ネット銀行金利比較ランキング

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ヒナコ

ヒナコ

メガバンクの普通預金にまとまったお金を入れているのですが、利息がほとんどつきません。ネット銀行は金利が高いと聞いたのですが、どれくらい違うのでしょうか?

トシ

トシ

結論から言えば、同じ金額を同じ期間預けても、受け取れる利息がまったく違う。ネット銀行の中にはメガバンクの数十倍から数百倍の金利を提供する口座が複数存在する。店舗や人件費を持たないネット銀行だからこそ実現できるコスト構造の差が、そのまま預金者への金利還元に反映されている。同じ100万円を預けるなら、高い金利の口座を選ばない理由はない。

ヒナコ

ヒナコ

数十倍から数百倍ですか!それはすごいですね。でもネット銀行によっても金利は違うのですよね?何を基準に選べばいいのでしょうか。

トシ

トシ

重要なのは「普通預金金利」と「定期預金金利」の両方を見比べることだ。さらに、見落としがちだが最も差がつくのが銀証連携の活用だ。ネット銀行とネット証券の口座を連携させるだけで、普通預金金利が劇的に跳ね上がる仕組みを多くのネット銀行が提供している。投資をしなくても連携設定だけで金利が優遇されるため、設定しない理由がない。

【元・金融コンサルタントの視点】「どこに預けるか」で利息は数十倍変わる

2026年現在、日本銀行の金融政策転換に伴い、各銀行の預金金利にも動きが出始めている。しかしながら、メガバンクの普通預金金利は依然として低水準にとどまっており、100万円を1年間預けても受け取れる利息はわずかな金額にすぎない。

一方、ネット銀行は店舗を持たないコスト構造を活かし、メガバンクの数十倍から数百倍の金利を預金者に還元している。特にauじぶん銀行や楽天銀行は、グループの証券口座との「銀証連携」を設定するだけで普通預金金利が大幅に優遇される仕組みを導入しており、この連携設定を行うか行わないかで受け取れる利息に圧倒的な差が生じる。

本ランキングでは、「普通預金金利(銀証連携後)」「定期預金金利」「金利優遇条件の達成しやすさ」の3軸から、金利の高いネット銀行トップ3を客観データに基づき比較した。預金保険制度により1金融機関あたり元本1,000万円までとその利息が保護されるため、高金利のネット銀行に預けることのリスクはメガバンクと本質的に変わらない。

主要ネット銀行 普通預金・定期預金金利比較

銀行名 普通預金金利(最大) 定期預金金利(1年) 銀証連携 特徴キャッチ
auじぶん銀行 業界最高水準(※連携時) 高水準 auカブコム証券 au経済圏の複数連携で驚異の高金利
SBI新生銀行 良好 業界最高水準(※新規等) SBI証券 新規口座開設の定期預金特別金利
楽天銀行 高水準(※マネーブリッジ時) 良好 楽天証券 連携だけで手軽に普通預金金利UP

※ 2026年3月時点の公式情報に基づく比較。金利は変動します。預金保険制度により1金融機関につき元本1,000万円までとその利息が保護されます。

第1位:au経済圏の複数連携で普通預金金利が驚異の高水準
TOTAL SCORE 98.0

auじぶん銀行

auカブコム証券・au PAY・au PAY カードとの連携条件を段階的に満たすことで、普通預金金利が業界最高水準まで引き上がる。定期預金金利も高水準であり、普通預金と定期預金の「合計利息」で他行を圧倒する。

auじぶん銀行で口座を開設する

※口座開設・維持費無料。預金保険制度対象

普通預金金利
業界最高水準(※各種連携時)
銀証連携
auカブコム証券との連携で金利UP
定期預金金利(1年)
高水準を維持
au PAY連携
au PAY残高チャージで金利UP
預金保険制度
対象(元本1,000万円まで保護)
グループ
KDDIグループ × 三菱UFJ銀行

なぜauじぶん銀行が金利ランキング1位なのか

auじぶん銀行が金利ランキングで1位に輝く理由は、「普通預金金利の最大値」が他行を圧倒している点だ。auカブコム証券との口座連携(銀証連携)に加え、au PAY・au PAY カードとの連携条件を段階的に満たすことで、普通預金金利が業界最高水準まで引き上がる。

この仕組みの最大の特徴は、「投資をしなくても金利優遇が受けられる」点だ。auカブコム証券の口座を開設して連携設定をするだけで金利が上がるため、証券口座で実際に株や投資信託を購入する必要はない。さらにau PAYへのチャージやau PAY カードの引き落とし設定を追加することで、金利が段階的にアップしていく。

