銀行×証券の組み合わせ比較

銀行×証券のおすすめ組み合わせ|金利・自動入出金で比較

結論からいうと、銀行から先に選ぶのではなく、使う証券会社を決め、その証券会社と連携できる銀行を選ぶと候補を絞りやすくなります。比較するのは金利の数字だけではありません。資金が普通預金に残るか連携専用預金へ移るか、買付時と売却後にどこまで自動で動くか、ATMや振込へ戻す手間まで確認します。

SBI証券を使う SBI新生とドコモSMTBを比較 新規で金利を重視するか、既存の銀行利用を維持するかで分かれます。両方の連携預金は併用できません。
楽天証券を使う 楽天銀行との連携が分かりやすい 普通預金を基準に、段階金利と注文時・受渡後の自動入出金を利用できます。
三菱UFJ eスマート証券を使う auじぶん銀行を比較 普通預金と証券連携特典を分け、自動入金・自動出金の別設定も確認します。

このページは「どの銀行×証券の組み合わせを選ぶか」を担当します。銀証連携の仕組み、メリット・デメリット、安全面は銀証連携の基礎ガイド、証券会社自体の比較はネット証券比較で確認できます。

最終更新日:

ヒナコ

ヒナコ

待機資金の金利が高い銀行から証券会社を選べばよいのでしょうか?

トシ

トシ

先に、NISAで買いたい商品や積立方法が合う証券会社を確認しよう。そのうえで金利、資金移動、普段の銀行利用を比べれば、金利差だけで使いにくい組み合わせを選ぶことを避けやすい。

銀行と証券の組み合わせは「証券会社→連携銀行」の順で選ぶ

預金金利の差は分かりやすい一方、証券会社ごとに取扱商品、NISA、積立方法、取引画面が異なります。銀行の金利を理由に証券会社まで決めると、投資を始めてから必要な商品や入金方法が合わない可能性があります。

1 証券会社の利用目的を決める

NISA、投資信託の積立、国内株など、利用する商品と入金方法を確認します。証券会社が未定なら、まずネット証券の比較へ進みます。

2 対応する連携銀行を確認する

同じ証券会社でも複数の連携銀行がある場合があります。SBI証券では、SBI新生銀行とドコモSMTBネット銀行が代表例です。

3 資金の置き場所と動き方を比べる

普通預金型か専用預金型か、買付時の自動入金、売却代金の戻り先、ATMへ移す操作を確認します。

4 金利・特典の条件を最後に比べる

上限残高、判定日、対象外支店、特典の支払方法、併用できないサービスまで確認して決めます。

金利差を円に直す:年0.55%と年0.48%の差は0.07ポイントです。100万円を1年間置き、金利が変わらない単純計算では税引前約700円の差です。証券会社の使いやすさや口座を増やす手間と並べて判断します。

このページの比較方法

個人がオンラインで利用でき、指定証券との連携により、買付時の自動資金移動または連携預金・金利特典に明確な違いがある組み合わせから、本ページで詳しく比較する5組を選びました。PayPay銀行×PayPay証券は往復の自動化を確認できる一方、普通預金金利は証券連携による上乗せではないため補足枠に分けています。掲載外の組み合わせが劣るという意味ではありません。

  1. 証券会社との適合:使う証券会社が決まっているか
  2. 資金移動:買付時と売却後に必要な操作
  3. 待機資金:預金の種類、金利・特典、上限と判定条件
  4. 日常利用:ATM・振込へ戻す手間と既存口座の継続性

総合点や一律の順位は付けません。広告・報酬の有無は掲載順を決める条件にしていません。詳しい共通方針は比較・掲載方針で公開しています。

銀行×証券の主な5組と補足1組を同じ軸で比較

金利は税引前の年率です。auじぶん銀行の証券連携上乗せは預金利息ではなく特典のため、利息と同一視しないように分けて表記します。共通の確認時点はページ上部の最終更新日です。

