せは、Amazonデバイス(+0.5%)とAmazon Fashion(+4%)の2カテゴリだけで、それ以外のカテゴリは対象外です。海外事務処理手数料は3.85%(消費税10%込)で、2025年12月1日以降に到着した売上から適用されています。
確認しておきたい点 連携特典は、連携の設定が済んでいない状態では付きません。金額条件と上限もあるため、想定していた還元に届かないことがあります。設定と条件は申込前に公式サイトで確認してください。
dカード公式サイトへ移動します
JCB CARD W
Amazonでの付与率は2.0%相当まで上がります。ところが貯まったJ-POINTをAmazonで使うと1ポイント0.7円。出口をどこに置くかで、受け取る金額が変わる1枚です。
付与率だけを見れば1位・2位と並びます。Amazonで使ったときの1ポイントが0.7円になるため、Amazonでの実効は1.40%まで落ちます。年間30万円をAmazonで使う方なら、上位2枚との差は1800円です。
貯めたJ-POINTをAmazonでは使わず、MyJCB Payで1ポイント1円として充当すれば2.00%に戻ります。同じカード、同じ買い物でも、出口を変えるだけで受け取る金額が動きます。
見落としやすいのが改定です。2026年1月13日にOki DokiポイントがJ-POINTへ移行し、Amazonの倍率体系も変わりました。現在は通常分にポイントアップ登録による上乗せが加わる形で、登録しなければ上乗せは付きません。「モールを経由しなくていいから取りこぼさない」という以前の説明は、この改定後は当てはまりません。
向いている人
- Amazonだけでなく普段の買い物でも同じ1枚を使い、ポイントをまとめたい
- 貯めたポイントをAmazon以外の出口で使う手間をいとわない
- 年会費無料のまま、基本還元率1.0%相当を確保したい
向いていない人
- 貯めたポイントをAmazonの支払いで使い切りたい方(1ポイント0.7円になります)
- 事前登録の手間を増やしたくない方
- 40歳以上の方(新規の入会は18〜39歳に限られます)
Amazonファーマシー、Amazonふるさと納税、Kindle電子書籍、Amazonプライム会費、Audible月額、AWS利用料などは対象外です。Amazon Payでの支払いも対象外になります。
申し込む前に ポイントアップ登録を済ませていない期間の買い物には上乗せが付きません。申込と同時に登録まで終わらせておくと、取りこぼしを避けられます。
JCB公式サイトへ移動します
PayPayカード
Amazon固有の上乗せはありません。その代わり、PayPayポイントはAmazonの支払いに1ポイント1円で使えます。貯めた分がAmazonの中で目減りしない1枚です。
Amazonでの付与率は1.0%で、上位3枚には届きません。それでもリクルートカードと楽天カードより上に置いた理由は、出口の強さです。貯まったPayPayポイントはAmazonの支払いにそのまま充当でき、付与率1.0%がAmazonの中で1.0%のまま残ります。
前月にPayPayステップの条件を満たすと、翌月の全利用が+0.5%となり、Amazonでの実効も1.50%まで上がります。Amazon限定の優遇ではなく、前月の決済回数と金額で決まる数字です。条件を外した翌月は1.00%に戻ります。
向いている人
- PayPayポイントを普段から貯めていて、Amazonでも同じポイントに寄せたい
- 前月の決済回数と金額でPayPayステップの条件を満たしている
- Amazonでの利用より、日常の決済の比重が大きい
向いていない人
- Amazonでの還元率を2.0%まで上げたい方
- 毎月の決済回数が少なく、ステップの条件を満たしにくい方
- AmazonでPayPayクレジット(あと払い)を使いたい方(利用できません)
海外事務処理手数料は3.85%(税込)で、2025年3月10日以降に到着した売上から適用されています。ETCカードには年会費550円(税込)がかかります。
確認しておきたい点 PayPayステップの達成状況によって、翌月の還元率が0.5ポイント動きます。1.5%を前提に他社と比べると、条件を満たさない月に想定と差が出ます。
PayPayカード公式サイトへ移動します
リクルートカード
付与率1.2%は、年会費無料のカードとしては高い水準です。弱点は出口にあります。貯まるリクルートポイントは、Amazonの支払いに使えません。
付与率1.2%は、ここで扱う6枚のうちAmazon固有の優遇を使わない状態ではもっとも高い数字です。事前登録もモール経由も要らず、Amazonでの決済に条件が付きません。