定期預金金利も他行に引けを取らない高水準であり、「普通預金に置いているお金」と「定期預金に固定しているお金」の両方で高い利息を受け取れる。KDDIグループと三菱UFJ銀行の共同出資によるメガバンクの信頼性も兼ね備えており、預金保険制度の対象であることは言うまでもない。

金利で選ばれる3つの理由

  • 1. 複数連携で普通預金金利が業界最高水準に

    auカブコム証券・au PAY・au PAY カードとの連携条件を段階的に満たすことで、普通預金金利が段階的にアップ。すべての条件を達成した場合の金利はメガバンクの数百倍に達する。

  • 2. 定期預金金利も高水準で「合計利息」が最大化

    普通預金だけでなく定期預金金利も高水準を維持しているため、「すぐ使うお金は普通預金・使わないお金は定期預金」と使い分けることで、受け取る利息の総額を最大化できる。

  • 3. 投資不要で金利優遇が受けられる手軽さ

    銀証連携による金利優遇は「口座を連携するだけ」で適用される。証券口座で実際に投資をする必要はないため、投資に抵抗がある方でも安心して金利優遇だけを享受できる。

第2位:新規口座開設の定期預金特別金利が圧倒的
TOTAL SCORE 95.0

SBI新生銀行

新規口座開設者向けの定期預金特別金利が業界最高水準。通常金利も安定した高水準を維持しており、まとまった資金を定期預金で効率よく運用したい方の第一選択肢。SBIグループの総合力も強み。

SBI新生銀行で口座を開設する

※口座開設・維持費無料。預金保険制度対象

普通預金金利
良好な金利水準
銀証連携
SBI証券との連携に対応
定期預金金利(1年)
業界最高水準(新規特典あり)
新規特典
口座開設後の特別金利上乗せ
預金保険制度
対象(元本1,000万円まで保護)
グループ
SBIホールディングス傘下

なぜSBI新生銀行が定期預金派に選ばれるのか

SBI新生銀行の最大の武器は、新規口座開設者に提供される圧倒的な定期預金特別金利だ。口座開設後の一定期間は、通常金利を大幅に上回る特別プランで定期預金を預け入れることが可能であり、「まとまった資金を一気に高金利で固定したい」というニーズに最も合致する。

特別金利の適用期間が終了した後も、SBI新生銀行の通常の定期預金金利は業界高水準を維持しているため、継続して預け入れる場合でも他行に見劣りしない。普通預金金利ではauじぶん銀行に譲るものの、定期預金金利単体では業界トップクラスの実力だ。

SBIホールディングス傘下であり、SBI証券との口座連携による利便性も高い。証券口座との資金移動がスムーズに行えるため、定期預金で資産を守りつつ、必要な時に投資へ資金をシフトする戦略的な運用も可能だ。

定期預金派に選ばれる3つの理由

  • 1. 新規口座開設の特別金利が業界最高水準

    口座開設後の一定期間、通常金利を大幅に上回る特別金利が適用される。メガバンクからの乗り換えで最も「お得感」を実感できるのがSBI新生銀行だ。

  • 2. 通常金利も安定した高水準を維持

    特別金利の期間終了後も、1年もの・3年ものいずれの定期預金においても業界高水準の金利が継続。長期にわたって安定した利息を受け取ることができる。

  • 3. SBIグループの総合力で資産運用を効率化

    SBI証券との連携により、定期預金での安定運用と投資信託やNISAでの積極運用を同一グループ内でシームレスに切り替えることが可能。資産全体の最適化を1つのエコシステムで実現できる。

第3位:マネーブリッジ設定だけで手軽に金利UP
TOTAL SCORE 93.0

楽天銀行

楽天証券との口座連携「マネーブリッジ」を設定するだけで、普通預金金利が大幅に優遇される最も手軽な高金利口座。楽天経済圏のユーザーなら追加の手間なく、日常使いの口座をそのまま高金利化できる。

楽天銀行で口座を開設する

※口座開設・維持費無料。預金保険制度対象

普通預金金利
高水準(マネーブリッジ適用時)
銀証連携
楽天証券との「マネーブリッジ」
定期預金金利(1年)
良好な金利水準
楽天ポイント
給与受取・口座振替でポイント付与
預金保険制度
対象(元本1,000万円まで保護)
グループ
楽天グループ

なぜ楽天銀行が「手軽さ」で選ばれるのか

楽天銀行の最大の強みは、金利優遇を受けるまでのハードルの低さだ。楽天証券の口座を開設し「マネーブリッジ」を設定する——たったこれだけの操作で、普通預金金利がメガバンクの数十倍に跳ね上がる。auじぶん銀行のように複数サービスの連携条件を段階的に満たす必要がなく、1回の設定で金利優遇が完了する手軽さは業界随一だ。

