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振込・ATM手数料が無料になる銀行ランキング|メガバンク3行とネット銀行主要7行を徹底比較【2026年4月】

更新日:

他行振込・ATM手数料を、ネット銀行7行とメガバンク3行で比較した。1位は楽天銀行、2位は住信SBIネット銀行だ。下の比較表で全10行のスペックが一目で確認できる。

楽天経済圏で生活

1位 楽天銀行

給与受取で翌月振込3回無料/金利年0.38%

条件の簡単さ・バランス重視

2位 住信SBIネット銀行

振込・ATM月5回無料/定額自動入金が強力

3万円以上の入出金が多い

3位 PayPay銀行

3万円以上ならATM何度でも無料

振込・ATM手数料の比較【ネット銀行7行+メガバンク3行】

ネット銀行主要7行とメガバンク3行の他行振込・ATM手数料を同じ表で比較した。会社名をタップすると各社の詳細解説に移動できる。

順位 銀行名 他行振込
無料/月
ATM
無料/月
達成条件
1位 楽天銀行 0〜3回
+給与受取で3回
0〜7回 ハッピープログラム+会員ランク
2位 住信SBI
ネット銀行
5〜20回 5〜20回 スマート認証NEO設定
3位 PayPay銀行 給与受取で3回 1回+
3万円以上なら無料
条件なし/給与受取
4位 SBI新生銀行 1〜10回 5回〜無制限 SBI新生コネクト設定
5位 東京スター銀行 月5回
(キャッシュバック)
月8回
(キャッシュバック)
明細書を「郵送しない」設定
6位 auじぶん銀行 3〜15回 2〜15回 じぶんプラスのスタンプ獲得
7位 ソニー銀行 1〜11回 4回〜無制限 Sony Bank WALLET保有+残高
参考 三菱UFJ銀行 最大月3回 自行無料/
他行提携110円
メインバンク プラスのランク
参考 三井住友銀行
(Olive)
月3回 自行無料/
他行提携110円
Oliveアカウント契約
参考 みずほ銀行 最大月4回 自行無料/
他行提携110円
みずほマイレージクラブのステージ

※2026年4月時点の各社公式情報。無料回数はランク条件達成時の値。メガバンクは店舗数・住宅ローン・対面相談など総合力で強みがある。ネット銀行との併用で役割分担する選び方も合理的だ。

実際に支払う手数料の一覧 — 無料枠を超えたらいくら払うか

無料回数を使い切った後、1回あたり実際にいくら払うのか。この金額感を把握しておけば、口座選びの判断精度が上がる。以下は各行の代表的な手数料(税込・2026年4月21日時点)。

銀行名 他行振込
手数料
ATM出金
手数料
3万円以上
の扱い
特記
1位 楽天銀行 145円
(一律)
220〜275円
(提携先別)
ATM無料 同行宛無料
2位 住信SBI 77円
(一律)
165円
(ゆうちょ330円)
区分なし
同額
アプリATM無料※
3位 PayPay銀行 145円
(一律)
165円 ATM無料 月1回目無料
4位 SBI新生銀行 75〜214円
(段階制)
110円
(提携先外)
区分なし
同額
ダイヤで提携無料
5位 東京スター銀行 110円
(一律)
110〜220円 区分なし
同額
実質無料は返金式
6位 auじぶん銀行 99円
(一律)
110円
(ゆうちょ220円)
区分なし
同額
三菱UFJ宛無料
7位 ソニー銀行 110円
(一律)
110円
(提携先外)
区分なし
同額
セブン・イオン無料
参考 三菱UFJ 154〜220円
(ダイレクト)
110円
(時間外)
3万以上220円 auじぶん宛0円
参考 三井住友Olive 154〜220円
(ダイレクト)
110円
(時間外)
3万以上220円 SMBC信託宛無料
参考 みずほ銀行 110円
(一律)
110〜220円
(時間外)
区分なし
同額
2026/3改定済