順位を4位より下にしたのは、出口がAmazonの外にあるためです。リクルートポイントをAmazon.co.jpで直接使う手段は公式サイトに記載がなく、用途はじゃらんやホットペッパー、Pontaポイントへの交換が中心になります。Amazonで貯めた分をAmazonで使い切りたい方には、この一点が引っかかります。
向いている人
- じゃらんやホットペッパー、Pontaを使っていて、ポイントの出口がAmazon外にある
- Amazonだけでなく、どこで使っても1.2%を確保したい
- 事前登録や金額条件の管理を増やしたくない
向いていない人
- 貯めたポイントをAmazonの支払いで使い切りたい方
- Amazonでの還元率を2.0%まで上げたい方
- リクルート系のサービスを使う予定がない方
ETCカードの条件は国際ブランドで異なります。JCB発行分は新規発行手数料が無料で年会費は入会1年目無料・2年目以降500円(税別。前年にETCカードの請求が1回以上あるか、ショッピングの請求が50万円以上あれば無料)、Visa・Mastercard発行分は新規発行手数料1000円(税別)で年会費は無料です。海外事務処理手数料はVisa・Mastercard発行分が3.85%(税込)、JCB発行分は2.00%(税抜)です。なお「リクルートカードプラス」は新規受付を停止しており、年会費無料の通常版とは別のカードです。
確認しておきたい点 貯まったポイントの使い道がAmazon外に限られます。使う予定のあるサービスがあるかを先に確認してから申し込むと、貯めたまま失効させずに済みます。
リクルートカード公式サイトへ移動します
楽天カード
楽天市場では強いカードです。Amazonでは基本還元率どおりの1.0%で、楽天ポイントもAmazonでは使えません。
楽天カードの公式サイトにある「還元率が異なるご利用先」の一覧にAmazonの記載はなく、Amazonでの還元は基本の1.0%です。楽天ポイントをAmazon.co.jpで使う手段も公式サイトに記載がありません。付与率でも出口でも上位5枚に届かないため、6番目に置いています。
このカードの価値は楽天市場側にあります。SPUを含めた楽天経済圏での貯め方は経済圏別カードの比較、楽天カードそのもののスペックは楽天カードの詳細で解説しています。
向いている人
- 買い物の中心が楽天市場で、Amazonの利用が付随的である
- 楽天ポイントの使い道がすでにある
- Amazonでの利用額が小さく、カードを増やす必要がない
向いていない人
- Amazonでの還元率を上げたい方(1.0%より上に伸ばす手段がありません)
- 貯めたポイントをAmazonの支払いで使い切りたい方
- 海外での利用が多い方(海外事務手数料は3.63%です)
海外事務手数料は3.63%で、2025年3月から全ブランド共通の水準になっています。
確認しておきたい点 Amazonでの還元は1.0%です。楽天市場での還元率をそのままAmazonに当てはめると、想定と差が出ます。
楽天カード公式サイトへ移動します
6枚のスペック比較表
| カード名 | 年会費 | Amazon付与率 | Amazonでの1P価値 | 実効還元率 | 主な条件 |
|---|---|---|---|---|---|
| Amazon Prime Mastercard | 永年無料 | 2.0% | 1円 | 2.00% | プライム会員資格のあるアカウントでの注文 |
| dカード | 永年無料 | 2.0%相当 | 1円 | 2.00% | dアカウント連携・1注文5000円以上・1決済100ポイントまで |
| Amazon Mastercard | 永年無料 | 1.5% | 1円 | 1.50% | 条件なし |
| JCB CARD W | 永年無料 | 2.0%相当 | 0.7円 | 1.40% | ポイントアップ登録が必要・入会は18〜39歳 |
| PayPayカード | 永年無料 | 1.0〜1.5% | 1円 | 1.00〜1.50% | 1.5%はPayPayステップ達成月のみ |
| リクルートカード | 永年無料 | 1.2% | Amazonでは使えません | 1.20% | 条件なし・ポイントはAmazon外で使用 |
| 楽天カード | 永年無料 | 1.0% | Amazonでは使えません | 1.00% | 条件なし・ポイントは楽天グループで使用 |
- 実効還元率は「Amazon付与率 × Amazonでの1ポイントあたりの価値」で計算した値です。ポイントをAmazon以外で使う場合は、この数字と実額が変わります。
- JCB CARD Wは、貯めたJ-POINTをMyJCB Payで充当すると1ポイント1円になり、実効は2.00%になります。表の1.40%はAmazonの支払いに充当した場合の値です。