銀行×証券 資金の置き場所 金利・特典 買付時 売却後・余剰資金 向く状況
SBI新生銀行
× SBI証券
SBIハイパー預金(専用預金) 年0.55% 残高を買付余力へ反映し、必要額を受渡日に自動振替 売却代金等を受渡日に専用預金へ振替 SBI証券を使い、新しく連携先を選ぶ
ドコモSMTBネット銀行
× SBI証券
SBIハイブリッド預金(専用預金) 年0.41% 残高を買付余力へ反映し、必要額を受渡日に自動振替 売却代金等を受渡日に専用預金へ振替 同行をすでに利用し、SBI証券とつなぐ
楽天銀行
× 楽天証券
楽天銀行の普通預金 1,000万円以下 年0.48%
超過部分 年0.42%
対象取引の不足額を銀行から自動入金 受渡後、原則毎営業日21時以降に銀行へ自動出金 楽天証券を使い、普通預金を基準に管理する
auじぶん銀行
× 三菱UFJ eスマート証券
auじぶん銀行の円普通預金 普通預金 年0.41%
+連携特典 年0.10%相当
対象取引の不足額を自動入金(別設定) 原則毎営業日の所定時刻に自動出金(別設定) 三菱UFJ eスマート証券を使い、普通預金型を選ぶ
MATSUI Bank
× 松井証券
ドコモSMTBネット銀行マツイ支店の円普通預金 証券残高100万円未満 年0.51%
100万~1,000万円未満 年0.62%
1,000万円以上 年0.75%
日本株・投信の対象注文で不足額を自動入金 自動出金なし。手動のMATSUI Bank出金は原則リアルタイム 松井証券を使い、証券残高の条件を満たす
PayPay銀行
× PayPay証券
PayPay銀行の円普通預金 証券連携の金利上乗せなし
普通預金 年0.30~0.60%
株式・投信を銀行残高から自動決済 別設定で出金可能額を銀行へ自動出金 連携金利より株式・投信の往復自動化を比べる

※金利・特典は変動します。楽天銀行には判定日と対象外支店、auじぶん銀行には前月末判定と特典支払条件があります。MATSUI Bankは預金額ではなく証券残高で判定され、PayPay銀行の金利は年齢・預金残高条件で決まり証券連携上乗せではありません。自動入出金には対象外取引・受渡前資金などの制限があります。

預金保険の上限は商品・支店ごとの別枠ではありません:利息の付く普通預金や連携専用預金などは、同じ金融機関の対象預金を合算し、原則として1預金者・1金融機関ごとに元本1,000万円までと破綻日までの利息等が保護されます。SBIハイブリッド預金とMATSUI BankはどちらもドコモSMTBネット銀行の預金であり、同行の他の対象預金と合算します。詳しくは預金保険制度と1,000万円超の考え方を確認してください。

SBI証券の連携先は、SBI新生銀行とドコモSMTBネット銀行をどう選ぶ?

両方とも、代表口座の普通預金とは別の連携専用預金を使い、残高をSBI証券の買付余力へ反映します。違いは金利、銀行側のサービス、すでに使っている口座を変える手間です。同じSBI証券口座でSBIハイパー預金とSBIハイブリッド預金は併用できません。

SBI新生銀行が候補になる人

  • SBI証券の連携銀行を新しく選ぶ
  • 比較時点の専用預金金利を重視する
  • ATM利用前に普通預金へ戻す操作を許容できる
  • 既存のSBIハイブリッド預金を切り替える条件を確認できる

ドコモSMTBネット銀行が候補になる人

  • すでに同行の口座・サービスを利用している
  • SBIハイブリッド預金の運用を変えたくない
  • 金利差より口座変更の手間を小さくしたい
  • 専用預金から代表口座への振替を理解している

金利差の目安:年0.55%と年0.41%の差は0.14ポイントです。100万円を1年間置き、金利が変わらない単純計算では税引前約1,400円、500万円なら約7,000円です。既存口座の維持、ATM・振込優遇、切替手順と一緒に比較します。

SBIハイブリッド預金から切り替える場合:先にSBIハイブリッド預金を休止します。平日15時までに休止すると原則として翌銀行営業日の26時頃以降、それ以後または休日の休止は翌々銀行営業日の26時頃以降にSBIハイパー預金を申し込めます。休止時はハイブリッド預金の元金がSBI証券、利息がドコモSMTBネット銀行の代表口座へ移ります。定額自動振替も引き継がれないため、切替後に資金の置き場所と振替設定を確認してください。

普通預金金利を銀行横断で比べたい場合はネット銀行の普通預金金利比較、専用預金を含む資金移動の詳しい仕組みはスイープ機能ガイドを参照してください。

主な5組と補足1組の特徴・条件・見落としやすい点

SBI証券を新規連携する候補

SBI新生銀行 × SBI証券

待機資金
SBIハイパー預金は普通預金とは別の円預金で、比較時点の金利は年0.55%です。金利は毎日見直される変動金利です。
資金移動
残高が買付余力などへ反映され、必要額は受渡日にSBI証券へ自動振替されます。売却代金等は受渡日に専用預金へ戻ります。
注意点
専用預金からATM出金・振込・口座振替はできません。円普通預金へ振り替えて使います。SBIハイブリッド預金、新生コネクトとは併用できません。
既存の同行利用を生かす候補