※全て税込・2026年4月21日時点の公式情報。無料枠内であれば上記金額は発生しない。
※SBI新生はスタンダード214円/シルバー・ゴールド110円/プラチナ・ダイヤモンド75円と段階変動。
※住信SBIの「アプリでATM」(セブン銀行・ローソン銀行限定)は2024年12月以降ランク問わず何度でも無料。
※楽天銀行の220円グループ:みずほ・セブン・イオン・PatSat/275円グループ:E-net・ローソン・三菱UFJ・ゆうちょ・VIEW ALTTE。VIEW ALTTEは出金のみ対応(入金不可)。
※住信SBIは2026年5月1日スマプロ改定・8月3日「ドコモSMTBネット銀行」へ社名変更予定。

💡 グループ内送金を使い倒すテクニック
三井住友銀行 → SMBC信託銀行宛は、SMBCダイレクト経由なら Olive契約の有無を問わず無条件で無料。auじぶん銀行 ⇔ 三菱UFJ銀行も三菱UFJダイレクト・じぶん銀行アプリ経由でどちらも0円で送金できる(MUFGグループ内の「他店扱い」ルール)。グループ関係を活かせば、メガバンクを経由する場面でも手数料をゼロに抑えられる。

迷ったらこの1行 — 1位 楽天銀行

主要ネット銀行のなかで、楽天経済圏で生活している読者なら楽天銀行が一番のおすすめになる。理由は3点に集約される。

給与受取だけで翌月他行振込が3回無料になる継続特典。ハッピープログラムのエントリー(無料)が前提だが、給与・賞与・年金の受取を楽天銀行に設定するだけで、自動的に翌月3回の無料枠が生まれる。他行振込手数料145円×3回×12ヶ月=年間約5,220円相当の節約になる。

楽天証券との連携(マネーブリッジ)で普通預金金利が年0.38%にアップする(2026年4月1日時点・税引前)。2026年1月1日から、優遇金利の適用残高が300万円から1,000万円へ大幅拡大された。100万円を預けるだけで年3,800円(税引前)の利息が上乗せされる計算だ。楽天モバイル契約中なら、ボーナス金利と合わせて最大年0.64%までアップする。

ハッピープログラムで取引ごとに楽天ポイントが貯まること。会員ステージが上がるごとにATM手数料も最大月7回まで無料になる。楽天カード・楽天市場・楽天証券との連携で、ポイント還元が手数料を上回るケースも珍しくない。

ただし、条件の簡単さとハブ機能で選ぶなら住信SBI3万円以上のまとまった入出金が多いならPayPay銀行月10回以上の振込ヘビーユーザーならSBI新生銀行と、使い方で選び分けるのが現実的だ。

⚠ 楽天銀行の給与受取特典は、会社側が「給与振込」電文で送金している場合のみ適用される。入出金明細の摘要欄に「給与」「給振」「賞与」などと表記されていれば判定成功だ。

自分に合うネット銀行タイプ別フローチャート

銀行口座は無料で開設できるため、迷ったらメイン+サブの2口座体制で始めるのが合理的な選択になる。

タイプ別おすすめ銀行フローチャート あなたの優先は? ATM無料回数を重視 振込無料回数を重視 コンビニATM多用? 預金金利も重視? 月3回以下で十分? 月5回以上? 住信SBIネット銀行 ATM月5回無料 (スマプロランク2) 東京スター銀行 ATM実質月8回無料 (キャッシュバック型) SBI新生銀行 普通預金 年0.30% (ダイヤモンド) 楽天銀行 振込月3回無料 (ハッピープログラム) GMOあおぞら 振込月20回無料 (2テックま君) 💡 迷ったら「メイン+サブ」の2口座体制がおすすめ メイン:住信SBIネット銀行(ATM・振込バランス型) サブ :目的特化型(金利→SBI新生 / ポイント→楽天 / 振込→GMOあおぞら) ※ 無料回数は2026年4月時点のデフォルト条件(特別な取引なしで適用)を基準に記載 ※ 各行のランク制度・キャンペーンにより上限は変動する場合がある