- リクルートカードと楽天カードは、ポイントをAmazon.co.jpで直接使う手段が公式サイトに記載されていないため、Amazon外での使用を前提に付与率をそのまま実効として記載しています。
- Amazon Mastercardは、申込時のプライム会員登録の状況によってAmazon Prime Mastercardが発行されます。表では還元率が異なるため2行に分けています。
- 年会費・還元率・条件は2026年7月31日に各社およびAmazonの公式サイトで確認した値です。いずれも改定されることがあります。
「還元率2%」が2%にならない理由はポイントの出口価値にあります
同じ「Amazonで2%」でも、手元に残る金額はカードごとに違います。理由は単純で、貯まったポイントをAmazonで使うときのレートが揃っていないからです。
Amazon Mastercardで貯まるAmazonポイントは、Amazon.co.jpで1ポイント1円から使えます。付与率2.0%がそのまま2.00%になります。
JCB CARD Wで貯まるJ-POINTは、Amazon.co.jpの支払いに使うと1ポイント0.7円です。計算すると次のようになります。
200円の買い物 → 4 J-POINT(4倍相当)→ 4ポイント × 0.7円 = 2.8円 → 2.8円 ÷ 200円 = 1.4%
付与率としては2.0%でも、Amazonで使う限り受け取れるのは1.4%です。多くの解説は付与率だけで比較していますが、実額はこの掛け算で決まります。
J-POINTには別の出口もあります。MyJCB Payで充当すれば1ポイント1円、実効は2.00%に戻ります。「JCB CARD WでAmazonを買い、貯まったJ-POINTはAmazonでは使わない」。この組み合わせが、このカードでは手取りの大きいやり方です。
年間30万円をAmazonで使う場合、この差は次のとおりです。
300000円 × (2.0% − 1.4%) = 年1800円
金額としては大きくありません。ただしカードを選ぶ理由が「Amazonで2%だから」だった場合、その前提のほうが崩れます。
図:付与率のバーだけを見ると同じ長さに並びますが、Amazonでの1ポイントの価値を掛けると順位が入れ替わります。
出典:三井住友カード公式のAmazon Mastercard紹介ページ/JCB公式のAmazonでのポイント案内/dポイント公式のAmazon連携特典案内(いずれも2026年7月31日確認)
年間いくら使うならカードを作り替える価値があるか
年会費が永年無料なら損得の分かれ目は0円だ、という説明を見かけます。カードを1枚増やすと、金額に表れない負担が生まれます。明細が分かれること、申込のたびに信用情報へ照会の記録が残ること、ポイントが分散して失効しやすくなることの3つです。金額だけで判断すると、この部分が抜け落ちます。
年間メリット = Amazonでの年間利用額 × (2.0% − 1.0%) = 年間利用額 × 1%
現在1.0%のカードでAmazonの支払いをしている方が、Amazon Prime Mastercard(2.0%)に切り替えた場合の計算です。ポイントはいずれもAmazon内で使い切る前提としています。
| Amazonでの年間利用額 | 年間の差額 | 目安 |
|---|---|---|
| 30000円(月2500円) | 300円 | 1枚増やす手間に見合いにくい水準 |
| 60000円(月5000円) | 600円 | 判断が分かれる水準 |
| 120000円(月1万円) | 1200円 | 年会費が永年無料なら切り替える理由になる |
| 300000円(月2万5000円) | 3000円 | 切り替えたほうが差が大きい |
| 600000円(月5万円) | 6000円 | 差が明確に開く |
- 現在のカードの還元率を1.0%と置いた試算です。お使いのカードの還元率や、貯めたポイントの使い道によって結果は変わります。
目安になるのは、Amazonでの年間利用額12万円(月1万円)です。ここを超えるあたりから、1枚増やす手間に見合う金額になります。
プライム会員ではない場合は、差が半分になります。
年間メリット = Amazonでの年間利用額 × (1.5% − 1.0%) = 年間利用額 × 0.5%
この場合、年間利用額12万円で600円、24万円で1200円です。同じ1200円に届くまでに、必要な利用額は2倍になります。
試算にあたっての注意 上記は現在のカードの還元率を1.0%と置いた試算です。カードの申込は短期間に複数行うと信用情報に記録が残り、その後の審査に影響する場合があります。審査の見られ方は審査とクレヒスの基礎で解説しています。
プライム会費はカードの還元だけでは回収できません