ドコモSMTBネット銀行 × SBI証券

待機資金
SBIハイブリッド預金は代表口座とは別の円預金で、比較時点の金利は年0.41%です。商品上の預入上限はありません。
資金移動
専用預金残高が買付余力へ反映され、取引に必要な金額だけがSBI証券へ振り替えられます。売却代金等は通常、受渡日に専用預金へ戻ります。
注意点
専用預金からATM出金・振込・口座振替はできません。代表口座の円普通預金へ振り替えます。SBIハイパー預金とは併用できません。
普通預金を基準に管理する候補

楽天銀行 × 楽天証券

待機資金
マネーブリッジの設定により、普通預金1,000万円以下の部分は年0.48%、1,000万円を超える部分は年0.42%です。
資金移動
自動入出金を設定すると、対象取引の注文時に不足額を自動入金し、受渡後の出金可能額を原則毎営業日21時以降に銀行へ戻します。銀行に残す金額を設定できます。
注意点
当月の優遇には前月末終了時点の設定完了が必要です。第一生命・OKB・NCB・JRE BANKの各口座は優遇対象外です。取引商品や注文状況による自動入出金の対象外もあります。
三菱UFJ eスマート証券を使う候補

auじぶん銀行 × 三菱UFJ eスマート証券

待機資金
円普通預金年0.41%に、証券口座連携の年0.10%相当を加え、合計年0.51%相当です。上乗せ分は預金利息ではなく月次の特典です。
資金移動
auマネーコネクトと、自動入金・自動出金は別の設定です。対象取引の買付不足額を自動入金し、余剰資金は原則毎営業日の所定時刻に銀行へ戻せます。
注意点
上乗せ特典は前月末の連携状況と月中平均残高を基に翌月入金されます。自動入金と自動出金はそれぞれ設定し、対象取引・受渡前資金・残す金額を確認します。年0.75%のプレミアム金利優遇が適用される期間は「まとめて金利優遇」が適用されないため、年0.51%相当と年0.75%を合算できません。
松井証券残高で金利が決まる候補

MATSUI Bank × 松井証券

待機資金
MATSUI Bankは松井証券利用者向けのドコモSMTBネット銀行マツイ支店です。普通預金金利は、前月末最終営業日の対象証券残高により年0.51%・0.62%・0.75%の3段階で、判定月の翌々月に適用されます。
資金移動
日本株・投資信託の対象注文で不足額を普通預金から自動入金します。自動出金はなく、MATSUI Bank出金を手動操作すると原則リアルタイム・無料で銀行へ戻せます。
注意点
ランクは預金残高ではなく証券残高で決まります。IPO・PO、米国株、先物・オプション、FXなどはスイープ入金の対象外です。注文取消後の入金済み資金も自動では戻りません。
補足:連携金利ではなく往復自動化

PayPay銀行 × PayPay証券

待機資金
資金はPayPay銀行の円普通預金に置きます。比較時点の普通預金は年0.30~0.60%ですが、年齢・預金残高で決まる段階金利であり、PayPay証券との連携上乗せではありません。最大年0.60%の適用は1,000万円までで、超過部分は年0.40%です。
資金移動
連携後は株式・投資信託の購入代金を銀行残高から自動決済できます。自動出金を別途設定すると、受渡後の出金可能額を銀行へ戻せます。
注意点
受渡前資金や税金などで拘束された金額は自動出金の対象外です。最大年0.70%相当という表示は普通預金金利とPayPayポイントを合わせたもので、預金金利だけの数字ではありません。ポイント年0.10%相当は月中平均残高500万円までで、PayPayとの連携と受取設定が必要です。

2問で候補を整理:銀行×証券の組み合わせ判定

個別の商品を推奨する判定ではなく、このページ内で次に読むべき比較先を整理するための案内です。

Q1. 利用する証券会社は決まっていますか?
Q2. 銀行側で優先することは?