図①:タイプ別おすすめ銀行フローチャート。自分の使い方から該当する分岐をたどれば、最適な1行が見える

メガバンクとネット銀行の年間手数料を試算で比較

メガバンクとネット銀行では、同じ使い方をした場合の年間手数料にどれくらい差が出るのか。月5回ATM出金+月3回他行振込の一般的な利用パターンで試算し、客観的な比較結果を提示する。

月5回ATM・月3回他行振込の一般家庭ケース

銀行 ATM×5回 他行振込×3回 月額 年間
メガバンク
(時間外・窓口相当)
550〜1,100円 660〜1,320円 約1,200〜
2,400円
約14,400〜
28,800円
ネット銀行
(条件達成時)
0円 0円 0円 0円
差額 年間約1.4万〜
2.9万円

※メガバンクの手数料は2026年4月時点の一般的な時間外・他行宛(3万円未満)の料金を想定。

同じ使い方を数年続ければ、累積額は無視できない規模になる。年間の差額を把握したうえで、自分の利用パターンに合わせて口座を選ぶのが合理的だ。

月5回ATM・月3回他行振込の年間手数料比較 月5回ATM出金+月3回他行振込の年間手数料(試算) 2026年4月時点の一般料金で試算/条件達成時の無料回数を反映 ¥30,000 ¥22,500 ¥15,000 ¥7,500 ¥0 年間手数料(円) ¥28,560 三菱UFJ (時間外) ¥27,120 三井住友 (時間外) ¥24,720 みずほ (時間外) メガバンク ¥0 楽天銀行 (給与受取) ¥0 住信SBI (ランク2) ¥0 PayPay (給与+3万以上) ネット銀行(条件達成時) ※ATM110〜220円/回、他行振込220〜330円/回として算出。条件達成で無料

図②:月5回ATM・月3回他行振込の年間手数料試算。メガバンクとネット銀行(条件達成時)で年間約1.4〜2.9万円の差が発生する

⚠ ただしメガバンクは店舗数・ATM設置数・住宅ローンなどの総合力では優れている。手数料比較だけでメイン口座を完全に切り替えると、対面相談など別の利便性を失う可能性もある点は押さえておきたい。

💡 表の見方のポイント

  • 「最大50回無料」より「デフォルト無料回数」を見る。日常の家計には3〜5回あれば足りる
  • 1回110〜220円の手数料は小さく見えるが、累積すると年間数万円の差
  • 年間節約額はATM・振込手数料シミュレーターで試算できる

7行の詳細比較 — 使い方別の向き不向き

ネット銀行7行のスペックと、どんな使い方に合うかを個別に見ていく。ネット銀行のランク制度の仕組みも合わせて押さえておきたい。

1位 楽天銀行 — 給与受取で翌月振込3回無料/マネーブリッジで金利年0.38%

向いている人:楽天経済圏で生活している/楽天証券も併用している

★給与・賞与・年金の受取設定で、翌月の他行振込が3回無料になる継続特典が最大の武器。

  • 他行振込無料回数:月0〜3回(ハッピープログラム会員ステージによる)+給与受取で翌月3回無料
  • ATM無料回数:月0〜7回(スーパーVIPで最大)
  • 達成条件:ハッピープログラムへのエントリー+会員ステージ(残高・取引件数による)
  • 楽天証券連携(マネーブリッジ):普通預金金利が年0.38%(2026年4月1日時点・税引前)。対象残高は1,000万円以下(2026年1月改定で拡大)
  • 楽天モバイル契約時:ボーナス金利と合わせて最大年0.64%(2026年2月開始、300万円上限)
  • 口座数:1,800万口座突破(2026年3月時点)
⚠ 会員ステージを上げるには残高10万円以上や一定の取引件数が必要。デフォルト(ベーシック)のままでは無料回数が0回になる点には注意しておきたい。
コンサル視点:楽天経済圏を本格的に使っているなら、この銀行が自然な選択になる。楽天証券・楽天カード・楽天ペイ・楽天市場の全体でポイントが循環し、還元が手数料負担を上回る使い方も現実的だ。給与受取設定だけで翌月3回の無料枠が生まれる設計は、手数料を意識しない日常運用に向いている。→ 給与口座設定の詳細は給与振込口座ランキングも参照。