Amazon Mastercardの還元率は、プライム会員が2.0%、プライム会員以外が1.5%です。差は0.5ポイントしかありません。この0.5ポイントだけでプライム会費を取り戻すには、どれだけAmazonを使う必要があるかを計算します。
必要な年間Amazon利用額 = プライム年会費 ÷ (2.0% − 1.5%) = プライム年会費 ÷ 0.005
Amazonプライムの年会費は5900円(税込)、Prime Studentの年会費は2950円(税込)です。いずれも2026年7月31日時点でAmazon公式サイトに記載されている金額です。配送特典やPrime Videoなど、カード還元以外の特典の価値は計算に含めていません。
| プライム年会費 | カード還元だけで回収するのに必要な年間Amazon利用額 |
|---|---|
| 5900円(Amazonプライム) | 118万円(月およそ9万8000円) |
| 2950円(Prime Student) | 59万円(月およそ4万9000円) |
Amazonプライムの会費をカードの還元だけで取り戻すには、年間118万円をAmazonで使う必要があります。この金額を毎年Amazonで使う方は多くありません。ここから導かれるのは2つです。
- カードの還元率が上がることは、プライムに加入する理由になりません。加入を判断するなら、配送特典やPrime Videoなど会費そのものの対価で考えることになります。
- すでにプライム会員なら、Amazon Prime Mastercardを持たない理由は薄くなります。年会費が永年無料のまま、Amazonでの還元が0.5ポイント上がるだけだからです。
月会費で払う場合は600円(Prime Studentは300円)で、12か月分は年会費より高くなります。ここで使った金額は2026年7月31日時点でAmazon公式サイトに記載されている会費です。会費は改定されることがあるため、申し込む前に公式サイトで確認してください。
試算にあたっての注意 上記はカードの還元だけを見た計算です。配送特典やPrime Videoなどの価値は人によって異なるため、この数字だけでプライムの加入・解約を判断する使い方には向きません。
カード以外の支払い手段(PayPay残高・Amazonギフトカード・Amazon Pay)
Amazonの支払いはクレジットカード以外にも選べます。それぞれ、ポイントの付き方と使える範囲が違います。
| 支払い手段 | Amazonで使えるか | ポイントの付き方 | 主な注意点 |
|---|---|---|---|
| PayPay残高 | 使えます(PayPayマネー/PayPayマネー(給与)/PayPayマネーライト/PayPayポイント) | PayPayポイントとAmazonポイントの両方を獲得できるとAmazon公式に記載。PayPayポイントで支払った分は付与対象外 | PayPayクレジット(あと払い)は利用できません。合計30万円(税込)以上の注文は不可 |
| Amazonギフトカード | 使えます | クレジットカードでの購入時に、カード側のAmazonポイントが付きます | 購入時にAmazon側のポイントが付くかどうかは公式サイトで確認できていません。Amazon側のチャージ特典の現況も確認できていません |
| Amazon Pay | Amazon以外のサイトで使えます | Amazon Mastercardを使った場合、購入金額の1%分のAmazonポイント | Amazon.co.jpでの優遇(2.0%・1.5%)は乗りません。Amazon Pay利用分はAmazonでのPayPay払いの対象外です |
PayPay残高で払う場合
Amazonで使えるのはPayPayマネー、PayPayマネー(給与)、PayPayマネーライト、PayPayポイントの4種類です。PayPayクレジット(あと払い)は利用できません。PayPayマネーライトは2025年6月25日から利用できるようになり、同日以降は本人確認が完了していなくても使えます。
PayPayステップの条件を満たしていれば、残高払いも付与の対象です。PayPayポイントで支払った分は付与の対象外です。PayPayステップの付与上限は2023年1月以降ありません。2026年6月2日以降は、本人確認の完了がPayPayステップの条件になっています。
AmazonでPayPay払いができないのは、合計額が30万円(税込)以上の注文、Amazonギフトカード、一部のデジタルコンテンツ、Amazonネットスーパー、Amazon Pay利用分、定期おトク便の注文、Amazonビジネスでの注文です。
Amazonギフトカードを使う場合