銀行・証券連携の比較で見落としやすい6点

1. 普通預金と専用預金を同じ扱いにする

専用預金は買付余力へ反映されても、ATMや振込に直接使えない場合があります。

2. 特典相当を預金金利として足す

auじぶん銀行の上乗せ分は、通常利息とは別の支払です。判定日と支払時期も確認します。

3. 連携すれば全取引が自動になると考える

口座連携と自動入出金が別設定のサービスがあり、対象商品・時刻・受渡前資金にも制限があります。

4. 段階金利の上限を見ない

楽天銀行は1,000万円以下と超過部分で金利が分かれます。残高全体へ同じ率を掛けません。

5. SBIの連携預金を二つ使えると考える

SBIハイパー預金とSBIハイブリッド預金は、同じSBI証券口座で併用できません。

6. 生活費と投資待機資金を分けない

自動入金の対象口座へ生活費を置く場合は、投資に使う上限と銀行側に残す資金を先に決めます。

銀行×証券の組み合わせに関するFAQ

Q. すでに証券口座がある場合、連携銀行はどう選びますか?

A. 利用中の証券会社に対応する銀行だけを候補にし、普通預金型か専用預金型か、買付時と売却後の資金移動、金利条件、ATMへ戻す手間を比較します。金利差だけを理由に証券会社まで変更せず、現在の取扱商品や積立方法を保てるかを先に確認します。

Q. SBI証券なら、SBI新生銀行とドコモSMTBネット銀行のどちらを選べばよいですか?

A. 新しく連携先を選び、待機資金の金利を重視するなら、比較時点では年0.55%のSBIハイパー預金が候補です。すでにドコモSMTBネット銀行を日常利用しているなら、年0.41%のSBIハイブリッド預金を継続する選択もあります。同じSBI証券口座では両方を併用できないため、金利差だけでなく口座変更の手間と銀行サービスも含めて選びます。

Q. auじぶん銀行の年0.51%は、すべて普通預金の利息ですか?

A. いいえ。比較時点では円普通預金年0.41%に、証券口座連携による年0.10%相当の特典を加えた合計です。上乗せ分は通常利息と同じ支払いではなく、前月末の連携状況や月中平均残高を基に翌月入金される特典です。

Q. 証券会社がまだ決まっていない場合、銀行から選んでもよいですか?

A. 先に、買いたい商品、NISA、積立方法、手数料で証券会社を比較する方が候補を整理しやすいです。その後、選んだ証券会社に対応する銀行の自動入出金と待機資金を比べます。銀行側の金利だけで証券会社まで決めると、利用したい商品や入金方法が合わない場合があります。

Q. 普通預金型と連携専用預金型は、どちらを選べばよいですか?

A. ATM、振込、口座振替に使う資金を同じ口座で管理したいなら、楽天銀行やauじぶん銀行などの普通預金型が比較候補です。SBI証券を使い、買付余力へ反映する専用預金を受け入れられるなら、SBIハイパー預金またはSBIハイブリッド預金を比べます。専用預金はATM等へ直接使えないため、普通預金へ戻す操作も判断材料です。

Q. 預金金利が高い組み合わせを選べばよいですか?

A. 金利だけでは決められません。たとえば年0.55%と年0.41%の差は、100万円を1年間置き、金利が変わらない単純計算で税引前約1,400円です。証券会社の商品、NISA、積立方法が合わない不便の方が大きい場合もあるため、証券会社の適合、資金移動、金利の順で確認します。

Q. MATSUI Bankの金利は、預金残高で決まりますか?

A. 通常のランク判定は預金残高ではなく、前月末最終営業日時点の松井証券の対象残高で決まります。比較時点では100万円未満が年0.51%、100万円以上1,000万円未満が年0.62%、1,000万円以上が年0.75%で、判定月の翌々月に適用されます。口座開設直後や給与受取による一時的なランク特典とは分けて確認します。

確認した主な公式一次情報

重要な金利・特典・資金移動・併用条件は、ページ上部の最終更新日時点で公式ページと商品概要説明書を照合しました。申込・設定前には、リンク先の最新条件を再確認してください。

結論:証券会社を決め、資金の置き場所と移動方法で連携銀行を絞る

SBI証券を使うなら、SBI新生銀行とドコモSMTBネット銀行を、金利・既存口座・切替の手間で比べます。楽天証券なら楽天銀行、三菱UFJ eスマート証券ならauじぶん銀行、松井証券ならMATSUI Bankが対応する比較候補です。PayPay銀行×PayPay証券は、連携金利ではなく株式・投信の往復自動化を比べる補足候補です。

最終判断では、表示金利だけでなく、普通預金か専用預金か、買付時にいつ資金が動くか、売却代金がどこへ戻るか、ATM・振込へ戻す操作、併用できないサービスを確認してください。

本ページは金融商品の比較・情報提供を目的とし、投資助言や口座開設の勧誘を行うものではありません。預金金利・特典・利用条件は変更される場合があります。株式・投資信託等は元本保証ではなく、価格変動等により損失が生じることがあります。各社の最新情報、契約締結前交付書面、約款を確認し、自身の判断で利用してください。

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