2位 住信SBIネット銀行 — スマプロランク2で月5回無料+定額自動入金が強み

向いている人:条件の簡単さで迷いたくない/メガバンク給与口座から資金移動するハブ口座が欲しい

★現行のスマプロランク2の適用で、他行振込・ATMがそれぞれ月5回無料。さらに他行から手数料無料で資金移動できる定額自動入金サービスが独自の強み。

  • 他行振込無料回数:月5回(ランク2)〜月20回(ランク4・最大)
  • ATM無料回数:月5回(ランク2)〜月20回(ランク4・最大)
  • 現行の達成条件:スマート認証NEO(生体認証)の設定
  • 独自サービス:定額自動入金(他行から手数料無料で毎月資金移動できる機能。ハブ運用の核)
2026年5月1日からスマートプログラム改定予定(2025年11月公式発表)。新ランク制度では「預金残高」または「給与受取+口座振替」の達成が判定軸となり、スマート認証NEOの登録単独ではランクアップ条件から除外される。5月以降も残高50万円以上か給与受取+口座振替の達成でシルバー(月5回無料相当)を維持可能だ。
⚠ さらに2026年8月3日に「ドコモSMTBネット銀行」へ社名変更予定(2025年10月にNTTドコモの連結子会社化)。サービス内容は継続するが、サイト名・アプリ名が変わる。
コンサル視点:条件の簡単さと定額自動入金の組み合わせは、他行にない強みだ。メガバンクの給与口座から手数料無料で資金を吸い上げられるため、会社指定で給与口座を変えられない読者にとって、後述するハブ&スポーク戦略の中核を担える。5月改定後は条件が少し複雑になるため、4月中に口座開設して3月取引実績を作っておく判断もあり得る。

3位 PayPay銀行 — 3万円以上の入出金ならATMが実質無制限無料

向いている人:家賃・学費などまとまった金額を動かすことが多い/PayPayユーザー

★毎月1回目は金額問わず無料。2回目以降も利用金額3万円以上なら何度でも無料という独自仕様を持つ。

  • ATM手数料:毎月1回目無料/2回目以降も3万円以上なら無料、3万円未満は165円
  • 他行振込無料回数:給与受取設定で月3回無料
  • PayPayマネー入出金:何度でも無料
  • 運営:国内初のネット専業銀行(2000年〜)
⚠ 3万円未満の少額出金を頻繁に行う場合は向かない。条件なしの月間無料回数は1回で、他行の月5回と比べると見劣りする。
コンサル視点:「3万円以上なら何度でも無料」という仕様は、他行にない独自のポジションを持つ。家賃・学費・クレジットカード引き落としなど、毎月まとまった金額が動く生活スタイルなら、実質的にATM無制限無料の効用を得られる。PayPayマネーへの出金が無料な点も、キャッシュレス運用と親和性が高い。

4位 SBI新生銀行 — SBI新生コネクト設定でATM無制限無料

向いている人:月の振込回数が多い/ATMで頻繁に現金を動かす

★SBI証券連携(SBI新生コネクト)の設定のみで「ダイヤモンドステージ」に到達。提携ATMは無制限無料になる。

  • 他行振込無料回数:月1回〜最大10回(ダイヤモンドステージ時、2024年6月改定)
  • ATM無料回数:ダイヤモンドステージで提携ATM無制限無料(セブン・イーネット・ローソン・イオン等)
  • 達成条件:SBI新生コネクト設定のみ。28歳以下・60歳以上はそれだけで自動適用
  • 独自特典:ダイヤモンドステージ円普通預金金利年0.40%(税引前)/SBIハイパー預金との連携で資産運用も一体化
⚠ SBI新生コネクトの設定にはSBI証券口座が必要。メガバンクしか使っていない人にとっては、最初のステップが1つ増える。
コンサル視点:他行振込10回とATM提携無制限無料を設定ひとつで獲得できるバランスは、他行にない強みだ。現金中心の生活スタイルを維持したい人、給与以外にも頻繁に資金移動がある人には向く。条件達成の簡単さでは住信SBIに次ぐ水準に入る。