楽天経済圏を日常的に活用しているユーザーであれば、すでに楽天銀行の口座を保有しているケースが多い。楽天証券の口座を追加で開設してマネーブリッジを設定するだけで、日常使いの口座がそのまま高金利口座に変わる。投資をする必要は一切なく、連携設定だけで金利が優遇される。

普通預金金利の最大値ではauじぶん銀行に、定期預金金利ではSBI新生銀行に譲るものの、「手軽さ」と「楽天ポイントとの連携」を加味した総合力では、すでに楽天経済圏にいるユーザーにとって最もコストパフォーマンスの高い選択肢だ。

楽天ユーザーに選ばれる3つの理由

  • 1. マネーブリッジ設定だけで金利が大幅アップ

    楽天証券の口座を開設し「マネーブリッジ」を1回設定するだけ。複数の条件を段階的に満たす必要がなく、最短5分で普通預金金利の優遇が開始される。投資をする必要は一切ない。

  • 2. 楽天経済圏との相乗効果でポイントも貯まる

    給与振込や口座振替を楽天銀行に設定することで楽天ポイントが付与される。金利で得られる利息に加え、ポイントも含めた「実質的なリターン」を考慮すると、楽天経済圏ユーザーにとっての総合的なお得度は非常に高い。

  • 3. 楽天証券との資金移動が自動で完結

    マネーブリッジを設定すると、楽天証券で株や投資信託を購入する際の資金が楽天銀行から自動的に移動される「自動入出金(スイープ)」機能が利用可能に。預金と投資の資金管理が完全自動化される。

結論:わずかな初期設定の手間を惜しまず、資産を守り育てる環境を構築せよ

メガバンクの普通預金に100万円を1年間預けて受け取れる利息と、銀証連携を設定したネット銀行に同じ100万円を預けて受け取れる利息——その差は数十倍から数百倍に及ぶ。この差は預金額が大きくなるほど、そして年月が経つほど如実に拡大していく。

銀証連携の設定は、1回の操作で5〜10分程度で完了する。この「たった数分の初期設定」を行うかどうかで、この先何年にもわたって受け取る利息が劇的に変わる。しかも、連携設定だけで金利優遇が受けられるため、投資を行う必要は一切ない。

預金保険制度により、すべてのネット銀行で元本1,000万円までとその利息が公的に保護される。メガバンクと同じ安全網の中で、数十倍の金利を享受できるのだから、口座を移さない理由を探す方が難しい。まずは1つ、ネット銀行の口座を開設して銀証連携を設定することから始めてほしい。

ネット銀行の金利に関するよくある疑問

Q. 銀証連携(ぎんしょうれんけい)とは何ですか?

銀証連携とは、同じグループ等のネット銀行とネット証券の口座をシステム上で紐づけるサービスのことです。連携を設定するだけで、銀行側の普通預金金利が大幅に優遇されたり、証券口座で株や投資信託を買う際の資金移動が自動で行われたりする非常に大きなメリットがあります。

Q. 普通預金と定期預金は、どのように使い分けるのが良いですか?

生活費の決済や、急なケガ・病気などの出費に備える「生活防衛資金(生活費の数ヶ月分)」は、いつでも自由に引き出せる普通預金に置いておくのが基本です。一方、車の購入資金や教育費など、数年間は使う予定が確定していない「余剰資金」については、より高い利息を得るために定期預金に預け入れるのが効率的な使い分けとなります。

Q. ネット銀行の金利は、今後変わる可能性はありますか?

はい、預金金利は日本銀行の金融政策や市場の金利動向に応じて変動します。特に普通預金は「変動金利」の性質を持つため、経済情勢によって事前の告知なく引き上げられたり、逆に引き下げられたりする可能性があります。最新の適用金利は各銀行の公式サイトで定期的にご確認ください。

Q. 金利が高いネット銀行にお金を預けて、もし倒産したらどうなりますか?

国内で営業する銀行はすべて預金保険制度(ペイオフ)に加入しています。万が一ネット銀行が破綻した場合でも、預金者1人当たり1金融機関につき「元本1,000万円までとその利息」が公的に保護されるため、金利の高さに関わらず安全に預け入れることが可能です。

Q. 新規口座開設の「キャンペーン金利」が終わった後はどうなりますか?

新規口座開設者向けの特別金利キャンペーンは、「最初の3ヶ月間」や「1年もの定期預金の初回満期まで」といった形で適用期間が限定されています。その期間が終了した後は、自動的にその銀行の通常の金利(店頭表示金利)に切り替わるため、事前に期間と終了後の適用条件を確認しておくことが大切です。

当記事の参考・出典

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