クレジットカードでAmazonギフトカードを購入できます。購入時にはカード側のAmazonポイントが付きます。三井住友カードの公式サイトにあるAmazon Mastercardの還元率は、Amazon.co.jpの利用分がプライム会員2.0%・プライム会員以外1.5%です。
一方、Amazonギフトカードを購入したときにAmazon側のポイントが付くかどうかは、Amazon公式サイトで確認できていません。確認できるのは、カード側のポイントが付くことだけです。Amazon側がチャージ特典を実施しているかどうかも、公式サイトでは確認できていません。
Amazon Payで他社サイトを支払う場合
Amazon Payは、Amazon以外のサイトでAmazonアカウントの支払い情報を使う仕組みです。Amazon MastercardをAmazon Payで使った場合、購入金額の1%分のAmazonポイントが付きます。プライム会員の2.0%やプライム会員以外の1.5%は、Amazon.co.jpでの利用分に対する優遇のため、Amazon Payには乗りません。
Amazon Payで使えるのは、Amazonアカウントに登録されたクレジットカード、Amazonギフトカード、あと払い(ペイディ)、JCBのポイントです。対応する国際ブランドはVisa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Clubです。サブスクリプションの支払いをまとめたい場合の考え方はサブスク決済のカード選びで解説しています。
Amazonでポイントが付かない・優遇が効かないケース
Amazonでの買い物すべてにポイントが付くわけではありません。Amazon公式サイトも「全商品がポイント付与対象ではありません」と明記しています。対象外商品の一覧はAmazon公式のガイドに掲載されておらず、付与されるかどうかは商品ページや一覧画面のポイント表示で確認する形になります。
カード側の優遇が効かないケース
- Amazon Payでの支払い:Amazon.co.jp以外での利用扱いになり、Amazon Mastercardでは1.0%です。JCB CARD WもAmazon Payでの支払いを対象外にしています。
- Amazon Businessプライム会員のAmazon.co.jp利用分:Amazon Mastercardでは1.5%で、個人プライムの2.0%は適用されません。
- ふるさと納税の寄付:Amazon Mastercardではプライム会員資格の有無にかかわらず1%です(2025年10月1日以降)。JCB CARD WはAmazonふるさと納税を対象外にしています。
- JCB CARD Wでポイントアップ登録をしていない場合:上乗せ分が付きません。登録はショップごと・カードごとに必要です。
- dカードの連携特典で条件を満たさない場合:1回の注文の対象商品合計が5000円(税込)未満だと連携分は付きません。1決済あたりの進呈上限は100ポイントです。Amazonプライム会費や電子書籍なども対象外です。
貯めたAmazonポイントを支払いに使えない商品
- Amazonギフト券
- 定期おトク便
- デジタルコンテンツ(Kindle本を除く)
- その他、Amazonポイント規約に記載のもの
カード会社のポイントモールについての誤解
「モールを経由すればお得になる」という説明は、Amazonには当てはまりません。オリコモール、dカード ポイントモール、三井住友カードのポイントUPモールはいずれもAmazon.co.jpを掲載していますが、2026年7月31日時点で加算の対象はAmazonデバイス(+0.5%)とAmazon Fashion(+4%)の2カテゴリだけで、それ以外の商品カテゴリは対象外です。倍率は月ごとに変動し、発送月の倍率が適用されます。
エポスカードの「たまるマーケット」は2021年2月10日にAmazon.co.jpの掲載を停止し、2026年7月31日時点で再開していません。イオンカードポイントモールにはAmazonの掲載がありません。
ポイントの有効期限
Amazonポイントの有効期限は、Amazon.co.jpでの最後の購入またはポイント獲得から1年間です。購入や獲得のたびに1年延長されるため、定期的に使っていれば期限は動いていきます。期限が来ると失効し、補償はありません。期間限定ポイントは扱いが異なり、Amazon.co.jpで買い物をしても有効期限は延長されません。
そのほかの対象外
Amazon Mastercardでは、キャッシング、リボ・分割払いの手数料、年会費、一部保険料、国民年金保険料がポイントの対象外です。2025年11月1日利用分からは、一部の取引もポイントの対象外になっています。ポイント付与の月間・年間の上限については、公式サイト上に記載がありません。Amazonふるさと納税とAmazonファーマシーがAmazonポイントの付与対象かどうかは、Amazon公式サイトの該当ガイドに記載がなく確認できていません。