5位 東京スター銀行 — 手数料実質無料+普通預金金利年0.7%の二刀流

向いている人:手数料と同時に普通預金金利も重視したい/貯蓄用のサブ口座を探している

★口座開設+取引明細書の郵送「なし」設定で振込5回・ATM8回が実質無料(キャッシュバック方式)。普通預金金利もトップクラス。

  • 他行振込無料回数:月5回(実質無料・キャッシュバック)
  • ATM無料回数:月8回(実質無料・キャッシュバック)
  • 達成条件:取引明細書の郵送を「郵送しない」に設定
  • 普通預金金利:年0.7%(2026年1月9日適用開始・税引前)。条件は「給与・年金受取口座指定」または「資産運用商品300万円以上保有」または「NISA口座保有+投資信託購入」のいずれか
⚠ キャッシュバック方式のため、いったん手数料が引き落とされた後に翌月第1銀行営業日に返金される。明細を見て驚かないよう、仕組みを把握しておきたい。キャッシュバックの上限は手数料が発生した月の預金平均残高の10%。
コンサル視点:メガバンクの普通預金金利(0.001%台)と比較すると数百倍の水準で、手数料も実質無料という設計は他行にない。住信SBIやSBI新生のサブ口座として、貯蓄専用で使うと金利メリットを最大化しやすい。メイン生活費口座と役割を分けると機能が活きる。

6位 auじぶん銀行 — じぶんプラスで最大15回無料

向いている人:au・UQモバイルを使っている/Pontaポイントを貯めている

★じぶんプラスのスタンプ収集でランクアップ。au経済圏との連携が強い。

  • 他行振込無料回数:月3回〜15回(じぶんプラスのランクによる)
  • ATM無料回数:月2回〜15回(じぶんプラスのランクによる)
  • 達成条件:じぶんプラスのスタンプ収集(給与受取・口座振替・定額自動入金等)
  • auユーザー特典:au PAYチャージ等でPontaポイント還元
⚠ スタンプ収集が必要なため、住信SBIやSBI新生と比べると達成難易度はやや上がる。au経済圏を使っていない人にとっては魅力が限定的だ。
コンサル視点:au経済圏のユーザーにとっては自然な選択肢だが、経済圏外の人が単純に手数料目的で選ぶなら、条件の簡単さで住信SBIのほうが合理的な場面が多い。

7位 ソニー銀行 — 外貨預金に強い/Sony Bank WALLETで無料枠拡張

向いている人:外貨預金も視野に入れている/海外でのデビット決済をよく使う

★Sony Bank WALLET保有で無料回数が最低2回〜最大11回まで拡張。

  • 他行振込無料回数:月1回〜11回(Club Sランクによる/カード保有で月2回)
  • ATM無料回数:月4回〜無制限(Club Sランクによる)
  • 達成条件:Sony Bank WALLET保有+預金残高・取引実績
  • 独自強み:外貨預金の取扱通貨が豊富/為替手数料にも競争力あり
⚠ 最上位のプラチナランクには外貨預金500万円相当など高い条件がある。一般ユーザーのデフォルトランクでは、上位行と比べると無料回数で見劣りする。
コンサル視点:外貨預金や海外でのデビット決済を視野に入れるなら、ソニー銀行の独自性が活きる。純粋に日本円の手数料比較だけでは順位が下がるが、外貨の利便性まで含めて評価すると有力な候補に入る。

給与口座がメガバンク指定でも手数料ゼロを実現する方法 — ハブ&スポーク戦略

問題の整理

給与振込口座は会社が指定するケースが多く、自由に変更できない人も多い。完全な乗り換えを諦めていた層に、「併用」という第3の選択肢を示しておきたい。

ハブ&スポーク戦略の全体像

手数料ゼロ包囲網 ハブ&スポーク戦略 給与口座がメガバンク指定でも手数料ゼロを実現する方法 住信SBIネット銀行を「資金移動のハブ」にして、目的別に振り分ける STEP 1 STEP 2 STEP 3 🏦 メガバンク 給与口座 会社指定 (変更不可) 定額自動入金 (手数料無料) 💰 住信SBI ネット銀行 (資金移動ハブ) 他行振込・ATM 月5回無料 ① 生活費用 住信SBIデビット・ 他行振込(月5回無料) ② 貯蓄用 東京スター銀行 (金利年0.7%) ③ まとまった出金 PayPay銀行 (3万円以上なら無料) ✅ 給与口座はメガバンクのまま。 ハブで吸い上げて目的別に振り分ければ、手数料は完全にコントロールできる

図③:メガバンク給与口座から住信SBIネット銀行をハブにし、目的別に3口座へ振り分ける戦略

具体的な手順(3ステップ)

ステップ 内容
STEP 1 住信SBIネット銀行の口座を開設し、スマート認証NEOを設定
STEP 2 「定額自動入金サービス」でメガバンク給与口座から住信SBIへの自動入金を設定(手数料無料)
STEP 3 住信SBIから生活費・貯蓄・まとまった出金用の各口座へ自動振り分けを設定

この戦略のメリット

会社指定の給与口座を変更する必要がなく、メガバンクの店舗・ATM利便性も維持できる。そのうえで他行振込・ATM手数料を無料化し、資金移動まで自動化することで家計管理の工数も減らせる──という4点が同時に成立する。

振込×ATM無料回数マップ — 7行を2軸で視覚化

7行の無料回数を「振込軸」と「ATM軸」の2軸で視覚化する。自分の使い方に合う銀行が一目で見えてくる。

振込 × ATM 無料回数マップ デフォルト条件(特別取引なし)での無料回数を2軸でプロット 振込無料回数(回/月)→ ATM無料回数(回/月)→ 0 5 10 15 20 5 10 15 20 バランスゾーン 住信SBI 5/5 楽天銀行 3/7 東京スター 3/8 GMO 20/2 ← 振込特化型 SBI新生 10/∞ ← ATM無制限 ソニー 1/4 PayPay 0/3 読み方:振込/ATM 右上ほど無料回数が多い 緑エリア=バランス型 ※ 各行のデフォルト条件(口座開設のみ/簡易条件達成)での月間無料回数。2026年4月時点

図④:住信SBI・東京スター・楽天銀行が「条件が簡単で無料回数も多い」中央ゾーンに集中。SBI新生は右上の独自ポジション

手数料無料の銀行を選ぶ3つの視点

ネット銀行は行ごとに特典内容が違うが、選ぶ基準を3つに整理すれば判断がぶれない。

手数料無料の銀行を選ぶ3つの視点 銀行選びで見るべき3つの視点 01 デフォルト 無料回数 が基準 月3〜5回 「最大50回無料」 より日常の 家計に効く回数を 見る 02 ATMの 隠れコスト を見落とさない 24時間365日 時間外110円は 日常で見逃しがち どのコンビニが 無料かで差が出る 03 1行主義より 併用主義 で実現 ハブ&スポーク メガバンクは 受け皿で残し ネット銀行を ハブに挟む

図⑤:デフォルト無料回数・隠れATMコスト・併用主義。この3点で判断すれば銀行選びはぶれない

トシ×ヒナコ ― 手数料無料化の実践

銀行の手数料を無料にする方法について、元金融コンサルタントのトシが初心者の疑問に答える。

ヒナコ

ヒナコ

会社の給与振込口座がメガバンク指定で変えられないんです……。ネット銀行に乗り換えたくても無理ですよね?

トシ

トシ

諦めるのは早い。給与口座を変えなくても、手数料ゼロは作れる。住信SBIネット銀行の「定額自動入金サービス」で、メガバンクの給与口座から毎月決まった額を手数料無料で吸い上げられる。着金後は他行振込・ATMが月5回無料だ。給与日の翌日に生活費・貯蓄・投資へ自動振り分けする仕組みを作れば、手数料はほぼコントロールできる。

ヒナコ

ヒナコ

すごい……! でも、何社も口座を持つのは管理が大変そうです。口座は1つに絞った方がいいんでしょうか?