不正利用への備え方はチャージバックと不正利用、カード番号を券面に印字しないタイプのカードはナンバーレスカードの比較で解説しています。
このランキングの選び方
調査の範囲と評価軸
- 調査対象範囲:年会費が無料または条件付き無料で申し込める主要なクレジットカードのうち、Amazonでの還元に関係する特典またはポイントの出口を持つもの13枚を調べました。
- 主な除外条件:Amazon FashionやAmazonデバイスなど一部のカテゴリでしか上乗せがないもの、カード会社のポイントモールへのAmazon掲載が終了しているものは、Amazonでの一般的な買い物に効かないため除外しています。
- 評価軸と優先順位:①Amazonでの実効還元率(付与率 × Amazonでの1ポイントあたりの価値)②条件の少なさ(事前登録・最低利用金額・付与上限の有無)③年会費 ④Amazon以外での使い勝手。
- 基準日:2026年7月31日。年会費・還元率・条件・ポイントの交換レートは、いずれも各社およびAmazonの公式サイトで同日に確認しています。
- 広告掲載や報酬の有無は順位に影響していません。掲載順は上記の評価軸だけで決めています。当サイトのランキングの考え方はランキングの根拠と作成方針に記載しています。
Amazonのクレジットカードについてよくある質問
Amazonで一番還元率が高いカードはどれですか。
Amazonプライムに入っているなら、Amazon Prime Mastercardです。Amazon.co.jpでの利用が2.0%で、貯まるAmazonポイントはAmazonで1ポイント1円のまま使えるため、実効も2.00%になります。プライム会員でない場合は、dカードのdアカウント連携(2.0%相当)か、Amazon Mastercard(1.5%)が候補です。dカードの連携特典には1回の注文が5000円(税込)以上、1決済あたり100ポイントまでという条件があります。
プライム会員ではない場合でも、Amazon Mastercardを持つ意味はありますか。
あります。プライム会員以外でもAmazon.co.jpでの利用は1.5%で、年会費は永年無料です。事前登録もモール経由も要りません。ただし、Amazonでの年間利用額が12万円に満たない場合、還元率1.0%のカードとの差は年600円未満です。カードを1枚増やす手間と見比べて判断してください。
JCB CARD Wは、ポイントアップ登録をしないとAmazonでの還元率が下がりますか。
上乗せ分が付きません。2026年1月13日にOki DokiポイントがJ-POINTへ移行してから、Amazonの倍率は通常分にポイントアップ登録による上乗せを加える体系になりました。登録は無料ですが、ショップごと・カードごとに必要です。登録を済ませていない期間の買い物には、上乗せ分が付きません。
Amazonポイントに有効期限はありますか。
あります。Amazon.co.jpでの最後の購入、またはポイント獲得から1年間です。購入や獲得のたびに期限が1年延びるため、定期的に使っていれば失効しにくい仕組みです。期限が来たポイントは失効し、補償はありません。なお期間限定ポイントは扱いが異なり、Amazon.co.jpで買い物をしても有効期限は延長されません。
Amazon公式のクレジットカードは何種類ありますか。旧ゴールドカードは今でも申し込めますか。
現在の申込導線にあるのは、Amazon Mastercard(プライム会員以外向け)とAmazon Prime Mastercard(プライム会員向け)の2種類です。申込時のプライム会員登録の状況によって、どちらが発行されるかが自動的に決まります。旧「Amazon Mastercard クラシック」「同ゴールド」は2021年11月1日に新しいサービスへ移行しており、現在の申込ページには掲載がありません。すでにお持ちのカードは移行後もそのまま利用できます。
Prime StudentでもAmazonでの還元率2.0%は適用されますか。
適用されます。三井住友カードの公式サイトには、対象が「プライム会員資格の有るアカウント(無料体験中およびPrime Studentを含む)でAmazon Mastercardでお支払いされたご注文」と記載されています。Prime Studentの年会費は2950円(税込)、月会費は300円(税込)で、通常のAmazonプライム(年5900円・月600円)より低い金額です。
Amazon Mastercardはどのくらいで発行されますか。