トシ

トシ

目的別に2〜3個持つ方が合理的だ。「給与受取=メガバンク」「生活費ハブ=住信SBI」「PayPay連携=PayPay銀行」のように役割で分ける。口座開設・維持費は全て無料だ。使わなければコストは発生しない。最初は楽天銀行か住信SBI1行から始めて、慣れてきたら目的別に追加するのが現実的なペースになる。

よくある質問(FAQ)

Q1. 給与振込口座がメガバンク指定で変更できません。手数料を無料にする方法はありますか?

ある。住信SBIネット銀行の「定額自動入金サービス」を使えば、メガバンクの給与口座から毎月定額を手数料無料で住信SBIへ移動できる。移動後は他行振込・ATMが月5回無料になる。給与口座を変えずに手数料ゼロを組み立てるハブ&スポーク戦略が成立する。auじぶん銀行・SBI新生銀行も同様のサービスを提供している。

Q2. コンビニATMで「入金」も無料回数を消費しますか?

多くのネット銀行では入金・出金の両方が無料回数にカウントされる。ただしSBI新生銀行はダイヤモンドステージで入出金ともに提携ATM無制限無料。PayPay銀行は3万円以上なら入出金とも無料になる独自仕様を持つ。各行の仕様を事前に確認しておきたい。

Q3. 無料回数を使い切った後はどうなりますか?

通常の手数料が発生する。住信SBIやSBI新生の1回あたり手数料は75〜110円程度で、メガバンクの半額以下だ。月の利用回数が無料枠を超える場合は、複数口座の併用で振込枠・ATM枠を分散させる方法が現実的になる。

Q4. 複数のネット銀行を使い分けるメリットは?

無料回数の合計枠が拡大する。楽天銀行(給与受取で翌月3回)+住信SBI(月5回)の併用なら、月8回の振込枠を確保できる。さらに「生活費=住信SBI」「ポイント貯蓄=楽天」「まとまった出金=PayPay」のように目的別で使い分けると、家計管理の見える化も進む。

Q5. 個人口座と法人口座で手数料は違いますか?

違う。多くのネット銀行では、法人口座の手数料無料特典は個人口座より少なく設定されている。個人事業主が屋号付き口座を開設する場合、銀行によっては個人口座扱いで無料特典を受けられるケースもある。開設前に、自分の事業形態がどのプランに該当するか確認しておきたい。→ ネット銀行用語集も参考になる。

Q6. 住信SBIネット銀行の2026年5月改定で無料回数はどう変わりますか?

2026年5月1日から、ランク判定条件が「スマート認証NEO設定」から「預金残高」または「給与受取+口座振替」等へ変更される(2025年11月公式発表)。無料回数の上限自体は現行と同じ最大月20回で変わらない。ただしスマート認証NEOだけでランク2を維持してきた層は、5月以降に残高50万円以上または給与受取+口座振替の達成がないとベーシックに降格する可能性がある。さらに2026年8月3日には「ドコモSMTBネット銀行」への社名変更も予定されており、サービス内容は継続するがサイト名・アプリ名が変わる。

Q7. 三井住友銀行からSMBC信託銀行、三菱UFJ銀行からauじぶん銀行への振込は無料ですか?

どちらもインターネットバンキング経由(SMBCダイレクト/三菱UFJダイレクト)なら無料だ。三井住友 → SMBC信託はOlive契約の有無を問わず無条件で0円。三菱UFJ ⇔ auじぶんは「他店扱い」(自行内他支店宛と同カテゴリ)で0円となり、相互に手数料ゼロで送金できる。ATM経由だと三菱UFJ→auじぶんは110〜330円の手数料が発生するため、ダイレクト利用が推奨される。

─ まとめ ─

使い方別のベスト1行

現実的な進め方

  • 給与口座がメガバンク指定でも、住信SBIの定額自動入金でハブ&スポーク戦略が組める
  • 「1口座主義」から「2〜3口座の併用」へ切り替えるだけで手数料はコントロールできる
  • 最初の1歩は楽天銀行か住信SBIの1行から。使い方が見えてから目的別に追加していく

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