三井住友カードの公式サイトによると、即時発行に対応しており、審査は最短5分です。即時発行の受付は9時から19時までの申込が対象で、インターネットで引き落とし口座を設定できる金融機関であることが条件になります。審査と電話認証のあと、カード番号をAmazonアカウントに登録すればその場で使えます。物理カードは最短3営業日で発行されます。ただし、常に即時発行できるとは限らない旨も公式サイトに記載されています。
Amazon Payで他のサイトの支払いをした場合も、Amazonと同じ還元率になりますか。
なりません。Amazon MastercardをAmazon Payで使った場合は、購入金額の1%分のAmazonポイントです。プライム会員の2.0%とプライム会員以外の1.5%は、Amazon.co.jpでの利用分に対する優遇のため、Amazon Payには乗りません。JCB CARD WもAmazon Payでの支払いを優遇の対象外にしています。
当ページの情報の根拠と信頼性
年会費・還元率・付与条件・ポイントの交換レートは、2026年7月31日に各カード会社およびAmazonの公式サイトで確認した値です。競合記事は参照していません。Amazonプライムの会費とAmazonポイントの仕様は、Amazon公式のニュースルーム(aboutamazon.jp)の記載を根拠にしています。
カード会社の公式情報
- 三井住友カード公式 Amazon Mastercard
- JCB公式 JCB CARD W
- JCB公式 J-POINTへの移行案内
- dポイント公式 Amazonでのdポイント
- PayPayカード公式
- リクルートカード公式
- 楽天カード公式
Amazon・決済事業者の公式情報
- Amazon公式 Amazonポイントの貯め方と使い方
- Amazon公式 Amazonプライムの特典と会費
- Amazon公式 Amazon Payの使い方
- PayPay公式 Amazonでのお支払いについて
公的機関
ご利用にあたっての注意
- 本ページは情報提供を目的としたもので、特定のカードへの申込を勧誘するものではありません。申込の可否や利用可能枠は各社の審査により決まります。
- 年会費・還元率・付与条件・ポイントの交換レートは改定されることがあります。申し込む前に各社の公式サイトで最新の条件をご確認ください。
- クレジットカードの利用は借入れです。リボ払いや分割払いの手数料、キャッシングの利息は、ポイント還元で取り戻せる金額を上回ることがあります。
- ポイントには有効期限があります。貯めた分を使い切れる見込みがあるかを先に確かめておきたいところです。
まとめ
Amazonでの支払いに使う1枚は、次の順番で決めると迷いにくくなります。
- プライム会員かどうかを確認する。プライム会員ならAmazon Prime Mastercardで実効2.00%。年会費は永年無料で、事前登録も金額条件もありません。
- プライム会員でないなら、1回の買い物の金額で分ける。1注文5000円以上が多いならdカードのdアカウント連携で2.0%相当、そうでないならAmazon Mastercardの1.5%が条件なしで受け取れます。
- 付与率ではなく、Amazonでの1ポイントの価値を掛けて比べる。JCB CARD Wは付与率2.0%でも、AmazonでJ-POINTを使うと1ポイント0.7円のため実効1.40%です。MyJCB Payで充当すれば2.00%に戻ります。
- 年間利用額が小さいなら、カードを増やさない判断もあります。Amazonでの年間利用額が12万円に満たない場合、還元率1.0%のカードから乗り換えても差は年1200円未満です。
プライム会費をカードの還元だけで取り戻すには、年間118万円のAmazon利用が必要です。プライムに入るかどうかは、配送特典やPrime Videoなど会費そのものの対価で判断することになります。
注意しておきたいこと
- リボ払いの登録を条件にしたキャンペーンは、受け取れる金額と手数料の両方を確認してから判断してください。仕組みはリボ払いの手数料で解説しています。
- 還元率を上げるためにカードを増やすと、明細の管理先が増え、ポイントが分散して失効しやすくなります。短期間に複数のカードを申し込むと信用情報に記録が残り、その後の審査に影響する場合があります。
- このページの年会費・還元率・条件・ポイントの交換レートは2026年7月31日に各社およびAmazonの公式サイトで確認した値です。いずれも改定されることがあるため、申し込む前に各社の公式サイトで最新の条件を確認してください。
Amazon以外でも使い勝手のよい1枚を探している方は高還元カードの比較、経済圏に合わせて選び直したい方は経済圏別カードの比較、カード全体から見直したい方はクレジットカードおすすめランキングへ進んでください。
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